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【NH815】KLIA Ekspres終電間に合うのか!?

KLIA Ekspresとは

KLIA”Kuala Lumpur International Airport” ターミナル2~KL Sentral 駅までを
結ぶ空港アクセス鉄道です。


東京-クアラルンプール路線について


ANA便 NRT⇒KUL 17:30~23:55
    HND⇒KUL   23:30~06:00

JAL便  NRT⇒KUL 11:15~17:45
〔NRT・・・成田国際空港、HND・・・東京国際空港(羽田)〕

その他マレーシア航空やエアアジアなどのLCCも就航

問題の深夜到着便【NH815】

ANAが成田から飛ばしている【NH815】は、
成田を17:30に出て、到着が23:55 
そのあと、イミグレーション(入国審査)や預け荷物受け取りなどを
考えると、現地時間で日付が変わる深夜到着便です。
〔クアラルンプールの現地時間は、日本時間の-1時間〕

深夜到着の一番の問題点とは

通常 KLIAからKL Sentralまでは、バスやタクシー
そして、KLIA Ekspresなど様々な手段がある。

"バスも鉄道も終電がある"ということです。
つまり、普段日本で暮らしていても
感じる当たり前の不安。

終電乗り遅れの可能性が、旅先でも発生するわけです。

KLIA Ekspresの時刻表

KLIAの鉄道には、二つの種別があります。
◎KLIA Ekspres 日本でいう快速列車で、停車駅が少ない。
◎KLIA Transit  日本でいう各駅停車で、停車駅が多い分、乗車時間が長い。

各、列車の終電は

KLIA Ekspres:    KLIAターミナル1 00:05発
KLIA Transit:      KLIAターミナル1 00:34発

[ANA発着ターミナルが、ターミナル1]2023年10月1日現在

https://www.kliaekspres.com/schedule/

必ず、最新のものを確認してほしいが、
コロナ前まであった深夜1時台の列車がなくなっているのが
困るポイントです。


では、間に合うのか【先に結論】

ANAの成田発深夜到着の
【NH815】便は、KLIA Transitの終電に間に合う可能性が高い。
 時間的には、KL到着が23:50までならとても可能性高い。
 (実感的にはほほ行ける笑)

理由そして解説【私の実体験ログ】

2023年7月実際に
対象便でクアラルンプールへ行ってきました。
条件:エコノミークラス 最後方窓側 搭乗率60%(実感値)
  KL到着時間 23:24  イミグレ数人待ち 

実際、終電に間に合う上での懸念点は以下の通りです。

・懸念点① 航空機の遅延状況 
・懸念点② 航空機内の座席。(後方座席ほど、降機は、遅くなります)
・懸念点③ イミグレーション(入国審査)の混雑、通過状況
・懸念点④ 預け荷物の受け取り時間
・懸念点⑤ 鉄道駅への移動、乗車方法

懸念点①航空機の遅延状況
 デイリー運行で毎日飛んでますが、
 2023年8月のフライトデータを平均すると23:34には到着しています。
 8/4に天候不良が原因で52分の遅延が発生し
 到着が24:41になっている関係で、平均が多少悪くなっていますが
 その日を除くと、23:09が最速で、遅くても23:48
 23:50より前に到着しています。

懸念点②航空機内の座席
 これは、搭乗クラス、座席指定の場所などで変わってきます。
 ただ、エコノミー最後尾からでも許容範囲内に収まっていた印象です。

懸念点③イミグレーション(入国審査)の混雑、通過状況
 過去、問題があった人を除き普通の日本人は
 全くストレスなく通過できるはずです。
 下手したら、質問すらされず事務的に手続して終了です。
 あまり気にする必要はありません。

懸念点④預け荷物の受け取り時間
 多少の時間的ロスが発生しやすいのがここです。
 特に、他の便と重なっている場合や遅れ気味だった場合は
 ここが運命を左右します。
 航空会社のステータスや搭乗クラスに影響するので要注意です。
 ただ、当たり前ですが、預けなければこの問題は解決できます。

懸念点⑤鉄道駅への移動、乗車方法
 クアラルンプールの空港は、日本語表記もあり案内が多くあります。
 しかし、深夜ということで迷うかもしれません。
 事前に、場所をWebで確認したり、心配な方はYouTubeで予習すると
 安心ですね。

 現地で切符を買うか、オンラインチケットをWebで買っておくなど
 乗車には、いくつかの方法がありますが
 もしも万が一にも、駆け込むリスクを考えて一番スムーズな搭乗方法は
 クレジットカードのタッチ決済で乗る方法です。

 実際、私も飛び乗れるようにタッチ決済で乗りました。
 日本でのICカードと同様にタッチすると
 自動改札が開きます。とても便利です。
 (私の時は、さらにタッチ決済だと割引が受けられお得でした)

【私の実体験】
 クアラルンプール到着 23:24
   降機
 イミグレ通過
 荷物受け取り     23:51
   鉄道駅まで移動   
 改札入場       00:05
 (最終のKLIAエキスプレスが去っていくのが見えました)
  KLIA Transit 乗車    00:34

以上の理由と私の実体験から間に合う可能性が
非常に高いという結論でした。
ただ、天候不良や機材トラブルもありますので
その時は、あきらめてタクシー移動を選択しましょう。

最後に

この時、クアラルンプール国際空港内のターミナル間移動のシャトルが
故障のため、運休しており、代替えのバスでサテライト的な場所から
移動したため、多少の時間がかかりました。
復旧まで時間がかかるようで、しばらくはバスに乗り換えて移動のようです。

あくまでもKLセントラルまでしか鉄道は行きませんので
注意が必要です。
その先の鉄道は、もちろん深夜は動いていません
私の場合は、KLセントラル駅直結のヒルトンに宿泊予定でしたが
ここからタクシー移動だとまた、大変だと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
是非、クアラルンプールで良き旅になりますように。








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