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『バナナの魅力を100文字で伝えてください』

人は色々な場面で「伝える」ことをしなくではいけない。
伝えるときは信頼を与えることが大切。

相手に理解してもらえなかったら伝わっていないことと一緒
長くその人と接し、思いを伝える。
伝えていても忘れていることは多いもの。何度も伝えよう

相手が話すことだけを受け取るのではなく、そのことに対して「聞きたい人のための質問」をして理解を深める。

うまい伝え方は、相手の頭の中に景色が見えるように、五感を意識して伝える。(イメージの可視化

上手な話し方
・親近感を湧かせ
・相手との共通点を見つけ
・興味を抱かせる
・自分のダメを曝け出す
・笑顔

何かを買ってもらいたい時の雑談は、目的を変える。
買ってもらうのではなく、仲良くなるように話をする。

伝わる伝え方
・比較をして違いを見せる
・フリとオチをつける
・ホワイトボードを使って見える化しながら、ゴールイメージを共有する(会議など)
・前向きなうまい言い換えを使って言う
・数字を使って
・読点を使って(広告などの書き言葉)

うまく伝えられる人は、相手の頭の中をイメージして相手のメリットを考えてその言葉を言う。
例えばレストランで注文したものが出てこないと文句を言われたら・・・
お客様のために今、美味しい料理を一生懸命作っておりますのでしばらくお待ちください」などと言う。

新しい価値観、物事を因数分解、無意識を見つけ解決していく方法などを伝えていく

怒ったり、イライラした状態ではうまく伝わらない。
怒りはまず自分で自覚し、クールダウンの方法を持っておく。

重箱の隅をつつくような細かく突っ込んでくる人には、まずは相手の指摘を受け止め感謝を述べる。
「そのことについてはまだ詰められていないので、まずはこの問題のゴールが見えた段階でその問題について詰めてみます。ご指摘ありがとうございました。」と返答する。

話が広がらない人と話をする時は、イエスノーで回答できる質問をするのではなく、話が広がる聞き方をする。相手の好きなことを聞き出し、それに自分のことを乗せて話をつなげる。


この本から、伝わる技術はたくさんあるが、ベースにあるのは相手と仲良くなり、好きになってもらうことが一番大切なのだと感じた。相手の頭の中をイメージし、自分の目指すゴールを相手のメリットとともに共有することが大切だと思った。

心に残ったのは、とある一流のホテルではお客様が二杯目の飲み物を頼んだ時、一杯目の位置と同じところに置くというところ。そのお客様が一番心地よい場所に置いていたはずなので、その位置に新しい一杯を置くというところだ。そのちょっとした気づきが、最高のサービスを生むのだと感心した。


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