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成約率を上げるブログ術

ブログ歴20年、デジタルマーケティング歴9年の高木優(ゆうさん。)です。

これまで、個人事業主や中小企業と幅広いクライアントに対して、デジタルメディアを通じたマーケティング支援を行ってきました。また、東京都DXリスキリング支援講座の講師や企業向け研修ウェビナーも務めています。

はじめに

「ブログが成約に繋がらない」と悩んだことはありませんか?

ブログの訪問者を顧客に変換するための明確な戦略がないと、収益向上に向けた施策を立てることは難しくなります。

この記事では、ブログ訪問者を顧客に変換するための具体的な方法について解説していきます。ブログ運営におけるコンバージョン率の改善ポイントを押さえ、しっかりとした成果を出せるようにしましょう。

ブログ訪問者を顧客に変換する2つの方法

ブログ訪問者を顧客に変換する方法には、2つのアプローチがあります。

  1. 直接的にサービスページへのリンクを設置する

  2. 読者のメールアドレスを獲得し、メール配信で顧客に導く

つまり、ブログから直接的に購買につなげるか、メールアドレスの獲得によってリードを育成し、後々の商品購入につなげるかの2つの方法です。

この2つの方法を組み合わせて、効果的にブログ訪問者を顧客化していきましょう。

ブログからの売上を可視化する

まず大切なのは、ブログからの売上をしっかりと測定することです。訪問者がどのように行動しているのかを把握できないと、改善の糸口が見つからなくなってしまいます。

ブログとサイトの連携を強化し、ブログ訪問者の行動を可視化するための設定を行いましょう。具体的な手順は以下の通りです。

Google Analyticsでコンバージョンゴールを設定する

ゴールを設定することで、ブログ訪問者がサイト内のどのページで成約に至ったのかを把握できるようになります。例としては、無料体験の申し込みページやサービス購入ページなどが考えられます。

ランディングページレポートで成果を確認する

ランディングページレポートを確認することで、ブログ訪問者がどのページから サイトに訪れ、最終的にどのページで成約に至ったのかを確認できます。これにより、どのブログ記事がどの程度収益につながっているのかを把握することができます。

ブログからのリンク設置を最適化する

ブログ訪問者をサービスページやランディングページに誘導するためには、リンクの設置場所とデザインを最適化する必要があります。

サイドバーのCTA

多くのブログではサイドバーにメールフォームなどのCTAを設置していますが、一般的な変換率は0.5%~1.5%程度です。

サイドバー内に他の要素が多すぎると、CTAが埋もれてしまうため注意が必要です。サイドバーに1つのCTAを目立つように設置することで、変換率が向上する傾向にあります。

記事末尾のCTA

「読者が最後まで記事を読んでくれたなら、さらに深く関与してくれるはず」という考えから、記事末尾にCTAを設置する方法もよく見られます。

しかし実際の変換率は0.5%~1.5%程度とそれほど高くありません。これは記事の最後まで読み進める読者が少ないためです。

そのため、記事末尾のCTAよりも、記事の上部や中盤にCTAを設置する方が効果的です。

まとめ

ブログ訪問者を顧客に変換するには、2つの方法が重要です。

  1. 直接的にサービスページへのリンクを設置する

  2. 読者のメールアドレスを獲得し、メール配信で顧客に導く

これらの方法を組み合わせ、しっかりと成果を測定しながら最適化していくことが不可欠です。

特に、CTAの設置場所やデザインを工夫することで、大きな変換率の改善が期待できます。

ブログからの売上貢献度を可視化し、上司にしっかりとした成果報告ができるようになりましょう。読者の行動を深く理解し、コンテンツ固有のコンバージョン施策も検討していきましょう。

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