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辺境のオーバー・ザ・サン偏狂感想日記 Ep.95

2022.7.29アップの回。個人的神回その6。


失敗の先、MUNOU&OGORI

ジェニファー・ロペスのインスタで重大発表チラ見せからのメルマガ登録への導線の引き方。登録することによって、いち早くボディークリームを購入できるという、鮮やかな消費への導き。
本件にインスピレーションを受け、あっという間にあのOSAJIさんとのコラボレーションまで漕ぎ着けたという!
デオスプレーでOGORIを抑えつつ、ボディソープで一日で蓄積してしまった両方ともをリセットする。

やりたいことは声に出しといた方がいいなぁ。

……ちなみに、自分は手に入れられませんでした……。恒常的な販売希望です……。


美香さんの企業さんとのお仕事エピソードで見出されたOGORI&MUNOU。
お話を聞きながらスーさんがまとめてらっしゃった内容が下記の感じ。

  1. 思ってたほど自分は出来てなかった。

  2. 全ての場所は同じではないと気づいた。つまり、一つのやり方で全部やれると思ったけど違うよ。

  3. MUNOUを自覚。(もうちょっと出来ると思ったけど、そうでもなかったなっていう。)

  4. スキルが落ちてきた。(更新。別のことでカバーしていかないといけない。)

  5. 人の期待に応えられなかった。皆の努力を無駄にした。(感情の部分。こうならないように次はしていかなきゃいけない。じゃあどうする?)

  6. 頑張ってしまった。(また頑張ってしまった。)


スーさん:
等身大の更新、これめっちゃ大事。

なぜかっていうと、骨格じゃないけどズレてんだよ私たち。

100人100通りズレてるわけ。だから、めっちゃ真っ直ぐに歩いてるつもりでも、すごい頓珍漢な方向に歩いてってるわけ。めっちゃ真っ直ぐ歩いてるつもりだけど、どんどんどんどん右へ左へ曲がってってるわけ。
でも、自分は真っ直ぐ歩いていると思ってるから、そのズレに気が付かないわけじゃん。それで、気がついたら3駅くらい隣に着いちゃって、あら〜⁉︎みたいになるわけだけど、その等身大、自分の座標軸どこにあるんだっていうのをちゃんと確認して自分で微調整してかないと、結構エグいことになりますよ。

「なんで私こんなにこのことに執着してるんだろう?」って言って、考えて考えても分かんなかったけど、なんかでスコーンと抜けた時に、「あ、思い通りにならないっていうことだけだ。私が執着してた理由って」とかさ。これ思い通りになっていたら、このこと自体にこんなに執着してなかったな、だからこれ手放した方がいいなとか。(美香さん:わかる。)

希望的観測みたいな、楽観的なことはすごくいいことだと私は自分で思ってるんだけど、ただ、楽観的も度が過ぎるとおめでたい感じになってくるじゃん。
それによって、柳が揺れただけなのに「アレ幽霊ですよね?」って私ずっと言ってたみたいなこともあって、「幽霊ちゃうよ、あれ柳が揺れただけだよ」
「アレ幽霊だよね、どう思う?幽霊に見えなかった?」みたいなことをずっとやってたけど。スコーンとね。柳でしたぁ……。

美香さん:
自分で、こう思おうとしちゃうからね。

スーさん:
そうなのよ。だから、あなたも自分で今、ズレにズレを重ねてるかもしれないから、そんなに失敗してないかもしれないんだよ?もしかしたら。
そればっかりは分からない。人がジャッジすることだから。我々の仕事はそれだから。
人がジャッジする仕事だから、「快進撃してやったりィィ!」→「ノーリアクション。」みたいなのめっちゃあるじゃん。ございません?

美香さん:
それはありますよ。もちろんあります。

スーさん:
すごかったでしょう?「バーン!!……誰もいねぇ……」みたいなさ。

美香さん:
それはありますし、その連続じゃないですか皆さん。他の方とかもそうじゃないですか。

25:40〜


スーさん:
自分ができないことっていうのに関して、頑張ればなんとかなってきちゃったって人って一番こっから先が辛いんだよね。

美香さん:
そうだと思います、そう。で、私たちこれも苦しいんだよ。なぜなら、頑張ることを捨てられない人だから。(スーさん:わかる、わかる。)これね、よく聞こえるんだけど全然良いことじゃなくて、要するに執着なの。欲なの。欲の塊を捨てられないだけなの。(スーさん:だんまり執着欲なの)そうなの。
だから、「この仕事、私がやらなければ、他の人がやっちゃうんじゃないか?」とか「この仕事をわ上手くやらなくちゃ次につながんないんじゃないか?」っていう頑張りなわけ。
だから、そこを断ち切れないんだよね、私たちって要するに。

スーさん:
分かる。ある程度までは確かに頑張りで結果出ますよ、正直。で、結果出てる人の話を聞くと(結果出したくない人は今聞かなくていいけどこの話、全然。後ろめたく思ったりする必要全くないけど。(美香さん:そう、そう素晴らしいからそれは)そこはもう別物として聞いて欲しいんですけど)頑張れる人とか、あと結果出してる人って話すと共通してますよ大体。だから、こうやってやれば成功するんだなってノウハウってあると思うんですけど。
一方で、さっき言った我々の仕事っていうのは人が評価するものだから自分コントロールできないっていう。私たちが唯一残されたところって「でも、自分ではやりきったから後悔はない」みたいな、それもある種のエクスキューズっていうかさ、セーフティーネットじゃん。
(美香さん:わかる〜)「やりきったんで」みたいな。やりきったのなんかどうでもいいの。スーパーどうでもいいわけそんなことは。やるけど。やるけど、やりきったのなんかどうでもよくて。
これが何がって、人からの評価で決まるのに、自分がコントロールできるとこなんで本当に少ないのに、「まだ頑張りが足りなかった!」って思っちゃうんだよね。


美香さん:
でも本当にこれは、この気持ちを捨てられた人の方が健やかなんですよ。

スーさん:
私もそう思う。だって結局仏教だってそうじゃん。

美香さん:
禅だってさ、私たちがずっとやってる禅。
やっぱり、「何もない」、「考えない」……沈思黙考、「何もない」とかさ、「考えない」とかさ、そういう時間が大切なわけじゃないですか。

私はやっぱり、その空間に置かれると、何かがあると必ず「これどうやってとろう」とかさ、「どうやってなんかしよう」とかって考えちゃうわけですよ。

スーさん:
頑張っちゃうんだよね。欲だね、本当。

それは、意地汚いんだよ私たち!意地汚いの。
これはすごく思う。こういうのを捨てられる日って来るんだろうか?

スーさん:
来ないんだろね。だから上手く付き合っていくしかないよね。

美香さん:
捨てられないから、もっとやったらできるんじゃないかってチャレンジしちゃうし。

スーさん:
これ一番良くないの知ってる?(美香さん:何?)
「恋愛」。(美香さん:絶句)
 頑張って一番どういもならないもの、それが「恋愛」。

美香さん:
「子育て」。(スーさん:あぁ、そうね!)

スーさん:
恋愛。子育て。つまり他者が介在するもの。
自我とは別の自我が存在するものに関しては、頑張りは正比例しません。(美香さん:頓珍漢です。頑張り頓珍漢。)とんでもないところから答えが出てきます。

29:32〜

コントロールできないところに合わせていくと、歪みが出てくる。
逆に、ものすごく向いているものがあるのに、そっちに行かない人は勿体ないとも。
頑張りが阻害し、本来行くべき方向に行けないでいる、
ということもある。
頑張りという執着。執着という頑張りの場合は、また異なる。年輪を増やして増やして、太くしていく。

「もっと出来るんじゃないか」じゃなくていい、
キャリア8分目みたいなのもアリなのではないか?


頑張ることを小さくすることもまた難しいということに気付いていませんでした。頑張る出力しかないと……表があれば裏もあることを失念していました。

数々の女性問題において、私は女性が女に生まれたというだけで不利を被るような世の中は超ムカつくし、是正していきたいし、私は私のやり方で山に登っていくってつもりもあるんだけど。

自信がないなというか、やっぱりその女であることで舐められた経験がないわけではないけど、出力するエネルギーが小さい女性に比べたらよっぽど少ないから。痴漢に遭う回数だとか、ドンッと駅で歩いててぶつかられるとか、私もこんなことありましたみたいなシェアがあんまできないんだよね。なぜなら、ぶつかられないから。
で、ぶつかられない理由というのが、出してるエネルギーが多分怖いからなんだけど、そういうとこで便利でもあるんだけど、これは努力でちっちゃくしていくのはほんと……こんなん馬鹿馬鹿しいからやんない方がいいんだけどね。

全開の努力で、全開の出力で「最高!」って言ってくれる人に囲まれることも私の選択肢にあるわけで。
あなたが無理しない、あたしも無理しないっていう。
とこよね……。

46:20〜

頑張っていく方向を誤っては徒労に終わってしまうし、MUNOUさを露呈しないためには日々の基礎練が必要。ただし、その基礎練もただがむしゃらに頑張るのでは狙ったほどの効力が得られない場合があり、実行したことに対して不足している部分や良くしていける部分を確認して効率よく行なっていくこと。
(自分に言い聞かせています。驕り高ぶることなかれ……)

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