紫陽花に、ロミオとジュリエットを重ねる|つぶやき
💐数日分の写真を整理しながら💐
これは、『ロミオとジュリエット』第2幕第2場、あの有名な、バルコニーで愛を語り合うシーンのようではないですか💜
というわけで、
こちらがロミオ。
ジュリエットは、紫陽花でいうなら、
こんな感じ?🥰
バルコニーで物思いにふけるジュリエットを遠目に、ロミオが言います。
But soft, what light through yonder window breaks?
It is the east, and Juliet is the sun.
だが待て、あの窓からこぼれる光はなんだ?
あちらは東、ならばジュリエットは太陽。
数日前に見かけた↓
「リシマキア・コンゲスティフローラ」
このタイプの通り名は、Midnight-sun。
真夜中の太陽。
ジュリエットのことなのね...(個人的な妄想です)
バルコニーから身を乗り出すジュリエット姉妹♡
💎ジュリエットについて💎
ジュリエットは、悲劇のヒロインというイメージのわりに、積極的で開放的な女性です❤️
自分からプロポーズするタイプのお嬢様💕
あふれる恋慕を、ロミオ(と観客)に向けて高らかに歌い上げる様は圧巻です。
でもね、その人物造形は、劇だからこそ、だと思うのよね...🤔 劇というのは、ことばを連ねるしかない表現形式です。想いを込めて無言で見つめるわけにはいかないのです💦
だから、本当のジュリエットは、もう少し、もの静かな女性だったのかもしれません。
でも。シェイクスピアの見事な台詞に耳を傾けていると、能弁なジュリエットでよかった、と思うのです。(ただし、自分で書くとなると小っ恥ずかしくて無理🙄 鑑賞するのは大好きですが🤔💕)
🍀ついでに私の好きな台詞をふたつ🍀
O Romeo, Romeo, wherefore art thou Romeo?
ロミオ、ロミオ、あなたはなぜロミオなの?
宿敵モンタギュー家の跡継ぎたるロミオに対し、恋の前には名前も家も無意味だと語るジュリエット。
でも、そんな背景を離れ、この哲学的な問いかけが、夜の闇をさまようのです。
さらにロミオが、あのきよらかな月にかけて...と、愛を誓おうとすると:
Do not swear at all;
Or, if thou wilt, swear by thy gracious self,
Which is the god of my idolatry,
And I'll believe thee.
どうか誓ったりなさらないで。もし誓うのなら、優雅で恵み深いあなたご自身にかけてお誓いになってください。偶像崇拝の神のように、わたくしはあなたを信じ崇めます。
紫陽花でいうなら、こんな感じのふたり。
🌙そして今日は蝕の月🌙
太陽と地球と月が一直線に並ぶ日。
みなさまも、バルコニー?から夜空を見上げて、悲恋の恋人たちの姿を蝕に重ねてごらんになるのも良いかもしれません•*¨*•.¸¸🌙
🌷ひとりごと🌷
ちなみに一番好きなシェイクスピア・ヒロインは、ポーシャです💙
いつか、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの『ロミオとジュリエット』『ヴェニスの商人』を見たい💚 とりあえず今は、YouTubeで気を紛らわせます💓