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「TOKYO SANDBOX 2022」初めてのゲームイベント参加で感じたこと

2022年4月25日と26日、インディーゲームイベント「TOKYO SANDBOX 2022」に行ってきました! TOKYO SANDBOXは2017年から開催されているインディーゲームの展示イベントで、今回は2年ぶりの開催だったようです。私はゲームイベント参加自体が初めてだったのでちゃんと楽しめるかな…と不安だったのですが、そんな心配が吹き飛ぶくらい素晴らしいイベントでした! この記事では私が実際に見させていただいた展示の感想を書いていこうと思います。

クラフト物語

会場に入って最初に遊ばせていただいた株式会社ジョブクラウン様のゲームです。マインクラフト風のサンドボックスゲームで、敵を倒したりレベルを上げたりとRPG的な要素もあるのが特徴みたいです。マインクラフトとはまた違った雰囲気で、これだけのクオリティのゲームを無料でできるのがすごいなと思いました。

僕の彼女は人魚姫!?Refine

美少女に目がない私としては株式会社賈船様の展示は見逃せませんでした。Nintendo Switch向けのテキストアドベンチャーゲームで、生まれ故郷の田舎に戻った主人公が幼馴染の少女と再会すると彼女は人魚になっていたという面白い設定に惹かれました。そしてとにかくキャラクターが可愛い。Live2Dでぬるぬる動きますし、ボイスも付いてます。
展示をされていた方と色々お話させていただいたのですが、「PANTY PARTY」のパブリッシング等もされているようで、バカゲー好きとして勝手にシンパシー(?)を感じていました。

アリス・ラビリンス

SUNDAY CREATORS様のタワーディフェンスゲームです。あまりの美少女パワーに気付いたら体が吸い込まれていました。本当にキャラがかわいい
ゲームシステムとしては、レーンが複数あって各レーンにユニットを配置して戦わせるというものみたいです。まだ完成はしていないとのことですが、今後が非常に楽しみなゲームです。

ギタバタ!

ボードゲームのような対戦型ゲームです。試遊はできなかったのですが、コマンドを入力してリアルタイムに各ユニットの行動を決定していくという仕組みが面白いなと思いました! まだ開発中でこれからどんどん要素が増えていくとのことで、こちらも今後が楽しみなゲームです。

虹のユグドラシル

3つの色(赤・青・緑)を使い分ける新感覚のローグライクゲームです。それぞれの色が属性のようになっていて、3すくみの関係になっています(例えば、緑の敵には赤のスキルがよく効く)。主人公が手に入れた色が変わるごとにキャラ自身の色が変わっていくのも面白いなと思いました。ビジュアルの雰囲気も好きです。

怪奇!三致峠

ホラー×パズルという珍しい組み合わせのゲームです。システム的には一見普通の3マッチパズルのようですが、パズル中にボスが出てきてそれを倒していくというのが面白いポイントです! 展示ブースも中々におどろおどろしい感じで雰囲気出ていました。
↓既にリリースされているとのことです。

シノビスラッシュ

DROSSEL/STUDIO様の和風スマホ音ゲーです。基本的には普通の音ゲーなのですが、フリック操作で斬るようにして叩くノーツがあるなど、「シノビ」らしいシステムになっています。楽曲のクオリティも高くプレイ後の満足感がすごかったです。

Million Shells

何だか懐かしい感じがするゲームです。ジャンルとしてはタワーディフェンスシューティングゲーム。性能が異なる3つの砲台を配置して敵を打ち落としていきます。必殺技のオーバーロックが尋常じゃない気持ちよさで、ついつい何回も撃ってしまいました。システム的にできることが結構多いのですが、チュートリアルが非常に丁寧で分かりやすかったです。

Dolmen

超超高難易度のアクションRPGです。ダークソウル風なのですが、長年ダークソウルをやっている私でもクリアを断念。ですが、様々な敵に対して使う武器や立ち回りを考えていくという面白さは健在で、何回もリトライしたくなるゲームです。SF好きとしてはストーリーの設定も気になりました。

Binary.

スタイリッシュで気持ちいいアクションゲームです。Unity製。大剣と銃の組み合わせがいい。スタイリッシュさやカッコよさの演出方法などプレイしていて勉強になることも多かったです。敵の攻撃に合わせてタイミングよくボタンを押すと敵の動きがスローになるというシステムがあるのですが、決まると非常に気持ちがいい。こちらもリリースが楽しみなゲームです。

両手いっぱいに芋の花を

ウィザードリィのような一人称視点ダンジョン探索RPGです。こういうタイプのゲームは始めてプレイしたのですが、システムやチュートリアルが分かりやすくスムーズにプレイすることができました。戦闘では次のターンの敵の行動が分かる(例えば、味方の誰に攻撃するかなど)ので、それに合わせて味方の行動を考えていく必要があります。

Mecha Ritz: Steel Rondo 2.0

難しいようでちゃんとクリアできる、ちょうどいい難易度の弾幕シューティングゲームです。雰囲気的には怒首領蜂大往生とか虫姫さまふたりのような感じかなと思ったのですが、独自の世界観とストーリーが構築されていてプレイしながら引き込まれていきました。機体によっては敵の弾がいっぱい消せるので楽しい。

Sea Tyrant

サメになって魚をガブガブするゲームです。ガブガブした時の感じが何とも言えない気持ちよさです。何と専門学生の方が開発されており、DirectXを直接叩いて制作されているとのことです! すごすぎる…

鬼ヶ谷 いんくらいん

鬼を担いでインクラインに載せるという独特なシステムが気になってプレイさせていただいたゲームです。開発者の方によると、京都にあるインクラインに着想を得てシステムを考えられたとのこと。鬼の種類ごとに攻撃の避け方が違っていて、しっかりと覚えるまでは難しいです。また、インクライン内は狭いのでたくさん鬼を載せてしまうと難易度がすごいことになります。こちらも完成が楽しみなゲームです。

Ninja or Die

NAO GAMES様のニンジャアクションゲーム。ジャンプだけで攻撃も移動も行うというシステムが独特で難易度の高いものになっています(穴から抜け出すのも一苦労でした)が、攻撃が当たると気持ちいい。演出やデザインも凝っていて見どころが多いゲームです。ニンジャかっこいい。

機動倶楽部Gブレイバーバースト

バッテリーをどれだけ使うかという読み合いが重要な対戦型ゲームです。巨大ロボ同士のバトルはロマンがありますね。実はブラウザ上で動作しており、ネット対戦(めちゃくちゃ実装が大変)も実装されています! 開発者の方の技術力が感じられます。

SONOKUNI

ヒップホップクルー「DON YASA CREW」の皆さんが制作された2D見下ろし型のアクションゲームです。まずもってBGMがいい。ヒップホップのことはあまり知らなかったのですが、このゲームをやって興味を持ちました。そして、尋常じゃない難易度です。初見クリアが不可能なくらいとにかく死ぬ。死ぬったら死ぬ。でもリトライが死んだ場所の直前からなのでストレスは感じなかったです。ちなみに、DON YASA CREWの皆さんは今回が初めてのゲーム制作らしいです。すごすぎる…

RYSTEL

最後にプレイさせていただいたゲームです。ドット絵がかわいい2Dアクション。グラフィックのほとんどをデザイナーさん一人で制作されているようです(すごい!)。システムとしては4つの星晶(属性のようなもの)を切り替えて敵を倒しながら進んでく感じです。例えば蒼星晶は遠距離スタイルで射撃で敵を攻撃できます。制作者のみなさんがあの洞窟物語好きとのことで勝手にシンパシー(?)を感じていました。

はじめてイベントに参加してみての所感

2日かけて大量のゲームをプレイしたのですが、とにかく皆さんレベルが高い! 実装、グラフィック、サウンドそれぞれのクオリティが凄まじく非常に参考になりました。すべてお一人で制作されている方もいる一方で、何人かのグループで制作されている方がほとんどだったので、改めて協力してゲーム制作することの重要性を感じました。私も仲間を増やしていきたいですね。
人間関係という意味では名刺の必要性はすごく感じました。こういったイベントでは今のコミュニティ外の人たちと知り合えるという側面もあると思うので、次からは用意して行こうと思います。

まとめると、今まで参加していなかったのを後悔するレベルで楽しいイベントでした。次は東京ゲームダンジョンやBitSummitなどにも参加してみようと思います。当日お話してくださった制作者のみなさん、ありがとうございました!


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