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人気海外ドラマの共通項の考察と生活への活かし方

最近、随分前に見切れずにいた海外ドラマsuitsを見ている。評価サイトIMDb の評価が1番高いシーズン5を見て、ものすごく面白かったので他の人気海外ドラマとの共通項と生活への活かし方を考察してみた。

世界的に評価が高い海外ドラマは

現状、世界的に1番認知されている映画、TVの評価サイトがIMDb であると仮定した場合、近年放映されているドラマで上位のものはいつもbreaking bad とgame of thronesだ。この二つはイマイチ日本では認知度が低いが世界的にはものすごく有名だ。

人気海外ドラマの共通項

Suitsは、ルックスも頭もいい弁護士がNYを舞台に法律ギリギリの策略で知恵を絞りクールに勝っていくドラマだ。序盤は。しかしシーズン5辺りになると、ある嘘を巡って2人やその周りの仲間を巻き込んだ究極の選択の連続が続き、目が離せなくなる。


選択の内容は様々だが、自分の信念か、仲間への忠誠か。仕事か、愛か。会社か、自分の家族かなど自分に置き換えられる内容の選択ばかりだ。

Breaking badもGame of thronesも同様に、個性的な登場人物達が過酷な状況の中で究極の選択を求められる。当たり前だろうと思われるかもしれないが、人気ドラマの共通項は「究極の選択」だと思う。そしてどの選択も「人間とは?」を問うていて、各登場人物の選択にそれでいいのか?と見ている側も考えさせられる、見た後に心にモヤモヤが残る。これが映画やドラマの醍醐味だと毎週映画評論をラジオでしているライムスター宇多丸氏は言っている。

映画監督の井筒和幸氏が以前にラジオで海外の評価基準は「リアルであるかないか」だと言っていたが、正に人間のリアルとは?を考えさせられる映画、ドラマが海外では評価されるのであろう。

事実はまた小説より奇なり

そんな大ヒットドラマを作る超絶優秀なシナリオライターでも想定できないほど、現実の世界ではビックリする出来事が発生する。9.11、3.11、2020年に発生したパンデミックなど、我々を取り巻く現実世界では何が起きるか分からない。ましてや日本は地震大国で、富士山など活火山も多い。それに未曾有の少子化で将来的な国家財政に不安がある。私達も例外ではなくドラマのような究極の選択を迫られる状況に直面する危険性があると考えておいた方が良い。

人気海外ドラマの生活への活かし方

前述の通り人間が極限まで追い込まれ、究極の選択を迫られる海外ドラマは、今後あなたに訪れる人生の選択の練習になる。自分だったら、その選択に何を考え、何を優先し、何を選ぶのか。日頃から選択の練習をしている場合と、のんびり将来の選択から目を背け生きている場合では前者の方が突然訪れる人生の選択への応対が速い。

さすがにドラゴンが登場したりしないが、現実は何が起きるか分からない。しかも近日はインターネットの登場により時代の流れが速い。

海外ドラマの一つの楽しみ方として、「自分だったらその選択で何を選ぶのか?」という観点を取り入れてはどうだろうか。





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