見出し画像

辺境のオーバー・ザ・サン偏狂感想日記 Ep.114

2022.12.9アップの回。

「風の時代」ってなんだったっけのコーナー

13:09頃より。
美香さんにとっては月の時代であり、沖の時代である。
あらゆる目に映るものはメッセージになってくる。共感そっちのけで自己完結型の因果関係を結びたくなる。

土と風の違い・移り変わりについてちょちょと抜粋させて頂くと、2020/12/22、木星と土星が重なる"グレートコンジャンクション"があった。

土の時代は金銭・物質・権威等が重視され、風の時代は知性・コミュニケーション・個人が重視される。(これらがパキッとエレメントの変化に伴って変わるわけではない。)
紙幣を持たない、フィジカルで所有しない。
火から土へ変わった18世紀に起こったのは産業革命。(それまでは力。力こそ正義ってやつ?)目に見える資産に価値が置かれていた。
それまでの実績を信用するとか、組織の伝統を大切にするとか、我慢や根性を大切にするとか。

そこが行き着いて大量生産大量消費となり、風の時代になっていった。
知識や情報など形のないもの、伝達や教育などが重要視され、"知る"ということを求めていく。
今後は、知性、コミュニケーションなど形のないものが意味を持つ。自由で多様性に富んだフレキシブルな時代がやってくる。
人との繋がり、自由、仲間……。

綺麗な言葉に流されていくとちょっと怪しさはある

自分の価値観が良い意味以外で揺るがされ、方向転換してみた先でなんだか変になっちゃっても、綺麗な言葉を語っていた方々が何かしてくれるかっていうとそれはないと思う。危うさが漂っていることを忘れてはいけないんだよなぁ。
綺麗な言葉で踊ったとして、脚がもつれて転んでも自己責任……なんでもかんでも"自己責任"にしてしまうと人間社会の機能としてどうよ?と思いますが。気持ち用心して石橋を叩きながら進むくらいが、新しい時代に突入したくらいには丁度良いのかもしれません。多分。

風の時代の価値観に魅せられるけど、手放しで喜べない私にしっくりきた言葉は、スーさんが仰った"埃っぽい"なのでした。ひとつのところに留まっている。それが落ち着くし、ずっと集団はキツい。とっても共有したい話があったとしても、休み時間の全てをずっと誰かと一緒には厳しいな……リフレッシュできん……。

YOLO

"You only live onece."
人生は一度きり、っていう言葉なんですけど、
人生は一度きりって言われるよりも、
あなたは一度しか生きないって言われると
凄いグワッてくるじゃん。

30:50〜 スーさん

一度しか生きないのであれば、痛み苦しみに塗れた状況に身を置きたくないし、楽してしがらみなんのそのとなってみたいし、やりたいことをやってみたい。我慢はだいぶしてきた気もする。
なんだかんだ自分は風になりたいのでは?

風といえば、風がキーとなる素敵な漫画がございます。
岩岡ヒサエ先生の『星が原あおまんじゅうの森』です。
土っぽかったり、埃っぽかったり、風っぽい。
すべての登場人物に思うところがあるはず。
オススメでございますわよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?