見出し画像

スキー板「キャップ構造」と「サンドイッチ構造」違い

スキーをしている方は聞いたことがあるかもしれませんが、スキー板には「キャップ構造」「サンドイッチ構造」というのがあります。
これは、スキー板の製法の違いです。

昔の板は一枚板を使っていたそうですが、それが合板になり、そしてサンドイッチ構造が生まれたそうです。
サンドイッチ構造は、、全ての構成材をラミネートしたもので、たわみに対して歪みにくい、力をダイレクトに伝えられる構造になっています。
その後、1980年代中盤からレースの世界でエッヂに、よりプレッシャーをかけやすくするためにキャップ構造が生まれます。キャップ構造はサンドイッチの上面および両サイドをシートで覆ってキャップ型に整形したもので、ねじれ剛性に強いとされています。
キャップ構造が一般化していましたが、最近では板の開発サイクルが短くなり、選手の要求も多様化しているので、設計の自由度も高く、精度が確保しやすいサンドイッチ構造がまた復活してきているようです。

画像1

画像はhttp://discus1110.livedoor.blog/archives/56590.htmlからお借りしています。

この二つのメリット、デメリットを比較すると、

【キャップ構造】
⭕️軽くて安価、耐久性がある
△乗っているとパタパタする

【サンドイッチ構造】
⭕️ばたつかない、フレックス、トーションが出しやすい、乗り心地が滑らか
△重くなりやすい、値段が高い

この二つの中間的なもの(シェルトップなど)もありますが、一般的な上記の二つであれば、軽くて扱いやすいキャップ構造は初級中級者におすすめで、重めだけれど力がダイレクトに板に伝えられるサンドイッチ構造は中上級者におすすめだと言われています。

板の性能や、好みもあるので、ぜひ色々試していただきたいです!

本日は 喜業家つぼたこうすけ/エンジェル投資家/感護師さん の画像を使わせていただきました!
ありがとうございます♫

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?