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MBTIの自タイプ判別方法(体験談)

 初カキコ…ども… というわけでblueと申します。しばらくはMBTIネタなどを中心に雑記等を書いていきたいと思います。よろしくお願いいたします。


MBTIのタイプ判別には時間がかかる!

 自身のMBTIタイプの判別方法は「これ!」という根拠を得るまでは結構時間がかかる。少なくともちょっとしたWebサイトのチェッカーで「あなたのタイプは〇〇です」とすぐわかるような代物ではない。

ただその一方で、自身の中で一定の根拠・確信を得ると自ずと定まってくるのも事実といえる。ここでは筆者が試した方法で、どうやって自タイプを判別したのかということを書いていきたいと思う。

あくまでも筆者体験談なのであしがらず。

自己紹介:INFJ 5w4

 まずは自己紹介となるのだが、筆者blueのMBTIタイプは INFJ だ。エニアグラムでいうと5w4ということになる。noteにはINFJがやたらと多いので、またINFJ奴きたwwwと思うかもしれないが、実際にそうなのだからしょうがない。

で、自身がINFJだと思った根拠なのだが、やはりそれは心理機能によるところが大きい。私に関しては主機能Ni(内向直観)劣勢機能Se(外向感覚)がかなり極端で、MBTIを知る前はるか昔からこの部分の違和感を自覚していた。逆にNiとかSeというワードと概念を知った時に、「ああアレってこれのことだったのか」と成程腑に落ちた次第だ。

 これによってINFJとINTJの2択に絞り込まれるわけだが、ここから少し大変だった。ENFJ、ESFJ、ISFJたちFeユーザーのような人当たりの柔らかさ、人受けする要素や人望といったものが自身には当てはまらないからだ。

よってINTJとも考えたのだが、Te(外向思考)特有の正論パンチは苦手で、ケンカや争いはあまりしたがらない。何よりFi(内向感覚)が低く、お気持ち表明とか、自身の気持ちを正直にありのまま、というのは当てはまらない。そもそも自分の本心がよくわからないことがあるし、人の好き嫌いもあまりない。

INTJは違うんじゃないかと思い、補助機能Feが抑圧されて代替機能Ti(内向的思考)が発達した不健全INFJというところで自身は勝手に納得している。男性社会にいるとSe・Te一辺倒になりやすく、反面Feはあまり顧みられないので、わりとありがちなパーソナリティではないかと思う。

8つの心理機能を知る

 さて本題の自身のMBTIタイプの判別方法だが、これは結構時間がかかる。筆者がMBTIを知ったのは2010年代前半であるが、こうして自身がINFJだという一定の確信を持ち、noteに書ける程度の理解を得るまでには、書籍や先達のサイトを参考にしたり、ネット掲示板やキャラクター性格診断スレまとめwikiなどに入り浸ったりして3年くらいかかったと思う。


MBTIと16タイプはややこしいことに別物とされていて、「8つの心理機能」に紐づけしているのがMBTIとなる。MBTIは自己理解・他者理解のためのツールにすぎず、心理機能という抽象的かつ曖昧なものに紐づいているため、「あなたのタイプはコレです」とは断定することはない。これは公式セッションを受けてもそうらしい。

noteではイブリース大先生をはじめたくさんのライターさんが見解を述べていて、ここ5年間で周知や考察が飛躍的に進んだと感じる。筆者もそのうち書いていくつもりだ。

心理機能診断

 前述の通り、MBTIの自タイプはすぐわかるものではない。しかし16タイプほどお手軽ではないが一応簡易的に調べるチェッカーはある。それがこのMBTI×パーソナリティーの心理機能診断のページだ。

このサイトでは自身の心理機能の優先順位強弱を測ることができる。これを用いて自身のMBTIタイプを考察していくことになる。ちなみにアイコンの女の子はISFJちゃんだ(かわいい)

割と古くからある記事でネット掲示板のスレでもよく使われている。結構質問が難しいが頑張って最後まで解答してみよう。なかなか体力を使う・・・。

最後まで回答するとこんな感じでグラフが表出される。

 このグラフを読み解くと、Fe(外向感情)とNi(内向直観)が高く、Se(外向感覚)が低いということがわかる。この心理機能の強弱をタイプに当てはめるとENFJINFJがソレに近そうかな。・・・という感じに絞り込むことができる。

当然どのタイプに似ていない心理機能グラフが表出されることもあるが、矛盾解答が然程多くなければ何らかのタイプに類似したグラフが出ると思う。また逆に、筆者のようにMBTI概要や自タイプを既に知っている人間が受けた場合バイアスがかかる可能性もある。初めてやった人はここまで綺麗な傾向のグラフは出ないだろう。

 そして、このサイトでは「あなたのタイプは〇〇です」とは判断してくれない。しかし筆者が外向型はまずないので「INFJなのかなぁ」という仮説が立つ。これを参考に何のタイプなのかを判断するのはあくまで自身というわけだ。

あとはこれを納得するための根拠が欲しければ、各種文献、ネットコミュニティでの議論、公式セッションなどで追い込んでいくことになる。

MBTIを勉強する

 MBTIはきちんと体系的に理解しようとするとそれなりに勉強が必要になる。逆に理解をしないまま扱うとそれなりに危ないツールでもある。

MBTIは抽象概念であり、あくまでも理念型に過ぎない。そのため「自分はどのタイプなのか」に厳密な根拠性を求めるのはナンセンスといえる。むしろ心理機能という概念を理解することで「心理機能的にはこのタイプになりそうだ」とプロセスや整合性を追っていく方が重要となる。

心理機能は真面目に勉強するならユングの「タイプ論」を読みなさいということになるのだが、学問書なので少々とっつきにくく、国や時代が違うのでその点もネックだ。なので「タイプ論」の解説本の方がいいかもしれない。

 ただそれもとっつきにくいという人はMBTIの解説本を何か1冊読むといい。また幸いにして先達が書いたWebサイトがたくさんあるので、これを複数読んでいくといいかもしれない。

筆者はネット掲示板やwikiで実際にコミュニケーションを取ることでわからないところを理解したり、自身の理解の足りない部分を補完したり、セオリーとのギャップを埋めたりして追い込んだ。実質的にはセッションをやってるのと同じだ。いささか邪道だがMBTIの独学は難しいのでこういう方法もある。

ただしWebサイト(note含む)はその人が解釈したものなのでわかりやすい一方、あくまでも個人的解釈なので間違っている可能性もある。そのため複数のWebサイトを読み比べたり、ネット掲示板やWiki、またここnoteで実際のコミュニケーションを行うと比較的ギャップが少なくなると思う。

まとめ

 今回は初記事なので「筆者はこうやって自タイプを判別しました」という方法論アプローチで書いてみた。参考になれば幸いだ。

MBTIの自タイプはなかなか判断が難しい。16タイプ診断テストでチェックはできるが、話のタネにはなってもあまり正確ではないだろう。ある程度正確に知るためには「8つの心理機能」とその優先順位を理解する必要がある。

この8つの心理機能がなかなか抽象的でイメージしづらいため、理解には根気と時間を要する。ただしそこさえ一定の理解が進めば、MBTIの全体像が見えてきて、自己理解や他者理解のツールとして正しく役立てることができるかもしれない。

その心理機能については今後書いていくつもりなので、良ければ参考にしてほしい。

参考Webサイト

 以下に筆者が参考にしたWebサイトのリンクを。いずれも「8つ心理機能」に基づいてMBTIを解説をしているサイトで、適度にデフォルメをしながらも精度が高く、かつウィットに富んで読みやすい情報と感じます。

不思議な魅力のカリスマ教祖(よせよ照れるじゃないか)

【楽しい!だから本を読む!(焦げまんじゅう氏)】

MBTIに関してはかなり解像度が高いです。適度にデフォルメしつつも芯を捉えたテキストでわかりやすい。ちょっとニヒルで皮肉屋っぽいところがINTJらしくて心地よい。

【MBTI TYPE DECISION(迷探偵氏)】

このサイトも解像度が高くてわかりやすい。ISTPらしいソリッドな魅力がある。このサイトの運営者は現在noteでは迷探偵氏として活動されていて、新規記事はこちらに連載しているとのこと。

【とりあえず、好きに生きる(春眠ねむむ氏)】

この方のサイトもなかなか鋭いですね。なかなかぶっ飛んでいながら芯を食った表現が楽しい。春眠ねむむ氏もnoteに出張なさっているようです。

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