2021年4月20日のKOCOラジの放送内容です｜Blooming Days PLUS -日々是好日-｜倉嶋桃子

2021年4月20日（火）

みなさん、こんにちは！倉嶋桃子です。

4月も下旬となり、農家の方が田植えの準備のことをSNSでUPしていました。
一般的には本州では5月～6月が田植えの時期と言われているので、米の生産者の皆さんはこれからが忙しくなる時期ですね。

以前、番組内でも取り上げたことがあったかと思いますが、郡山市には「ＡＳＡＫＡＭＡＩ887（アサカマイ887）」というブランド米がありますが、そのアサカマイ887の田植えの準備に関する話題が、新聞に掲載されていました。

記事によると、アサカマイ887は、通常、農薬や化学肥料を慣行栽培の半分以下にする「特別栽培米」で、60度のお湯に種もみを浸すことで農薬を使わずに消毒し、稲の病気を防ぐという「温湯消毒」ということを行っているのですが、今回はこのお湯に地元磐梯熱海温泉のお湯を使い、温湯消毒に挑戦するというお話です。

磐梯熱海温泉の泉質はアルカリ性単純泉で無色透明、無味無臭で、昨年から泉質分析や発芽試験を行い、使用に適していると判断したとのこと。
ＪＡ福島さくらの生産部会に所属する農家１９件中１１件が温湯消毒を取り入れており、このうち９件が温泉水を使った温湯消毒に挑戦するそうです。
先駆けて温泉水での温湯消毒を行った農家では、通常よりも２日早く発芽が確認され、浸透性の高さなどを感じているとか。

また、部会長の遠藤さんは「「種もみの消毒はコメの仕上がりに重要な工程。地元の温泉水を使うことで、さらに良いコメができると期待している。郡山全体が協力してこだわって作っているコメだということをアピールしたい」とコメントされています。

もともと、アサカマイ８８７は、名前の由来になっている通り、米作りの88の手間をかけ、さらに7つの厳格な基準をクリアしたお米のみにつけられる郡山市産最高級米。

チャレンジしながらさらなる美味しさを目指しているということですので、今年のお米の出来具合を楽しみに待ちたいと思います。

さて、今回の放送内容ですが、前日4/19にFMひがしくるめで「ボストンマラソンにまつわるお話」をお送りいたしましたので、「走る」に関連して太宰治の「走れメロス」をテーマにお送りいたしました。

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今週もみなさまにとって素敵な1週間になりますように。
倉嶋桃子でした。

＜参考資料＞

郡山「アサカマイ８８７」種もみ消毒に温泉水活用、ＪＡ生産部会　
https://blooming-days.njs.xyz/r53v

ASAKAMAI 887
https://asakamai.com/

お米ができるまで
https://blooming-days.njs.xyz/ehad