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本の感想「うまくいっている人の考え方 完全版」ジェリー・ミンチントン著

帯には、『18年間読まれ続けて100万部』と書いてありました。

自己啓発本というのは、何冊も読むのではなく、こうした良い本を2〜3冊選び、繰り返し心に落ちるまで読み込む方がいいのかな、と思わせられる本でした。

一番心に残ったのは、7番の箇所でした。

人が自分の間違いを認めたがらないのは、自分を責める気持ちに嫌というほど苦しめられているから、これ以上、苦しみたくないからであること。

自分が間違っていることを知ると、心の奥底で苦痛を感じるから、自分は正しいと思い込み、他人にもそう思ってもらいたいということ。

その中で心に残る箇所だと思った最後の方の文章が、2つの単語の順番を入れ替えて読んでいたことに気づきました。
入れ替えたまま、抜粋してみます。
一部、本の内容と違くなりますが、大きな意味としては、同じだと感じます。

『間違いを犯すということは、人間的だということである。自分が犯した間違いを認めて進んで行けるということは、人間的に円熟している証であり、健全な自尊心の尺度である。』

その時の最善を尽くしながら、間違いを犯し、自分で何かを学びとるのが、人の人生なのでしょうか。

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