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◆思う

自分は、主にSNS等で鉾立真虚人と名乗っている。
この名前を名乗るとき、他人の名前を借りているような感覚になる。
よくよく思い出してみれば自然な事ではある。
そもそも鉾立真虚人は私ではないからだ。

◆確認する

鉾立真虚人は
髪も肌も白くて瞳が赤くて
綺麗な顔をしていて
冷静で
とても頭がよくて
優しくて
一人でも平気で
利口で
誰にも迷惑をかけずにいられて
人間じゃないから生きることも死ぬこともなくて
老いることもなくて
居なくても在ることができて
ミスなんか全然しなくて
自分をわかっていて
部屋に籠ってこんな文章を書くことなんて絶対にありえない
少年だ。

◆確認する

私は
日焼けと脱色で痛んだ黒髪
汚くて黒ずんだ肌
ほんの些細な事で気が動転して
中学レベルの学力も足りなくて
自分の為に親兄弟も他人も利用して
そのくせに何も恩を返さなくて
周りの人間に迷惑ばかりかけていて
もうあと4年もすれば30歳になるのに
何の役にも立たなくて
同じミスばかり繰り返して
自分の立場を何も弁えていなくて
実家に寄生して生きているだけの
陰気で醜くて下衆な女だ。

私は鉾立真虚人ではない。
私が鉾立真虚人に成ることはできない。
仮想現実で鉾立真虚人に似せたアバターを使っても
鉾立真虚人に似せたキャラクターの絵をSNSのアイコンにしても
白いウィッグや赤いカラーコンタクトを着けて化粧をしても
私が思う鉾立真虚人の口振りをどれだけ真似ても
鉾立真虚人に成ることはできない。

何度も死のうと考えた。
タオルや紐で首を括ってみたり、沢山の薬を飲んでみたりした。
それなのに今ものうのうと生きてこんな駄文を書き連ねているのは
本当に死んでしまうのが怖いからだと考えている。
駅のホームに立って電車を待つ時も線の内側に立つし
高いところに立って下を覗くと寒気がして恐ろしくなる。

私は親から「何も考えていない」「すぐに逃げる」とよく言われる。
全くもってその通りだと、常々思っている。
私は現実からも自殺からも逃げて、実家でぬくぬくと過ごしている。

私は親から「情けない」とよく言われる。
全くもってその通りだと、常々思っている。
私はこの歳にもなって仕事もせず、親族の金で生活している。

私は、とても不謹慎で思慮に欠ける考えをずっと持っている。
冗談でもこんな考えを起こさない、人間として価値のある人格に
自分の主導権を明け渡してしまって、私は消えてしまいたい。
そうしたら自分の家族は今よりも楽に生きられるだろう。

当事者がどれだけ苦しんでいるのかを理解していないから
こういった浅はかな考えができるんだと思う。


それらが、私が創作を続けている理由なんだとおもう。

本気で創作活動に打ち込む先人達に対して失礼極まりない理由だと思う。
その考え自体が創作活動そのものに対する冒涜な気がする。

殺して欲しいと言うと他人任せになってしまう。
死にたいと言うのも、許可を乞う時点で他人任せだ。

死ね

こんな誰も読まん駄文書いてる暇があるならさっさと死ね
こんなの公開するなそもそも書くんじゃねえよ時間と電力のムダだ
今時イタいし気持ち悪いんだよ病みブログなんか

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