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私の先輩

その先輩とは新卒で入った会社で配属された先で知り合った人。

実は、その先輩のことを私は好きではなかった。
何故かと問われても分からない。
ただただ生理的に好きじゃなかったから。

その先輩が出遭った怪異を話したいと思います。

仮にその先輩のことをO先輩とします。
O先輩の家は、シングルマザーの家庭で父親が大工か何かで博打打ちで母が愛想をつかし離婚に至ったそうだ。

離婚した後に住んだ家は長屋の公営住宅。
そこでも窓の外に生首らしきものが浮かんでいたと聞いた。

その後、O先輩と妹、母の三人で県営住宅に移り、O先輩親子は、そこで育って来た。

O先輩も学校を卒業し就職。その所属先で数年後に入ってきたのが私という訳だ。

所属して同じ同期が4人いて同期の私達は凄く仲が良かった。研修期間が終わっても何かある度に集まったりしていた。
その内、同期同士結婚話が出たりして中々に盛り上がったりしていた。

その中で、隣の部署に配属されたAちゃんとは、とりわけ仲が良かった。色んな事は端折るけど同じ時期、同じタイミング、そしてお別れしたのが被っていた。
そこで話が出たのがO先輩。
冒頭の私の先輩だ。所属は同じだ。が、しかし配属が違う。よって私とは働く部署が違う。
だけど、何故か帰りの方面が同じとの事で度々絡まれることに。
この事は何かタイミング合えば記すとするかな。
永遠に書かないかもだけどw

とりあえず話は、そのO先輩の話には戻すね。
怪談話が大好物な私は今思えばO先輩の手中に嵌っていたのかも。
先輩おすすめの占いの館に行ったり、お祓いの所に行ったりしても、あの人の満足する結果しか無かった様に思う。
特に思ったのは聞かれたくないプライベートな占いでも横で聞いていて「やっぱりねー」と嬉々として言った事。今思い返すとゾッとする。
いや、普通、占いの間、出ていくやろ。。
そう考えて、その時の私も正常ではないと今気付いた。


時は経ち......


私は結婚、出産、子育てを経て10年振りに社会復帰した。
その前にも何度も色々あったが、O先輩とは付かず離れずの関係だった。その間にもO先輩に大事なものを預けたりと私たちの関係は良好だった。

その関係が崩れたのが、ある出来事でした。

申し訳ないですが本日はこれまで。
続きはまた後ほどです・・・

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