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ゲームで感じる感覚の老化(2022年1月29日の日記)

・ゲームをしすぎて首が痛い。

・正直に申し上げよう。わたしの今日のスケジュールはこうだ。

13:00 起床
13:30 昼食
14:00 ゲーム
22:00 夕食

・こうなんだよ。

・廃人か?

・いや、もうこの土日をわたしと似たスケジュールで過ごしている人などごまんといるであろう。ただ、明日再びの就職試験を控えている人間がすることではないのよ。本当にさ。

・せめて早く寝て明日の体調を整えようと思っていたのに、晩御飯食べたあとにこたつで寝てしまってこの時間に風呂入ってるからな。

・信じられないですよ。自分がさ。

博士「もとから信じてないぞい」

・は、博士~~~~~~~~~~~。


・ポケモンをやっていると、フィールドの地図にだれかの落とし物が表示されている。何かクエストがあったかなと思ったが、この地点で目の前がまっくらになった他のプレイヤーの荷物が落ちているのだそうだ。拾うと通信を通して持ち主に返され、フレンドポイントが手に入る。

・は??????

・ポケモンでは昔から力尽きることを「目の前がまっくら」になると表現される。昔は何とも思わず「勝負に負けたら悔しいもんな」くらいにしか思っていなかったし、実際トレーナー同士のバトルならそうなのだろう。

・しかしフィールドでは?

・フィールドで野生のポケモン相手に手持ちのポケモンがいなくなることは、そのまま死を意味していたのではないか?

・今作は特にポケモンがプレイヤー個人にダイレクトアタックしてくることで、より死の香りが強まっている。そりゃあ死ぬときは目の前がまっくらになるだろうな。

・つまりフィールドに残された、この荷物は遺品と考えるのが自然では…。

・これはゲームなので何度目の前がまっくらになってもやり直せるし、落とし物の荷物は拾ってあげれば、どこかで目を覚ます本人に戻っていく。しかし、どうしてもこれを拾い上げる時、ここで力尽きた誰かを思ってならない。

・ポケモンルビー・サファイアの時にライバルとして登場したミツルというキャラクターがいた。出会った頃は病弱だったが、主人公と一緒に捕まえたラルトスと過ごすうちに元気になり、物語後半には立派なトレーナーとなり、チャンピオンロードの出口で主人公に勝負を挑んでくる。プレイ当時は小学生だった為、ライバルの成長に「いい展開だな」としか思わなかったが、今となっては「正気か?」と思わざるを得ない。

・もともと病弱だった子どもを、いかに元気になったからといって、こんな危険しかない世界に単身で旅に出すなど正気の沙汰ではない。元気であろうとなかろうとポケモンの前ではどうしようもないというのに。

・こうしないと物語が進まないのは百も承知だし、それを言ったら他の冒険系の話はみんなこれと同じことが言えるんだけど、子どもだけで旅に出すな~~~~~~!!!!!!!大人を連れていけ~~~~~!!!!!!!!


・子どもの頃はわたしもポケモンと旅をしたいと思っていたのにな。いや、今もそう思うけど。

・考えが老けたことをゲームを通して思い知らされるの普通に嫌だな〜。でも毒系の技とか食らって人間がドロドロになるところや破壊光線で塵になるところなんて見たくないじゃない。

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・アイスうめ~~~~~~!!!!!!!!!!

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