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【ルギアVSTAR】新しいアタッカーが1人で勝手に強い話

ルギアVSTARデッキの目下の課題はバーネット博士の後任探しですが、一方で新弾に登場する優秀なアタッカーの採用について考えてみたいところです。
チラチーノも大変気になるところではあるのですが、やはり1番はこいつでしょう。

思ったより光っててよさげです。

ムウマの古代の姿と思われるパラドックスポケモンであり、キャラクターデザインはありがひとしさん。最近ではオーガポンのキャラデザも担当されています。
自分語り恐縮ではありますが、ポケモン金銀リアタイ勢であり当時からムウマが1番好きなポケモンなのです。
その上でハバタクカミってめちゃくちゃいいキャラデザだな~と思ってたら、そのデザインを手がけたありがさんもまたムウマが好きで(ゲーム本編の)対戦でも使っている方だそうなのです。なんなら初めてポケカでイラストを手がけたのもムウマだとか。そりゃあ……良いわけですよ。愛はすべてに勝る。納得です。

今回のイラストはR・ARともにありがさんイラストではありませんが、同時発売の「デッキシールドコレクション 古代・未来」のランダム封入スリーブのハバタクカミを担当されておりました。

さてさて、そんなハバタクカミがついにポケカに登場しました。
当初はハバタクカミexとしてサーナイトexと組める新たな超ポケとして登場するのかな?などと予想していたのですが、あまりに嬉しい誤算。非エクかつ愛用のルギアデッキに組み込める性能での登場です。

特性「あんやのはばたき」が非常に強力。バトル場でしか使えないキュワワーのはなえらびウッウのロストプロバイドパオジアンexのわななくれいきエンテイVやライコウVのしゅんそく(なおスイクンVだけ先にレギュ落ちしました)、サーフゴーexのボーナスコインテツノブジンexのタキオンビットかがやくリザードンのエキサイトハートなど、また完全に止められはしませんが、リザードンexのれんごくしはいはバトル場での進化に限り効果を止められます。イダイナキバexを出すのはやめてください。

こちらのAR、発売日に2枚自引きしました。超嬉しい。

ワザも素点90とアタッカーとしても機能し、これまでのルギアVSTARデッキでは起用できなかったベンチ狙撃も備えたポケモンです。
素点90というのは非エクのたねポケモンほとんどを取れる打点。ダブルターボエネルギーで70点まで下がっても、バトルVIPパスに代わりHP70以下の制約を与えられた「なかよしポフィン」の対象ポケモンをワンパンできます。VIPパスが無くなりようやく展開スピードが他のデッキと足並み揃うと思ったところに現れた悪魔食(具材スコヴィランっぽいし)ですが、しかしそこに打点が揃ったのはありがたい調整です。

あと10点高ければHP100のリザードを取れたのですが、逆を返せばボスで呼び出し90点を与えてバトル場に縛るといった使い方も可能です。先述の通りバトル場での進化ではれんごくしはいが使えないので、エネ展開をわずかにですが鈍らせることができます。そのままリザードンにされた場合はマキシマムベルトをつけたルギアがダブルターボ込みでもワンパンしてくれます。

バトル場に縛るといえばビーダルもおすすめです。2エネ特性なし、とぼけた表情そのままに観賞用の獣になってくれます。良くか悪くか倒せない打点なので、ドローソースを封じつつ後ろにもダメカンを置いて動物園タイムを楽しみましょう。園長(相手)はわりとストレスを感じてくれると思います。

ベンチ狙撃はわずか20点ではありますが、後続のダブルターボ付きアタッカーの打点補助になるなど後々効いてくる20点です。HPアップの道具無しが前提ではありますが、テツノカイナexタケルライコexなどのたねexをルギアVSTARのストームダイブ(ダブルターボ無し)で取れるようになります。
ダブルターボをつけても影響がないダメカン乗せな点も優秀ですが、マナフィやミストエネルギーで防がれる点には注意が必要です。

弱みとしてはHPが90と低めなこと。げっこうしゅりけんで落ちますし、当然のごとくごっつあんされます。カイナはベンチにいる時にダメカンを乗せておけばストームダイブ(ダブタ無し)の打点が届くので、後は頼んだぜ……相棒……枠として活躍していただきたい所存。

まぁこのあたりは割り切って先鋒起用し、ギフトエネルギーをつけて一発殴って退場させる流れが良いのではないでしょうか。
くいしんぼうカビゴンと同じ3エネ要求で素点は半分ですが、立てさえすればエネ加速が容易なルギアVSTARデッキでの起用がそもそも強み。対面に応じて使い分けられるセレクタブルアタッカーと判じて良いでしょう。どっすんグースカが序盤は必要打点に対しオーバーキルになることもあるので、選択肢枠として悪くはないはずです。

ここまでを1/25に書きまして、ジムバトルに出てきました。

新カードを試す緊張ゆえかバトル場にミュウexがいるのにルミナス貼ったかがリザをジェットエネで出して勝手にワザが使えなくなるという常識では考えられないプレミで勝てる試合を逃し(この時ばかりは人間でいることが嫌になりました…)、しかも勝ち抜きなのでそこで終わりという悲惨な結果を残しましたが、その後フリー対戦に臨みました。

延々とサーフゴーexとやりあっていただけなのですが、これが前回記事で提唱した暗号ポケストップ同士の対面でした。
暗号ポケストップ同士の対面といっても、相手は暗号マニアでサーフゴーやかがゲコのドローで確定サーチに臨むわけです。こちらはアーケ落として撤退させるのがメインです。有効活用度においてボロ負けしています。

が、勝率は五分でした。決め手は何か、それこそ何を隠そうこのハバタクカミだったのです。
ボーナスコインはベンチだと1枚、バトル場だと2枚ドローできる特性ですが、バトル場にいれば止まります。かがゲコをバトル場に縛るのもかくしふだ止めに有効。

お相手はハッサム入りサーフゴーパルキアという感じのデッキで、ポフィンでコレクレーやストライク(逃げエネ0)を並べていきます。
先述の通りダブルターボ起動で70点+ベンチ狙撃を備えているので、ポフィンで出せる進化前たねはすべて狩れます。その上で後続を削っていき、こちらの後続の打点に繋げます。20削ったサーフゴーはベルトルギアのワンパン圏内です。相手が上手く動けていない間にオリジンパルキアを削っておくのも効いた場面がありました。
要となる特性ドローの試行回数を減らしたり、退かすためのリソースを割かせたりと相当難儀した様子で、勝負の決め手は対戦準備でハバタクカミを出せるかにかかっているようなものでした。

暗号マニアは確かに強いのですが、やはりポケストップに代わる何か(主にグッズ)が必要と感じます。
したがって暗号ポケストップがルギアの型として強いのかどうかはまだよくわかりませんが、ハバタクカミがただただバカ強かったです。
もはやルギアはハバタクカミを起用できるという1点だけで強化されたと言ってもいいかもしれません。相手からしたら殴ってくる雪道みたいなもんです。
複数採用も十分検討の余地があるのではないかなと思います。

以下は有料部分ですが、何もありません。
この記事がええやんと思った方はお布施いただけたら、どうしよう、お昼ごはんのグレードを少し上げたいと思います。

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