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野球のヤジについて思うこと

なんか甘いよな。
ファンだって安くない金払って観に来てんねんから不甲斐ない試合見せられたらヤジの一つや二つは仕方ないと思う。

横浜関根、ヤジに応戦

今回は少し野球ネタを。

8月4日に横浜スタジアムで行われた阪神タイガースと横浜DeNAベイスターズの試合後、横浜ファンがヤジを飛ばした。

それに対して横浜の関根が「帰れ!お前!」と言い返した。

その動画がこれだ。

以下の動画により、上記のヤジに対して関根が反応した可能性が高いことがわかった。

この後関根はTwitterでこのようなお気持ち表明をしていた。

当初は相当ひどいヤジやったんかなと思った。
でも上の動画を見ればヤジを飛ばしたファンはおかしなことは言ってない。
「キャプテンなんだからしっかりしろ!打てない守れないならせめて全力疾走くらいしろ!」
これのどこがひどいんだろう。普通に叱咤にしか思えん。
実際に佐野は長らく不振でこの次の日の試合でも致命的なエラーを犯してたしね。

少なくともこのヤジを飛ばしたファンはネットでしかイキれないチー牛陰キャよりはるかにマシだと思う。

それに加えてこの日の横浜はエラーを4つも犯したうえに自滅に等しい逆転負けを喫している。

現地のファンはあれくらい言うてええと思うよ。
俺も観に行った試合で阪神がこんなプレイしてたらヤジの一つや二つは出ると思うww

ちなみに「BASEBALL KING」の記事でも関根はこの件について触れている。

翌日本人は「ひとりの人が佐野さんに対してめちゃめちゃ言っていたんですよ。スタッフさんも止めてたけどその人はずっと言っていたので」と回想。「そこについてはわからないとは思うので、仕方ないとは思いますけど」と前置きしつつ「僕からしたら、チームのために日々頑張ってくれているキャプテン(佐野)に対して、あの場面でずっと言われたままにしておくよりも、個人的にはパッと言って終わったほうがいいと思いました」と説明。

出典:「「言われたことをそのままにしていくことが、僕にはいいこととは思えなかった」トライ・アンド・エラーを経てチームを支えるDeNA・関根大気の“チーム愛”」,BASEBALL KING

この記事からも関根が上記のヤジに反応しているのは間違いないといえる。

批判と誹謗中傷は違う

この関根の件でも思ったけど、最近のこの「選手は頑張ってるから批判するな!」みたいな風潮しんどいわ。
ちょっと選手に甘すぎるように思う。
プロは結果が全てなんやから、ダメなときに叩かれるのは仕方ないだろう…

もちろん、「氏ね」とか「頃す」みたいないわゆる"脅迫"は絶対にやってはいけない。
ただ、「しっかりせえよ!」とか「○○(選手名)使え!」とかの"批判"なら場合によってはやむなしだと思う。

まあ批判と誹謗中傷の境界は人によってさまざまなので、今後はずっとこの問題を抱えていくことになるんだろうけど。

最後に

あのヤジ程度で誹謗中傷ならもう信者みたいに全肯定するしかないやん。

応援している球団がエラーしまくりチャンス潰しまくり打たれまくりで情けなく敗戦しても、
「頑張ったね」「惜しかったね」「次も頑張ろうね」
こんなことしか言ったらあかんいうことやろ。

悪いけどそんなお花畑じゃないんだわ、はっきり言うて。
ほんまに息苦しい世の中になったよな。

「弱い時も応援してこそ本当のファン」というのはその通りだと思う。
でも信者のように反対意見を敵対視し、全肯定することが「応援」とは俺は思えないなあ。

愛しているからこそ、きついことも言ってしまうんだよ。
本当にどうでもよくなったら批判すらしないし、そもそも試合なんか見なくなると思うよ。



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