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2024年11月25日 ボイラーズ、広島でオフ

広島アビエルトでライブを終えた後はご来場くださった竹内大策さんの御宅の古民家に泊まらせて頂く事に。

この土地は災害があった時に有名になった元・蛇落地悪谷(じゃらくちあしだに)と聞いてビックリ。

そして築百年を超える古民家の素晴らしさ!

大策さんは空手道 真義館 広島支部長にして、元世界チャンピオン!しかも軽量級からヘビー級、無差別級まで制覇!

凄すぎる…。

しかも音楽に造詣深く様々な人達と関わって活動しているという。

今回、行く先々にすごい人達が現れるのだけど、またしてもものすごい人と出会った!


この夜も深夜まで酒を酌み交わし深く話をすることになった。

武道と即興、身体と精神、社会との関わりなど、いやあ、面白い!

しかも大策さんは故・齋藤徹さんのワークショップに参加して徹さんと共演(!)徹さんが音を飛ばしてきたのを咄嗟に避けた、なんてすごい話も。

たまらん!

で、やっぱり夜更かししてしまった。


わだち草

次の朝はのんびりして、全員のオススメということで「わだち草」といううどん屋さんへ行くことに。

ここが、凄かった…。

すぐ先の三次市で自家栽培される地粉を使用、お米も自家製、素材は国産にこだわり吟味に吟味を重ねたものばかり。

これは1種類だけではもったいない。

ざるうどん大と小さなかけうどんを。

珠玉
やさしい

胚芽混ざりで色付いたざるうどん、食べる前からものすごい香り、そのまま口にすると!小麦の甘さが舌を直撃する!

これだけですごく複雑でやさしい味がする。

信じられん!

ツユをつけてもその風味は負けない。

続く温かけうどんは極めて優しい味で麺はモチモチ感を増す。

天かすまでがとことん美味しい。

参った…。

このあたりのひとたちは、こんなうまいものを食っているのか…


「我が家で農薬に依存しない米作りを始めたのは1960年代まで遡ります」

から始まる文言に痺れた我らはコメの購入を試みるが売り切れ。明日なら少し持ってこれるということで、予約する。

お店の人達、めちゃくちゃ感じが良いなあ。


この日は唯一のオフ。十日間ライブが続いていた自分にも貴重な休み。

何をしていたかというと、ブックオフスーパーバザールとすぐ近くにあったハードオフに入りびたり。

ワタンベは楽器を、僕は機材と帽子などを物色。

(ちなみにブックオフとハードオフが全く違う会社なのはご存知でしょうか?)


オフの日にすっかりオフ三昧をした!

広島らしさ、ゼロ!


その後は電車に乗って横川という駅で降りてアビエルトの大槻さんと待ち合わせしてまずは飲める古本屋「本と自由」へ。

いろんな方々がライブを行っていたので知っていた。

ここで本の話題を交えたバカ話で盛り上がる。


その後は昔ながらの中華そば屋にいっておでんや豚足で乾杯してそば手繰る。

大槻さん、ありがとうございました!


そしてまた大策さんの御宅に戻ってまたしても遅くまでディープなお話に。

いや、たまらないなあ。


そして今朝起きて、お礼を申し上げて辞去。

素晴らしい出会いに感謝を。

ほんでまたしても、わだち草。

今日は悩みに悩んで、冷かけうどん、小さなかけうどん温、五分搗き塩むすび、半熟卵天も。

冷かけ
かけ小
塩むすび 半熟卵天

冷かけと温かけのツユは共通らしいが温度が違うだけで麺を含めて味わいがかなり変わる。

冷かけはかなり鰹のエッジが立ってくる。

半熟卵天のツユは熟成みりんがとても効いていた。

米粒一つ一つに塩がまとわりついたようなおむすびの旨さ!


念願のお米

予約通り玄米を購入。

もう一度書くが

「我が家で農薬に依存しない米作りを始めたのは1960年代まで遡ります」から始まる文言に、痺れる。

https://www.wadachisou.com/

この道の生き方、すこし涙出る。

そして米、安い!

こんなに大切に育てられた特別な、玄米5kg2300円!

ありがたいなあ…


これから旅でここを離れることを伝え、また来ますと違う。

best udon in my life


そしていままた、岡山に向かっています。

ここまで駆け足で書いたのは、今回は音楽のことはまた別に記録しておこうと思ったからです。

今回のボイラーズ、特別です。


さあ、ツアーラスト!

どんな出会いが待っているのでしょうか?

今夜も沸騰します。

岡山!


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