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【お題】雪

雪の思い出はたくさんある!

そもそも中の人は愛媛の東の方の出身で、雪とか降ってもさして積もらないし、積もっても地面が透けて見える程度だったり、
一番古い雪の記憶は小学校の校庭で泥まみれの雪合戦をしていたことだったりします。
雪がさして積もらないから、雪玉を丸めても雪の中にグランドの土が混じってるんですよね。
でも、それでも本当に全然雪なんて降らないから、そんな雪玉でもはしゃぎまくってた。
それが愛媛県です。

まぁ、温暖化とかもありますが、地元で雪のイメージは本当に全然ないです。

(中の人が京都に出てから、豪雪の年があったらしいですけど……、)

今回はそんな中の人が雪でめちゃくちゃはしゃいだお話をしようと思います。

ちなみに今回、写真がめちゃくちゃ画素が粗いです。
すまちゃんこと、スマフォを擬人化した中の人のオリキャラですが、当初はガラケーだったため、めちゃくちゃ画素が粗かったのです。

※すまちゃんの本体はSIMで身体が入れ替わるのでずっとロリの姿なまま、実は一番お姉さんなのである

それは大学で京都に出て、一人暮らしを始めた年の、二月くらいのこと。

二月はもう大学は春休みで、一回生も何とかぎりぎり終わって毎日寝て過ごしていた時のこと。

(マジで単位取得がぎりぎりでいつも生きていたいからー、あーあー♪ だった)

突然母親からの電話で起こされる。

「あんた雪大丈夫なんかね!」
「は?」

まぁずっと寝ていたので前日から豪雪だったことを全く持って知らず、母親からの電話で初めて窓の外を見たわけです。

真っ白じゃん!

もう母親と電話してる場合じゃないですよね、もう速攻暇そうな(失礼)日本文学の友達を誘って神社仏閣巡りをしました。

雪!
はしゃぎまくって、とりあえず北野天満宮行って、平野神社に行って、一番の目的は雪の金閣寺!

これもう絶対綺麗じゃん! て、思いません?!

ちなみに鹿苑寺には大学の入試の日に、面接試験がボロクソだったのでどうせ落ちるからその前に金閣を見てから帰りたい、と、母親と一緒に行って、売店で売ってるハガキを見て、

雪の金閣綺麗すぎんか?!

と、なっていたので、めちゃくちゃ楽しみにしていったんですよ。

結論から言うと、真っ白に雪化粧された金閣ではなく、陽の当たる側だけ雪が解けてしまっていたんですけど……、

それはそれで趣き深い!

めちゃくちゃ興奮して写真を撮りました。

※その時はとにかく記録だけしたくて写真を残していた感じです
※その後、創作仲間の先輩のお蔭で、写真を撮る楽しさを知ることになります

二代目ガラケー時代の写真を自作のチェキ風テンプレに入れたら画像粗すぎて泣いてる。

この写真、画素が粗くなかったらめちゃくちゃいいと思いません?!

陽の当たったところだけ溶けてて反対派残っているのも、
陽が出たから金閣の金が映えているのも、

自分で言うのもなんですが、めっちゃいい時間に撮れたと思っています!

大学の卒業と共にこの時一緒に金閣に行った日本文学の友達とは縁が切れたのですが、こうやって衝動的に誘ったのに、美しいものを一緒に愛でようとしてくれる人がいたのは、自分の大学生活ですごく恵まれていたなと、しみじみ思います。

雪に関する思い出は他にもいろいろありますが、この時の、

「雪って陽の光が当たるとすっごく綺麗!」

って、今まで抱いていた印象が覆されたからこそ、雪をもっと好きになったんだと思います。

雪っていろんな印象があるじゃないですか。
場所によっても違うじゃないですか。
それをまじまじ見て、どれも綺麗で、楽しくて、わくわくして。
それを知るきっかけとなったお話でした。

あ、今でも雪の金閣の写真はいつかリベンジしたいと思ってますよ!
働いてなかったらこの間の雪の日に金閣まで行きたかったです、いやマジで。

というわけで、おしまい!

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