【変な家】とっても読みやすいホラー小説【読書感想】
あなたには、この間取りの「謎」が、解けますか？
2023年最も売れた小説として、実写映画化もされている【変な家】
僕は大学生になってから小説を読む機会が減っていたんですが、この本は2時間くらいで一気読みしました。
ページをめくる手が止められなかったです！
今回は、そんな【変な家】を既に読んで、他の人の感想が気になる人に向けて記していきます。
なぜこんなに読みやすいのかを考える
皆さんも思いませんでしたか？
「この本、すいすい読めるぞ！！」って。
読書において、読みやすさは重要な要素です。
僕たちが学校の古文が嫌いだった理由は、古文が読みづらかったからです。（例）古文は主語の省略が多く、イメージできない…
文豪の本に苦手意識を持つ人が多いのは、語彙が難しいからです。
（例）熟語ばかりで、話が大きく展開しない…
ですが、この本は上記のような読みづらくなる要素がほとんどありませんでした。
その理由は3つと考えました。
誰が話しているのか、行頭に書かれている点
間取り図が多く、イメージがしやすい
間取りの謎→左手首の謎→子供の謎→片淵家の謎 など…
以上の理由から、
読者が読むのを断念するポイントを意識し、
面白く読みやすい文章で書かれていると感じました！
作者の文章力の高さや、マーケティングのセンスの良さを感じますね。
感想①読み終わった後に、お風呂に入れなくなる
さて、ここからは読んだうえでの感想になります。
皆さんはお風呂好きですか？
僕は毎日お風呂（シャワー）を浴びてからでないと、ベッドに入りたくないと思っていますが、意外と少数派なようです…
先日「風呂キャンセル界隈」なる言葉が話題になっていました。
お風呂キャンセルなんて…と思っていたのですが、
この本を読んだ後はキャンセルしたくなりました（笑）
「お風呂入っているときに、背中からナイフで襲われたらどうしよう！」
と心配になりました。
ただでさえ、水回りには霊が集まると言われているので、
お風呂嫌い&ホラー苦手な友人は、しばらくお風呂をキャンセルしてました…
感想②自分の家の間取りを確認する
これもあるあるだと思うのですが、
「自分の家に謎の空間が無いか」と探してしまいますよね…
なんとなく壁を叩いてみたり、空間がありそうな所を探してみたり…
さらには、賃貸の情報サイトにアクセスして、変な間取りの部屋を探してみた人もいるかもしれません。
皆さんも次、お部屋探しをするときは、間取りに着目して、変な所がないか、チャックしてから契約しましょうね…
感想③雨穴さんのYouTubeへ行く
最後に、「この作者何者？？」と思いませんでしたか？
そこで、ネットで検索してみると、変なYouTubeチャンネルを見つけました。
それが、なんと作者ご本人のYouTubeチャンネルでした。
（始めはなりすましだと思いました）
なんと、YouTubeにオリジナル作品を投稿し、数百万回、数千万回の再生回数を叩き出していました！
僕は雨穴さんの情報や動画を全く知らなかったので、とても驚きました。
僕と同じように知らなかった人は、ぜひYouTubeチャンネルにアクセスしてみてください。
また、話題の覆面ホラー作家として、めざまし8の取材を受けていました（笑）
今回、めざまし8は、そんな謎の人物・雨穴さんの単独インタビューに成功しました。
ーー名前の由来は？
雨穴さん：
雨と穴が好きだからです。なぜ好きかというと、どちらも安心できるからです。
のっけから不思議な雰囲気が漂います。
ホラー作家になった理由を聞いてみると…
雨穴さん：
怖がりだからです。例えば、お笑い芸人さんは面白いことに敏感な方がなる仕事だと思っています。私は怖がりで怖いものに敏感なので、ホラーを仕事にしようと考えました。
「怖いものに敏感だから、ホラー作家に」。やはりひと味違います。
真面目にインタビューに答えているのが、シュールで面白いですね。
実は僕、「変な家」にハマりすぎて、『変な家２』『変な絵』も購入して、読破しています。
後日、そちらの感想も書きたいと思っているので、お楽しみに！
最後に、この感想が面白かった、自分も同じことを考えた人はいいねをお願いします！
ここまで読んでくださり、ありがとうございました！
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