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2022年、夏の岸和田

忘れないうちに書かなきゃと思って、毎日少しずつ書き進めました。
さすがに遠征後の仕事はキツい。

さて。インカレについて。
結果は5位タイに終わり、競技目標としていた「大学日本一」には届きませんでした。

長崎大学がインカレに出るのは、今回で4年ぶり2度目(代替大会を合わせれば一応、3年連続4度目)。
初めて出場した2018年は順天堂大学が全盛期(3連覇した年)で、まだグループステージ制でした。

グループステージ結果。1勝したものの3試合で26失点。

全国のレベルなど知る由もなく、弱者であるにも関わらず弱者の戦い方もしなかった結果です。本当に、ただただ自分たちが未熟でした。
(順天堂 3-11× 北海道 3-7× 愛知学院9-8〇)

この頃の順天堂大学は南雲颯太を擁した多摩大学に負けずとも劣らない、高強度でハードワークが40分できるチーム。
僕らはその次の年にその多摩大学とも神戸カップ決勝で戦っていて、4-11で負け。
今大会を優勝した大阪成蹊大学も同じ強度でプレーするチームだと思っていて、大学日本一を獲るひとつの基準だと感じています。

これに抗うことがチームには求められていたわけですが、結果は1-5で負け。特に前半で0-5と点差が開いてしまい、ゲーム展開としてはとても厳しいものでした。

定位置の攻守におけるボール保持と前進のフェーズではさほど差を感じることはなかったですが、フィニッシュ局面においては質的に劣ることを強く感じました。

実際、公式記録上でも前半ほぼ同じだけのシュートを打っているにも関わらずスコアは0-5と、自分たちが外すものを相手が決めた、という状況。

なのでTwitterでも書きましたが、ぼちぼちのゲームができつつもゴール前のクオリティで勝負を決められていて、むしろここからが果てしなく遠いように思います。

ただ、自分たちの取り組みに対する一定の手応えを得たことと、タレントに依るもの以外の未熟な部分もまだとても多いので、多摩や成蹊といった強豪に抗うべく、これからも精進します。

個人的には、会場で見てくださっていた知り合いや友人の方々から、「いやー、あんなに点差のつくゲームには思えなかったですけどね…」と口々に言われ、とても悔しかったです。

緊張感をもって1ピリオドを終え、2ピリに入っていきたかった。
それをこの大舞台で出来るチームでありたかった。

ちなみに関東のチームはこの挑戦を毎回のリーグやインカレ予選でやっているのかと思うと、とても苦しい気持ちになりました。それでも勝つ多摩大学、どんなメンタリティしてんだよ。

ちなみに準決勝で多摩大学を破った北海道大学、とても素晴らしかったです。多摩のハードワークに120%で対抗し、質の高いセットプレーで点差の優位を得て、それを最後まで保ち続けた。
あれが僕らがやらなければならなかったことだなと思いながら、見ていました。

最後に、自チームのことを少し。
インカレで試合に出ていたのは、半数以上が4年生。
うちは4年が伸びるって認識が最近のチーム内にはあるけれど、それは多分どのチームも同じだと思う。そこまで続けてるのかどうかは、知らないけど。

4年間、結果も自らの競技レベルの向上も約束されているわけではなくて、それでも取り組み続けることはとても難しいと思うけれど、うちに限らずぜひ最終学年まで、そして社会人でも競技フットサルに取り組み続けてほしいものです。
きっと人生が豊かになるよと、自信をもって言えます。

そんな4年目を大阪で頑張っている光稀は、これが一区切りとなりました。
ほぼチーム活動を共にしていない中で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれて、シュラサテにやって良かったなと心から思いました。
特に最後のTRM(負けたので28日シュラサテとやって帰りました)での凜太郎くんが一定の基準だとすると、本当に険しい道だなと。
めちゃくちゃ応援してるし頑張ってね。かずやくんあとは頼んだよ。笑

そして九州大会に引き続き、素晴らしいスタッフ陣に支えられながら大会に臨むことが出来ました。スタッフ陣が身を粉にして動いてくれるおかげで、チームのパフォーマンスが良くなっています。本当にありがとうございます。

僕もスタッフ側だけど今回はほぼスカウティングやピッチ内のことに集中させてもらったので、チームスタッフ・メンバー外の選手が裏でどんなことをしてくれていたのか、どこかで出せたらいいなと思っています。

今大会のマネージャー、スタッフ陣9名

最後に。
競技目標の達成はなりませんでしたが、久しぶりの夏の岸和田、めちゃくちゃ楽しくて、めちゃくちゃ悔しかったです。毎日、溶けるように時間が過ぎて行った。

自分たちが目指す大会の素晴らしさを再確認でき、コロナ禍にも関わらず開催・運営いただいた皆様に心から感謝申し上げたいと思います。

そして改めて、長崎大学フットサル部FORZAを応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。
関係各所に何度御礼を言っても言い足りないくらい、応援やご支援いただきました。
良い結果でご恩を返せずに大変申し訳ないですが、今後ともよろしくお願い致します。

シーズン終わりみたいになってますがそういうわけではないので、これをひとつの区切りとして、大学地チャンや全日本で多摩大学にリベンジすべく引き続き頑張ります。

では、また。


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