自己実現と自己研鑽を両立する働き方 #総合型受験生のキャリアマガジン
CLEA. 合同会社編集部の谷川です。
先週から毎週日曜日12:00に、CLEA. 合同会社社内インタビュー記事『 #総合型受験生のキャリアマガジン 』の連載が始まりました。
先週の#総合型受験生のキャリアマガジンでは、代表の中村から『1/3 志望理由書に書いた言葉を会社のミッションにした。』をご紹介しました。
今週は、マーケティング・パートナーチームに所属する安部晋司の『お金以上の価値を感じることのできるパートナーという仕事と僕が働く意義』です。
弊社を知ったきっかけや入社理由は?
私がこの会社に入社を決めたのは、自身の研究テーマに近い領域での学びを得られると感じたからです。
もともと私はこの会社の事業の一つである「Blue Academy」という塾にて、総合型選抜の指導を受けていました。そんな私の研究テーマは「離職率を低減しつつも、雇用の流動性を確保することができる社会政策の在り方」というもので、人事・採用をダイレクトリクルーティングの観点から、政策学を通じて研究することで、「企業と社員の両方とが幸福な社会の実現」を達成したいと考えています。私が進学する関西大学は「学の実化」を学是とし、大学は実社会の知識を、社会は大学の学術研究の成果を取り入れることで、学理と実際の調和を目指しています。私はこの会社で、経営戦略や経理をはじめとした実社会における企業の在り方を学びつつも、自身の学びに反映したいと考えております。
また個人的に、私は対人マネジメントやメンタリングにも個人的に興味を持っており、高校在学中にはそれを軸として探究活動に当たりました。個人的興味や趣味にとどまるこれら二つを、塾生の伴走者であるパートナーとして実地で能力を高めつつ、カスタマーサクセスとカスタマーサティスファクションの達成のための精神を醸成したいと考えています。学術と自己の能力向上の二側面から自己研鑽を重ね、己を磨き、最初は顧客から、最終的には社会全体に正のインパクトを与えることができる人材になることを目指します。
自己実現としての場として、そして自己研鑽の場として、この会社の環境・風土が適していると考え、入社を決定しました。
あなたが社内で所属するチームは?
私が所属しているチームは2つです。
1つ目はマーケティングチームです。この部署はCLEA.のマーケテイング戦略や顧客獲得を主な業務としています。
2つ目はパートナーチームです。この部署はBlue Academyで学んでいる塾生の伴走者として、日ごろの学習進捗の管理や、悩み相談を務めます。どちらの部署も、受験というライフイベントを控えた学生と接する部署です。ビジネスパーソンである以前に、学生を導き支えることのできる伴走者として、顧客目線を忘れずに業務に当たっていきたいです。
業務を行う上でのやりがいや大切にしていることは?
「英雄たちの船になる」これは、私が働く上で、そして生きる上での目標となっている大切な言葉です。
この【英雄たちの船】というのは、ギリシャ神話に登場するアルゴー船のことを指しています。アルゴー船とは、イアーソンという人物が金羊毛を求めて遠征を行った時に載っていた船のことで、この船には、へーラクレスやテセウスをはじめとして、多くの英雄たちが乗船していました。彼ら乗組員は総じてアルゴナウタイと呼ばれ、そんな英雄たちの乗る船であるアルゴー船もまた、英雄の船と呼ばれていました。
受験というのは学生にとって一世一代のライフイベントです。受験期間は終わりの見えない地獄のように感じられます。特に総合型選抜という入試形態には「絶対」という言葉はありません。絶対受かるといわれた子が落ちることもあれば、絶対に無理だといわれた子が受かることもあります。さらには、志望校と現在の自分との距離がわからないことから、心を病むことも多いです。(かく言う私も、現役時には心を病んでいました。)私は受験に潜む魔物から、先が見えずに襲う不安感から、受験生を護り支えることができる伴走者として、一回一回の面談を大切に、そして面談以外のテキストコミュニケーションも全力で業務に当たっています。生徒が成長を実感し、喜びを感じてくれることが、パートナーや面談担当者としての自分の幸福です。受験期という先の見えない海原で、未来の英雄たる受験生を運び支えることができる船のような存在になることを目指し、生徒を第一に、日々全力で業務に当たっています。
高校時代の課外活動が業務に生きた経験は?
高校在学中に私は、中高生向けキャリアビジネス事業を展開する、株式会社Unpackedという企業で、U-18DRAFTという人事・採用プログラムを運営していました。
このプログラムは、課外活動としての側面を備えています。このプログラムの応募者は、それぞれに自身が伸ばしたい能力、達成したい目標を掲げて応募してきます。そして一次審査の志望理由、二次は審査の面接を経て25名の参加者が選抜されます。そして参加者のそれぞれに運営メンバーがメンターとして就き、参加者個人の伸ばしたい能力に合わせた指導を行います。
私はそのコンテンツを通して、4人の学生を専任でマネジメントしました。参加者自身がこのプログラムを修了したときに参加して良かったと思ってもらえるようにと、喜ぶときはともに喜び、時には腹を割って正面からぶつかり、他の誰よりも真摯にメンタリングに当たりました。約2か月のプログラムを終え、参加者それぞれが、このプログラムを通しての成長をプレゼンする最終プレゼンを迎えました。「自分は参加者をしっかりと導けただろうか」と不安に思うこともありましたが、面談を担当した生徒たちから「なりたい自分に近づくことができた。」「あべしん(安部のあだ名)と正面から話したことで、自分の課題に気付くことができた。」「あべしんがメンターでよかった。」などの言葉を聞けたと期、報われたような気持になりました。他の参加者のプレゼンではあまりメンターの名前が出なかったのに、自分の担当参加者だけ、担当メンターの名前を出すことから、他の運営メンバーからは「あべしんのことを信仰する流れでもできていたのか」と冗談めかしに言われることもありました。
私はこのプログラムを通して、真摯に顧客と向き合い、顧客の利益の最大化のために全力を尽くすことの大切さと、メンタリングの技術を学びました。このプログラムを通して得た経験は、このCLEA.での業務のほか、今の自身の日常にも息づく経験となっています。
仕事以外での趣味や特技など、熱心に取り組んでいることは?
朗読をはじめとした音声表現と、演劇などの身体的表現が好きであり、特技でもあります。高校時代は演劇と放送に属していました。他にも脚本や小説を書くことなども趣味としています。
将来の展望は?
私が将来の進路として考えている道は2つあります。1つ目は企業の経営課題を民間として解決する、経営コンサルタントです。そして2つ目は、厚生労働省に事務系総合職として入省することです。
先に書いた通り、私は将来「企業と社員の両方とが幸福な社会の実現」を目指しています。そのために、社会科学全般の学問知識を得つつも、CLEA.をはじめとした企業での実地経験を積むことで、産官学と所属にとらわれない解決策を考えられる複眼的思考を身に着けることで、自身の将来の進路がどちらになろうとも、自身の理想とする社会の実現に少しでも寄与できるように頑張ります。
そのために、このCLEA.では企業の経営戦略や社会における、企業の経営戦略や経理をはじめとした財務面の知識などを得ることで、大学生のうちに、企業経営の基礎を座学のみならず、実地でも身に着けた存在になることを目指します。
今自分が持っている短期的な目標と、長期的な目標は?
1年目の目標としては、顧客それぞれが受験を通して達成したいことの実現に最大限寄与することです。そして、マーケティング施策について学びながら、最終的には、企業の経営戦略や経理をはじめとした財務面の知識など、経営に必要な知識を実地で身に着けた人材へと成長したいと考えています。
一緒に仕事を行う仲間にひとこと!
至らない点もあるとは思いますが、全力で業務に当たりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
Profile 安部晋司
福岡県の田舎出身。ある企業で人事を担当した経験から、特に企業の採用・人事の課題を社会政策の観点から研究したいと考え、R6年4月より関西大学へ入学予定。受験という先の見えない海原で、未来の英雄たる受験生を運び支える船のような存在になれるよう、粉骨砕身して参ります。
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