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コミュニケーション

 発達障害の子どもは、コミュニケーションに難しさを抱えるといわれています。
発達の障害に限らず、人との関わり方や社会経験が少ない子どもにとって、相手の気持ちをうまく感じ取ることができなかったり、衝動性を抑えることができずトラブルになってしまったりありますね。

 さまざまな理由で、子どもたちは傷ついたり悲しんだりしていることがあります。
 療育カードやロールプレイとして理解しているように見えても、実際の場面は非常に複雑であり、何が適切な行動なのかわからなくなる。
また、感覚の偏りによって感情を抑えられなくなる。

 頭では理解しているように思えるのに、なかなか生活の中で応用することは難しいのです。
自発的な行動による成功体験を重ねること - "喜びを共有する体験の積み重ね " が大切です。
そのために、実際の場面を、ロールプレイした行動とつなげてあげましょう。

「お友達とにっこり握手」など、合言葉のように適切な行動をわかりやすく伝え、適切な行動とは何なのか、具体的な生活場面の中でそっと声をかけてみるのです。
 
 他者とかかわる中での摩擦は、成長のために必要ですが、過剰にならないよう、上手にサポートできると良いですね。

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