![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/132312382/rectangle_large_type_2_d4d1bde119dda37892ff2881121ef605.jpeg?width=1200)
流行り病と悲しみと
年末年始、流行り病にかかった。
これまでのどんな風邪よりも痛くて辛くてしんどくて。
治ったはずの喘息が帰ってきたように咳が止まらない。
実はここ数年沢山の風邪をひいたし、優れない体調に苦しんだ。
そんな日々のラスボス?みたいな病に遭遇し、年始のニュースに涙した。
最近の地球、悲しいことが多かったよねと振り返る。
どんな状況の中にもよろこびを探しながら、前を向いて明るく過ごしてきたけれど、どうしても流しきれない悲しみが、心のどこかに残ってる。
その悲しみは、どこから来ているのか。
今日の出来事からなのか、過去の延長なのか、記憶にもないどこかから来ているのか、、、定かではない複雑さを持つ。
これからどこに向かえばいいの?
希望の光が見えなくなって。
心も体も満身創痍。
すごろくの”振り出しに戻る”みたい。
でも新しく始めるにはきっと未消化の悲しみが多すぎるから。
膿出しみたいなことが起きているのかな。
止まらない咳で折れた肋骨に、ここまで来たらむしろ笑ってしまうくらいのエールを感じて。
その痛みが、治まってきて、折れた骨と骨がくっついて太くなるのと同じ頃、私もまた歩き出せるだろうか…
日々のよろこびに目を向けて、できる限りどうか穏やかに、安心していられますようにと、願う。
2024.2.26
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?