悲しいのは

noteを書いてはまとめられないまま保存を繰り返すジェニーです

私は昔から働く人に興味がありました

「仕事」に興味がありました

ばくさんのカバンが大好きでした

「はたらく人ぉーにっ　なりたいなぁーー♪」って歌ってました

何をしても続かない、プロになれない自分を長年責めてきましたが

だからこそ長く続けている職人さんや達人やマスターたちに憧れ

プロフェッショナル達が視ている世界

聴こえている音

感じている鼓動を

知りたいし

感じたいし

納得したい

「やっぱりそうか、そうだよね！！そう思ってた！！」って

全ては私の自己満足です

自分なりの直感と知識とアイデアが

点と点がつながる爽快感が好きで

なんでか、自信があって

それも、年を増すごとに強い確信になってって

信念めいたものになってて

でもまだ私は何も成せていないって

エゴキンマンが出てみたりもしたけれど

ふとした時に、やっぱり私の感じていたことは合ってた！

って

誰かや、何かが見せてくれる現実に遭遇すると

ブワーーーーーーッッッって

感激してしまって

嬉し泣いてしまって

こうして書きたくなって

さっきも、大好きな人たちのしているプロジェクトの記事を読んでいて、

「見えないものたちの声を聴く、川原棟梁ー」という文字を読み

棟梁だー！やっぱりだー！！！そうだよねー！！！

さすがだ、棟梁、親方、カッケー！！！

そうでなくっちゃ

職人さんはそう来なきゃ！！！

と、一人で浮かれ、泣き、癒され、満たされました

というのも、昔、婚活中に木工職人で独立しようとしている方とご縁がありまして

作業を見せてもらったり、漆の話もできて、寒がっている私にも気づいてくれてて、嬉しかったし楽しかったのですが

私が結婚観を聞いたのに、うまくまとめられずに話せない日が続いて

何日かが経過した後・・・

「目に見えないものは信じていないし、そういうのはちょっと」

と言われフラれました

物凄い嫌悪感でした

私は「は？」

ってなったのですが、私の名前をネット検索して、霊気の資格保持者だったのを知ったらしく

霊気とかって怪しいと思ったのでしょう

確かに怪しいけれども・・・笑

勝手に調べて、勝手に怪しんで、私と直接話もせずに私という人間を決めつけて離れたことも悲しかったのですが

それより何より悲しかったのは

仮にも木工職人さん、木という自然のものを扱う仕事を選んだ人なのに、

目に見えないものを信じていない！？

意味が分かりませんでしたし、とてもショックでした

そんなんで、良い木工作品作れんのんか？？？って

形だけを見るんなら、形だけを作るんなら

ロボットでええやんって思いました

まあ、彼も、そういうことが言いたかった訳ではなかったのかも知れませんが・・・

兎にも角にも

私は、石でも木でも鉄でも水でも火でも空気でも動物でも人間でも

見えないもの、聴こえない音、脳じゃないところで感じ取れることを知っている職人さんが職人さんであってほしいです

言葉じゃ説明できないこと

マニュアルなんてない、作れない、要らない

何十年も変わらない名店の味が

脈々と伝統の味を、人間の舌と感性で、調節してきたからこそ生き残って親しまれていて

何百年続く酒蔵も

お米もお水も発酵も、全てが自然のもの

人間なんてちっぽけな存在の脳みそでどうこう操れるものではなくて

むしろ自然と融合して信じて委ねている部分があるからこそ

人間ができること

止まるタイミング、動くタイミング

何が要るか、要らないか

見えるポイントがあるんだと思います

あーー、かっこいい

最高

棟梁最高

会ったこともない人だし、人間だから、最低の部分もあるのかもしれないけれど、奥さんとか、子供とか、大変なとこもあるのかもしれないけれど

その一部分があるだけで

私は嬉しい

生きててよかったって思う

知れてよかったって心から思う

だからこそ、日本のものづくりは世界で賞賛されていた

頭だけで

ビジネスだけで

理論や計算だけでは

続かない

不自然なものは自然と不調和が起きて自然に消える

整形が、整形を繰り返さないとおかしくなって、最終的にもっとおかしくなったり

水脈を視ずに、流れを強制的に人工的に強固に変えたとしても、大雨の氾濫に勝てないように

結局は自然には勝てない

まやかしの勝利はまやかしの充足感でしかない

何千万円の利益だろうが、何千年続く自然を壊すことに、何千倍のリスクがあるのか、お金しか見えない人間には分からない

それでも地球は回るのだけれど

わかる人にはわかるし

それを私が知っていれば大丈夫

間違うことは私にもあるし、だから気づける

だから、許せる

今、ここから、できることをやっていく、やりたいことをやっていく

それでオッケー

気づいたらオッケー

笑えたらなおオッケー

あー！旅したい！！

おもしろい職人さんを訪ねて歩きたい！！

人間の可能性ってまだまだ無限大∞

ではまた♪