買ってきたお花(切り花)を長持ちさせる方法。水替えだけはダメよ
最近いただいたお花(切り花)を生けることがあって、花瓶がないので、適当なコップに挿してたんだけど、あっという間に枯らしてしまって。。
いまさらだけど、切り花を長持ちさせる方法を調べてて、水替えだけはダメってことを知りました…。(ごめんね。)
今後のために切り花を長持ちさせる方法をまとめておく。せっかくなので、お花の定期便とかいう花のサブスクも流行ってるようだし利用してみようかな笑。
切り花を長持ちさせるには?
鉢植えの花に比べると切り花は寿命が短く、「長持ちさせるのが大変」というイメージですが、ちょっとした工夫で長持ちさせることができます。
まずは切り花の寿命がどの程度なのか理解した上で、適切な施策を講じることが重要です。
花の種類や特徴によってもそれぞれ違いがありますが、花の寿命は平均1週間前後と言われています。ただし、その時の季節・気温・湿度などの環境によっても微妙に格差が生じる場合があります。
春と秋の季節は、1週間~10日程度まで長持ちする場合もあります。夏は気温が高く、水分が蒸発しやすいこともあり、4~5日程度と寿命がやや短くなることもあります。冬は10日~2週間程度長持ちすることもあります。
水を腐らせないことがポイント
切り花を長持ちさせるには、「水が命」いっても過言ではありません。夏は気温が高くなり、水分が蒸発しやすくなりますので、水を切らさないことが肝心です。
しかし、水を与えても時間が経つにつれてバクテリアや雑菌が繁殖しやすくなり、切り花の衛生環境が悪くなりがちです。
花瓶に10円玉を入れておくと、銅イオンの成分が少しずつ水の中に溶け出して、その殺菌作用で水が腐りにくくなるとも言われています。
あとはできるだけこまめに水を替えるなど、水を腐らせることのないように、細心の注意を払いましょう。
参考URL
https://www.aoyamahanamohonten.jp/blog/2020/07/28/keep-flowers-fresh/
切り花を長持ちさせる方法
切り花を長持ちさせるには、下記の通り6つのコツがあります。
購入後は水切りをする(茎は斜めに切る)
切り花を購入したら、こまめに水切りをしておくことが重要です。切り花の水切りとは、茎のもっとも下の部分を水の中でカットすることです。
茎の部分を水に浸した状態のまま、切るのがポイントです。水中が茎を切ることによって、空気や雑菌の侵入を防ぐことができます。また、茎の切り口の部分の乾燥を防ぐこともできます。
水の中でカットするのが難しい場合は、茎を切ったらすぐに水の中に浸しておきましょう。
水切りをする時は、切れ味の良いハサミを使うのが重要ポイントです。茎を斜めの方向にスパッと瞬時に切るのがコツです。
水切りは毎日行うのが基本で、茎の最下部から1㎝上ぐらいの位置でカットします。
剪定する。余計な葉やつぼみは除去
切り花を花瓶に移す前に、花の状態がどのようになっているのか、じっくりと観察しましょう。葉っぱがたくさんついていたり、つぼみが多いと水分が行き渡りにくくなり、切り花を長持ちさせるのは難しいです。葉っぱやつぼみが多いと見た目にもよくありません。
余計な葉っぱやつぼみはできるだけ除去して、剪定作業を丁寧に行いましょう。
風通しのよい場所に置く。直射日光はNG
切り花の置き場所にも十分に気をつける必要があります。湿気の多い場所や直射日光が当たり場所は避けて、風通しの良い場所に置くことが重要です。
水換えをする
定期的に水を換えておかないと、雑菌やバクテリアが繁殖しやすくなり、水の色が次第に濁ってきます。
とくに、夏の暑い時期は室内の気温が上昇して水が腐りやすいので、毎日水換えをしましょう。冬の寒い時期は、2日に1回程度でも構いません。
水の量は入れすぎない
花瓶に水をたっぷり入れておけば良いというものではありません。
花が水に浸かりすぎてしまうと、葉っぱや茎が腐りやすくなり、かえって逆効果になってしまいます。
水の量は、茎の最下部から3センチ~5センチ程度上ぐらいの位置が目安となります。
栄養剤を入れる
切り花にお水を与えるだけでは栄養が十分に行き渡らず、日が経つうちに雑菌が繁殖しやすくなります。
栄養剤を入れておけば、花の成長に必要な栄養素が十分含まれているので、時間の経過とともにイキイキしてきます。
また、栄養剤によっては殺菌・抗菌成分が含まれたものもあるので、水の腐敗を未然に防ぐ効果も期待されます。
切り花を長持ちさせる栄養剤や延命剤も市販されているので、どのような成分が含まれているのか、使用頻度についてチェックしておくと良いでしょう。
まとめ
この記事では、「切り花を長持ちさせる方法」というテーマで解説しました。
中には、「お水を毎日替えておけば花が長持ちする」と思い込んでいる人もいますが、お水を換えるだけでは花の寿命を長く延ばすのは難しいです。
毎日水切りをしたり、栄養剤を適度に与えるなど、さまざまな工夫が求められます。
また、花の置き場所にも注意が必要です。花はとてもデリケートなので、直射日光が当たる場所や高温の場所は避けるなど工夫しましょう。
こまめにきちんとお手入れを続けていれば、花がすくすくと成長して居心地も良くなり、美しい花の姿をわたしたちに見せてくれることでしょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?