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ゼルダの伝説 神々のトライフォース【蒼的ゲーム記録#2】

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』 スーパーファミコン 1991年
(リンク先は「Nintendo Switch Online」のゲーム紹介ページ)


いつかはやりたいと思っていたタイトル。
(3DSで神トラ2を積みゲーしているから、という理由が大部分)

「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」で遊びました。
……なので、どこでもセーブも、巻き戻し機能も、たくさん使用した、ということを、ここに白状します。
途中どうしてもわからない謎があって、攻略サイトをチェックしたことも告白します。

クリア時は、アイテムは全コンプ状態で(これも攻略サイト使った)、ハートのかけらは多分あと7か11か、くらいだったと思います。
ハートコンプは大変そうだなぁ、と思ってパスしちゃいました。

◯総評
 面白い。しっかりとしたアドベンチャーゲーム。
 操作もそこまで難しくはなく、理不尽なアクションは求められなかった、という印象。各ダンジョンのボスはちょっと大変だった。中々に難しい謎解きもある。しかし、一つ一つダンジョンを攻略しながら、探索範囲を広げて、ラスボスまで進んでいく、というアドベンチャーゲームの面白さがまとまっている。
 巻き戻し機能も活用しながら、「このゼルダの伝説も面白い!」と、楽しんでほしい作品。



▼以降印象に残ったことをネタバレありで語ります。



▽序盤の話
 マスターソードを手に入れるため、3つのダンジョンを攻略することになったリンク。
 そういえば、”時のオカリナ”も似たような展開だったなぁ、と思い出した。3つの宝石を集めて、マスターソードを抜く。そして7年後の世界へ……。
 神トラの場合は、マスターソードを手に入れたあとは、闇の世界へと冒険が広がっていく。光の世界と同じ広さのマップに、攻略すべきダンジョンは8つ。闇の世界は、マスターソードを抜いて一仕事したぞ、という感覚のあとに突然目の前に現れる。(光の世界の3つ目のダンジョン突入の前に伏線はあるが。)世界を救うためには一筋縄ではいかない、という壁の高さを感じられて、コントローラーを握る手にも力が入る。
 闇の世界は、光の世界と似ているようで、違う。時オカの場合は今と未来だったが、似た雰囲気を感じられて面白かった。思えば、”ティアーズオブザキングダム”でも、地底世界というフィールドがあった。これも、地上と似ているところがあるもう一つの世界で、広さも地上とほぼ同じという共通点がある。
 シリーズ作品を遊ぶと、こういう他作品との共通点探しもできて、さらに楽しい。「あの作品で出てきた言葉・要素が、ここにもあった!」という発見で、喜びとか楽しみとかがさらに増えていくのだ。


▽ムーンパール入手前の闇の世界
光の世界とは違う姿にかわってしまう世界。
リンクが変化したのは……紫色のうさぎ。
何故うさぎなのか。
もしかしたら神々のトライフォース2を遊べば解けるのではないか、そんな気がしている。……けど案外そんなことはなかったりして。

▽闇の世界の冒険
闇の世界へ入り、賢者から御言葉を授かり、マップを開くとそこに広がる次の舞台。
今まで冒険してきた世界とほぼ同じ大きさの世界の中に、8つものダンジョンが出現している。
今までのダンジョンが小手調べであったことに気づくのである。驚きでクラクラしながらも、絶対に突破してみせると、意気込んで、コントローラーを握りしめたのであった。


▽森のダンジョンの話
今までのダンジョンは、基本的に入口は一つで、中に入って、仕掛けを解いて、ボスを倒して、という構造だった。しかし、森のダンジョンは違った。まさに、森全体がダンジョンだった。何気なく落ちてしまった穴の先はなんとダンジョンの小部屋。この仕掛けには驚かされた。その後、隠されていない方の入口からダンジョンに入り、小部屋の攻略を進めていくと、外への出口が。今度は森の中を進み、また別の入口でダンジョンの中へと入る。この、森とダンジョンを出入りしながら奥まで進んでいく展開が、ダイナミックで面白かった。



▽村のダンジョンは難解でした。
 闇の世界にある、はぐれ者の村。ここにもダンジョンがひとつある。しかし、その入口は銅像のトライデントによって塞がれている。どうやったら開くのか……。正直さっぱり分からなかった。カカリコ村に戻ってみたり、他のエリアを探索してみたり、と小一時間。やけっぱちでダンジョンの入口でAボタンを押してガチャガチャしてみる。……開いた。こんなことで良かったのか……、という驚きと、少しの悔しさを感じつつ、ダンジョンの内部へと踏み入れたのであった。
 ここのダンジョン、内部も一筋縄ではいかなかった。最初は順調に謎を解き、パワフルグローブもちゃんと獲得。しかし、ボスがどこにも見当たらない。何やら怪しげな女の人はいるが……。この人、外に出たがらないし、ダンジョンの一階にあたる場所にも行きたがらない。あれ、そもそも「外に出して」と言われた気がするのに。そんなわけで、このあと何をしたらいいか分からず、ダンジョン内外をうろうろ。ヒント屋に行ってみたりもした。でもダンジョンのヒントはもらえなかった。もうダメだ、と思いインターネットの攻略情報に頼ることに。……バクダンって投げることができたんですね……。ここまで、バクダンを置くことしかしてなかったから、全く気づいていなかった。こうして、ボスを発見し、討伐し、ダンジョン攻略となったのであった。
 今回、一番時間がかかったダンジョンだった。


▽魔法を使ったコンボ技
村のダンジョンの謎が解けず、いろいろなエリアをウロウロしてたときのこと。「凍った敵をハンマーで叩くと魔法の壺が落ちる」という耳寄りな情報を手に入れる。そこでアイテム欄を確認してみると、アイスロッド、フリーズの魔法、マジックハンマー、と三種揃い踏み。ついでに消費魔力も半減状態。この情報のおかげで、敵との戦いがとても楽になった。フリーズの魔法で敵を凍らせて、ハンマーで叩いて消費したMPを回収。MPに余裕ができるので、ダンジョンにいるバブルに魔法の粉をかけて妖精にして、ビンで回収したり、ハートを回復させたり。ダンジョンでの謎解きや、フィールド移動中など、攻略がグッと楽になってとても助けられた。何より、凍った敵をハンマーで叩くというのが、ちょっと楽しかった。


▽占いの館のこと
 村の近くにある建物。ルピーを支払うと、冒険のヒントをくれ、ハートを全回復してくれる。後者の役割にとても助けられた。ヒントはついで、という感じ。前述の村のダンジョンの件でも触れたが、結局、自分が一番欲しいヒントはもらえなかったので……。それが不満というわけではなく、むしろどんな形であれヒントがもらえる場所があるというのは良いことだと思った。
 ゲームをしていて、どうしても分からないポイントがあっても、なるべくなら答えは見たくないと思うことは割とある。ただ、結局は攻略情報に頼ってしまうことが多い。しかし、できればまず、いい感じのヒントが欲しい、と思ってしまうのである。攻略情報があるだけでもありがたいことなので、贅沢な悩みかもしれない。だからこそ、ゲーム内だけで解決できる可能性があるのは、素晴らしいと思う。
 少し話が逸れてしまった。つまるところ、占いの館は、重要なアイテムのヒントを教えてくれる場所、だったのだろうなぁ。何にせよ、体力回復ができることが有り難かった。


▽強敵ガノン
 基本的にラスボスは強い。だからこそ盛り上がる。そんなわけで、最後くらい、と巻き戻し機能を封印して挑んでみた。ガノンが部屋を暗くする前の第一段階は、飛んでくる攻撃をしっかり避けて難なくクリア。その後、ガノンが部屋を暗くしてくる段階はかなり大変だった。部屋に穴があくのでそこから落ちないように気をつけつつ、燭台に火を灯さないとガノンの姿が見えない。何度かフロアから叩き落とされたし、なかなか攻撃が当てられないせいで、燭台に明かりをつけるための魔力が枯渇したりした。
 そこで、一度光の世界に戻り、ハートと魔力を両方回復するクスリを持ち込むことに。(元々赤いクスリと妖精しか持ち込んでいなかった。)その後のボス戦は、ちょっとガチャ押し気味になりつつも、魔力切れの前にガノンに攻撃を当てていく。そして、持ち込んだクスリでの回復を挟みつつ、銀の矢をしっかり当ててガノン討伐。銀の矢が当てられるようになったあとは、思ったよりあっけなかった。
 とはいえ、手に汗握るラストバトルであった。


▽最後に
最初に書いた通りだが、とても面白いゲームだった。ちゃんと寄り道しないと手に入らないアイテムもあるし、やりごたえは十分。
ニンテンドースイッチオンラインの加入が必要だが、便利な機能も使えることだし、これ以外にも遊べるタイトルはたくさんあるし、損はしないと思う。
せっかくなら、巻き戻し機能やどこでもセーブ&ロードの機能をフル活用して、ちょっとズルく、ちょっと楽をして遊んでみてはいかがだろうか。


今回は以上。また次回。
ありがとうございました!


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