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2019年が「あっという間だったなー」と思っている人たちへ。

私は、お金が大好きだ。お金を好きな理由は、「自由」を買えるからだ。美味しいご飯を食べたり、好きなものを買ったり、好きな勉強ができたり、行きたい場所に行くことができる。大好きな人たちと一緒に体験し、思い出をつくっていくことができる。お金ってなんて素敵なんだろう?って思う。

私の目標は、両親が私たち兄妹にしてくれたように一家をまるごと支えられるくらいに稼ぐこと。みんなで楽しく美味しいご飯を食べられるように。好きなことを学べるように。まだまだ足元にも及ばないのだけれど……「あ、いつもの出世払いでお願いしまーす!」今回のかきあつめテーマは「お金」です。お金について語ります!

時は金なり。

Time is money. -時は金なり。時は貴重であるからむだにすごしてはならない。(デジタル大辞泉より)


散々お金が好きと言っておきながら、少し違うお金の話をしたい。それは、「時間」である。言うまでもないことだけれど、時間は有限だ。止まらない。そう、今この瞬間も時はこの手をすり抜けている。時間の使い方がその人の人生になるといっても過言ではない。こんなにも大切な時間なのに、私は上手に時間を使えているだろうか?答えに困ってしまう。

優秀な人ほど、「時間がない」ことを言い訳にしない。

これは、私が仕事を通して諸先輩方から学ばせていただいたことである。数年ほど前、社員教育に関する業務を担当していたころ、拘束時間も拘束期間も長い、とある負荷のかかる研修を実施したときのことだ。受講生は、上層部に選抜された数十名で優秀な方々ばかりだった。粒ぞろいの皆さんなので、目標達成に向けた行動にとても勢いがあった。しかしながら、結果を残す人と残せない人に二分化していった。……レベルはほぼ変わらないはずなのに何があったんだろう?彼らに関わらせていただきながら、(失礼ながら)結果を残す人と残せない人の違いを分析していた。

精鋭たちは、皆忙しい。状況は違えど、仕事においてもプライベートにおいても自分の事だけを頑張ればいい年齢ではない方々ばかりだった。だけど、少ない時間を短時間集中で効果的に使い、見事な成果を叩き出してくる方々がいた。何が何でも掴み取るという必死さが少し怖いくらいだった。一方で「時間がない」ことを言い訳にする人は道半ばで諦めてしまったり、だらだらと学習を進めることが多かった。そして、結果も出さない。「時間がない」という言葉を耳にした瞬間、「多分、厳しいだろうな」と確信してしまうくらい、その通りの結果が付いてきたのが不思議だった。もう少し言うと、結果を出す人は、時間に限らず言い訳をしなかった。常にどうしたらできるかを考え前進していたように見えた。

どうしたらできるかを考えよう。

これは私にとって重要な発見だった。少しでも結果を出す先輩方に近づきたい私は、「時間がない」や「忙しい」という言葉もあまり使わないように気を付けるようになったのだから。言い訳している暇があったら、前に進むためにどうするかを考えた方が良い。

勉強だけに留まらない。やりたいことだってそうだと思う。「いつか時間的余裕ができたら挑戦してみたい」と思っていたら、その「いつか」はなかなか来ない。「いつか」とは、自分で覚悟して創り出すものではないだろうか。とにかく小さな一歩でも踏み出してみる。1㎜だっていい。それが上手くいかなかったのなら、作戦を立て直して、もう一回やってみればいい。挑戦した自分は、挑戦しなかった自分よりも、圧倒的に目標に近づいているのだから。ふと……昔、人生の大先輩に贈られた「社会人の心得」を思い出した。

どうしたら出来るかを考えよう。簡単にあきらめるのではなく、どうしたら出来るかを考えるようにしましょう。コツは口癖にすることです。「~だったら出来ます。」、「こうしたら出来ます。」(人生の大先輩の言葉より)

時は金なり。二度と戻らない「あっという間」を味わい深い「間」にしていきたい。「あっという間」に締めくくられようとしている2019年に感謝しつつ、2020年も「あっという間」の連続を味わい尽くしたいと思う。

お付き合いいただきありがとうございました。

編集:円(えん)
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