Daysuke Takaoka(blowbass)

tuba player.angler. 非tuba的tuba奏者。自分の身体の拡張器と…

Daysuke Takaoka(blowbass)

tuba player.angler. 非tuba的tuba奏者。自分の身体の拡張器としてtubaを使用する演奏家。「ミャク釣り」専門人 。楽音と非楽音を混交するフィールドレコーディング録音家。https://blowbass.bandcamp.com/

最近の記事

後藤篤 高岡大祐 関西ツアー2023

今年は高岡地元の関西に東京方面からのミュージシャンを招いてツアーや企画を多く行いましたが2023年最後のツアー企画は、12月18日から24日の間、長年のバンドメイトであり、同世代の素晴らしいトロンボーン奏者・後藤篤を招いて行います。 板橋文夫オーケストラ、Dead Man's Liquor、林栄一MAZURUオーケストラ、SANABAKA HORNSなど高岡とは数々のバンドで共演しています。 彼の関西でのライブはかなり貴重な機会です。是非ご覧ください。 後藤篤 (tb.co

    • Eric Thielemans 灰野敬二 高岡大祐 四谷三丁目CON TON TON VIVO

      昨夜は四谷三丁目CON TON TON VIVO にて Eric Thielemans(ds) 灰野敬二(gt,vo)高岡大祐(tuba,effects)のライブでした。大盛況のご来場、大感謝です。 おそらく自分が企画した中で今年一番の大仕事、心を打つライブでした。 どこから書けばいいのだろう。 エリックが台湾ツアーの後に日本に寄れるということで比較的急に決まった日程。 彼に、誰とやりたい?と尋ねると「灰野敬二」と。 灰野さんは10数年前のエリック・坂田明・梅津和時・高岡

      • 秋の旅2023 with 石原岳 高橋保行

        今月(2023年10月)末から西へ向かう旅をします。 旅のお供は沖縄在住ギタリストの石原岳。夏の間は東京に滞在している彼の沖縄に帰る途中の旅に同行。中部地方を西へ進み、その後は関西でいろいろな共演をします。 来月に入ってその関西ツアーにはトロンボーン奏者の高橋保行が合流ます。 二人共同世代で飲み友達音楽仲間。岳とはプライベートでも誰よりも過ごしている気がしますし、やっさんとはバンドもやってなんだかんだ長い付き合い。最近面白さが増してきた関西方面での場や仲間たちと交わるのがと

        • Eric Thielemans Japan tour 2023

          ベルギーから 打楽器奏者/ドラマーのEric Thielemans(エリック・ティールマンス)が13年ぶりに来日公演を行います。 彼とは10数年前にベルギーで知り合い、これまでに二度の日本ツアーを共に行ったことが有ります。 魔術的と言っても過言ではないタッチのセンスを全ての打楽器に駆使したそのサウンドは、他のどこにもない音楽だと、心の底から驚かされました。 彼のソロ作品「A snare is bell」は教会で録音されたアナログ片面最初から最後までスネアのロールで演奏された

        後藤篤 高岡大祐 関西ツアー2023

          YAMAHA YBB-621 特殊改造完成その2

          この文章はこの改造を終えて受け取った直後、実践で使う直前に書いています。 ついに長年の悩みが解決して妄想が現実になった。いま、笑顔が止まらず気持ち悪いだろうな。 現在のような音楽を演奏し始めた30年くらい前から、tubaを吹くにあたってどうしてもうまくいかないことがあった。もしかしたら自分は根本的に間違えているのか、この楽器をやる資格がないのかというくらいに悩んでいた。 楽器とチューニングが合わない。通常のセッティングにすると高すぎて周りと合わないので、チューニング管を

          YAMAHA YBB-621 特殊改造完成その2

          YAMAHA YBB-621 特殊改造完成その1

          行った改造は、チューニング管(以下、主管)を70mm延長、三番管に水抜バルブ追加。 特に重要なのは主管の延長でこれにより基本チューニングの低音化と安定化。 それに伴って現れた効果として、迂回する管によって強い抵抗が生まれ音質が激変(個人的感想)、元々の抜けすぎる吹き心地(味)に一抹の不満があったものが解消。どっしりとした凄みのようなものが加わった。これは迂回した部分の空気抵抗と支柱が一本増えたこと、質量が増えてヘビーウェイト化したことも理由であると思う。 その分、演奏は

          YAMAHA YBB-621 特殊改造完成その1

          ハンドメイド納豆5 桐の葉納豆

          先日所要で渋谷区を歩いていると道端にこんな大きな葉を持つ植物を見つけた。 兎に角大きい。以前に植木屋さんの手伝いをしていたときにあちこちに生えていたこれは「桐(きり)らしい」と教えてもらったことがある。 都会でも結構あちこちに生えていてこのように駐車場のアスファルトの隙間から出ているものも珍しくない。 この大きさ、納豆作るのによいのではないか?と思って数枚拝借した。 場所は取り壊し中の建物の駐車スペースと道路の隙間あたりなので問題ないと思いました。 枇杷の葉大豆納豆のとき

          ハンドメイド納豆5 桐の葉納豆

          ハンドメイド納豆4。その後の発展(チャナダル納豆)

          チャナダル(ひよこ豆を割った状態のもの)で枇杷の葉納豆を仕込んでみた。 前回成功した枇杷の葉大豆納豆はこちら。 いつものように48時間保存発酵してみたのだが、表面に白い「かぶり」は少々あるものの中まで粘らず納豆味の部分もそうでないところもあり、半成功半失敗かな、と思った。(なので完成写真がないです) 後で色々料理に使ってみるとこれはこれで納豆の味がして面白く、特にエジプトのターメイヤ(そら豆のコロッケ)のようにするといいかなと、チヂミの粉で衣を作って揚げてみるとホクホクした

          ハンドメイド納豆4。その後の発展(チャナダル納豆)

          中村達也 高岡大祐 Live at No Room For Squares

          2023/6/11(日)open 13:00 / start 14:00 / close 17:00 【下北沢No Room For Squares】 中村達也drums 高岡大祐tuba 4500円 達也さんの共演するのはいつからか思い出せないほど久しぶりのことです。とても楽しみです。 実は最初の出会いは20数年前。 麻布にあったイエローで深夜イベントに遊びに行ったときに、誰かに紹介されて。多分達也さんは覚えていないと思います。大きな帽子を被っていた伊達男に「中村です」

          中村達也 高岡大祐 Live at No Room For Squares

          ハンドメイド納豆の再考察その3(自然納豆菌作り)

          納豆作りに関する記事の第3回目です。 前回の記事の終わりに「純粋納豆菌を使用したのにあまりうまくいかなかった」ことを書きました。原因を考えているとどうも大豆の浸水に問題があるのではないか、と思い至りました。 最近読んでいた高野秀行さんの納豆本の中にヒントがありました。 いま手元にないので詳細はかけないのですが、この本の中に、日本における伝統的な納豆づくりは冬季で、俳句における納豆の季語は冬であること、高い温度の水で浸された大豆はpHが酸性に傾き、アルカリ性を好む納豆菌の活

          ハンドメイド納豆の再考察その3(自然納豆菌作り)

          ハンドメイド納豆の再考察その2(応用編)

          以前アップしたこちらの記事の続編になります。 今まで様々な環境下で納豆を作ってきましたがその番外編として、旅先で作ってみたやり方ともう一つの応用編を書いてみます。 ライブツアーの旅先(私は音楽家です)のいつもの滞在先にずっと置きっぱなしになっていた「虎豆」を見つけて、これで納豆が作れないかな、と思いつきました。 虎豆はいんげん豆の一種で虎柄で大豆よりはかなり大きめ。 一晩浸水して圧力鍋で柔らかめに煮ます。初めて使う鍋と初めて扱う豆で勝手がわからず、少し柔らかめになってし

          ハンドメイド納豆の再考察その2(応用編)

          ハンドメイド納豆の再考察その1(道具編)

          最近また納豆作りを再開しました。 初めて納豆を作ったのは2011年3月。震災の後にあらゆるものの流通が滞る中で納豆もまた姿を消し始めた。生産そのものよりもパッケージの印刷工場の影響だったというような記憶があります。 周りの人もなくなって困るというので、それでは作ってみるか、と周りの人のマネをして始めたという感じで。 乾燥大豆を水で戻して茹でて手作りした納豆は、市販のものとは豆そのものの味わいが全く違い、逆に市販納豆の豆自体の味気のなさに初めて気付かされたりしました。ともかく

          ハンドメイド納豆の再考察その1(道具編)

          華村灰太郎・石原岳・高岡大祐関西ツアー2023

          炎の歌うたい・華村灰太郎(from東京)と沖縄県東村高江在住、エレキギター エフェクターペダルなどを使う即興演奏家・石原岳、全国飛び回る旅のtuba吹き・高岡大祐三人での初ツアー!熱く燃え上がるオリジナルソングとブルーズロックの熱狂、何が起こるか想像できない即興が混じり合うライブです。 灰太郎とはお馴染み華村灰太郎カルテットで数々のライブを行ってきました。デュオで短い旅をしたこともあったけどこの編成では初めて。自分の言葉で紡がれた曲を熱く歌い上げる炎の歌うたい。 石原岳と

          華村灰太郎・石原岳・高岡大祐関西ツアー2023

          潮田雄一 高岡大祐 2023年関西ツアー

          気鋭のギタリスト、潮田雄一と初めて旅をします。 彼の音楽を言葉で伝えるにはどうしたらいいのか、これがなかなか難しい。 (音楽を言葉で伝えること自体難しいことですけども) 時には歌に絶妙に寄り添い、有るときにはジャズマンと音の炎を燃え立たせ、戦前ブルースや様々な大衆音楽、ルーツ・ミュージックのエッセンスを色濃く感じさせる時も多く、もっと不定形なエネルギーそのものというような自由なフィーリングを放ち、ロックのスピリッツを体現しているとしか言えない時も有り、時には自信もシンガーソ

          潮田雄一 高岡大祐 2023年関西ツアー

          高岡大祐 石原雄治2023年2月関西旅

          歌女、off flavor、その他数々のユニットやセッションで共演を続けている石原雄治と久々に関西方面を廻ります。元々二人とも大阪出身で色々やってきましたが現在彼は二拠点生活でバンコクと東京を中心に生活しているので少し間が空いていました。久々に再開です。 詳細はこちらもあります。 2/22(水)open 19:30 / start 20:00 【西明石はりまのまど】 with 江崎將史(trumpet) 自由料金制(+オーダー)久々のはりまのまど投げ銭即興ライブ。美

          高岡大祐 石原雄治2023年2月関西旅

          高岡大祐 オータコージ 中部旅2023年2月

          ドラマーのオータコージさんと中部地方にデュオ旅を行います。 最初は飲み友達から始まり、即興演奏の魅力に取り憑かれ飛び込んできたオータさんは僕とは違うフィールドでの活動を重ねてきましたがとにかくフットワークが軽く、好奇心が旺盛で、なにより、熱いプレイヤーです。 見応え聴き応えがあるライブをお送りします。 今回は各地でゲストの方々とも交わります。 2/9(木) open 19:00 / start 19:30 【岐阜 パノニカ】 岐阜県岐阜市神田町5丁目17 杉山ビル B1

          高岡大祐 オータコージ 中部旅2023年2月