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2020/02/11 東京都中央区にて

ここ最近「釣り教えて」という話が続いていて、あれこれ考えたり準備したり。
残念ながらこの季節は厳冬期で、最も釣りが難しくて過酷な時期です。
自分でさえも躊躇するくらい。
最初に楽しめないと釣りは苦しいものになる。
楽しんでもらうためにはどうしよう。

魚がいるかいないか試しにいかねば。
中央区隅田川河口域で、最も釣りした場所へ。
新しい釣具を手に入れたら必ずここに来る。ここで釣れなきゃ都内はもうだめ、という場所。

前から試してみたかった竿とリールを組み合わせ。こないだの茅ヶ崎で買った餌のあまり(瀕死)をつけて入釣して5秒。
きた、アレだ、久々。


60㌢しかないお子様にも安心な軟軟の竿がブチ曲がる。気持ちええ〜。
もちろんタモは持ってこなかった。魚いないはずだったから。ひえー。竿で抜き上げるのは不可能なので、水面まで上げて魚に空気吸わせてから、糸を手で手繰って取り込む。ギリギリ切れなかった。

背ビレがビシッと伸び出たのがかっこよくて撮りたかったけどそんなうまくいかず。

横にいたルアーマンが飛んできた。どうやって釣りますか。ワームだったら全く同じ釣り方できるから、針のサイズも全部教えてあげたけどすぐ諦めてた。もったいない。
釣りは根気よく、短気にあれこれ試すのがコツだ。待ってるのと諦めるのは、釣りに向いてない。攻めまくるのだ。

で、次にこのへんだなというところ狙ったら、チョンチョンと突かれた。何回か逃げられる。逃げる先を夜そうして追いかける。死にかけのイソメは動かないのでルアーの要領で誘いをかける。
きた、さっきより軽い、余裕があるので竿の曲がりを確かめる。細細だけど、意外と腰があるのだなあ、餌竿でこういう釣り方すると本当に楽しい。最近はルアー竿ばかりだったが、今度と繊細さなら餌竿が圧倒的に楽しい。


さっきより体長ながい。40㌢くらい。長いけど引きはさっきの35㌢位の方が強かった。体高がある方が強い。

このあと、五本しかなかったイソメとルアーに切り替えたりしたけど、うんともすんとも。釣れないほうが普通だ。ひとときの時合を逃さなかったのが良かっただけだろう。

釣れない時間のほうが圧倒的に長いのが釣りだ。釣り上げることよりも釣りをしているのを楽しめるようになれば、釣りを続けていられる。釣れない時間を楽しめればこちらのものだ。


このタックルは初めて試したがとにかく投げるのが難しすぎて、たまにうまくいくとそれだけで楽しい。しかも魚が来るともっと楽しい。

まあかなりこじれているかもしれないけれども僕の釣りはこんな感じです。

明日は指南の日です。

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