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テーマの無い世界に飛び込む

noteを始めるまで、SNSはLINEとTwitterしかやっていなかった。

LINEのともだちはリア友や知り合いがメインで、一部にTwitterで仲良くなった人もいる。Twitterのフォロワーは、リア友の中から「この人なら見せてもいい!」って思える人と、自分と同じ趣味、嗜好(指向)を持つ人。一例を挙げると、僕はバンドが好きなので、バンド関連のツイートがメインのアカウントでは同じ音楽を好きな人たちがたくさんフォロワーにいる。

今までは、そんな安心感が生まれる(?)ような環境の中で僕の心境等々を発信してきた。何というか、仲間がたくさんいて、他の人から見たら変に思われそうな行きすぎた内容でも、否定されないような感じ。うん、安心感ある。

だけど、noteは違う。始めた頃は安心感なんてどこにもなかったし(今でもあまりないけど)、僕をフォローしてくれている人の中に、僕と同じような趣味、嗜好(指向)を持つ人は多分、いないだろう。断言はできないけど、あえて自分からそう仕向けているから。じゃないと、僕は本当の僕について語ることなんて出来ない。会ったこともない知らない人だからこそ話せることがある。

逆にこのnoteを始めるとき、今まで散々つぶやいてきた音楽への愛を語ることはしないでおこう、と心に留めた。それを始めてしまったら最後、僕はその話しかしなくなる気も同時にしているからだ。

でも、そう考えると、僕のことをフォローしてくれている物好きな方々もいるんだな、なんて思ったりもする。Twitterは好きな音楽の話を延々としていれば同じ趣味の人が見つけて簡単にフォローしてくれるけど、noteはどちらかというと、自分の文章で読む人を楽しませる、みたいなイメージが強い。つまり、素材だけじゃなくて、どうそれを活かすか。力量が試される。そんな感じ。

だからきっと、誰かからスキが来たときはより嬉しいのだろう。自分の存在を認められた気分。フォローが来ると尚更。つまらないものですが…ってね。

始めてから思うのは、意外と自分の好みのエッセイを書く方っているんだな、ということ。僕は書評とかはそこまで興味はなく、どちらかというとそれぞれの人の暮らしぶりだったり、文章による風景描写だったり、親しみやすい内容が好きだ。読んでいて楽しいなと思うし、自分が書くのも好き。そして、そういうノートを書かれる方々とつながれることが、また嬉しい。

これからも僕は自由に、自分のやりたいようにノートを書いていく。色々な内容があると思うが、少しでも読者の方々の心に引っ掛かればいいな、と思う。

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