CL愛知使用 ビクティニVmax 【完全無料】


こんにちはブロッカーです。

先日開催されたCL愛知に参加して本戦を7-2で完走し49位に入ることができたので使用したデッキを紹介したいと思います。無料です。

当日のマッチングは

不戦勝

雷MM〇

レシリザ〇

ビクティニMM〇

インテレオン〇

ビクティニ×

三神×

三神〇

サナニンフ草MM〇

でした。


■デッキの特徴

ご存じとは思いますがビクティニVmaxのデッキの強い点、弱い点から紹介していこうと思います。

・強い点

1、Vデッキ全般に有利である

ダイビクトリーはポケモンV相手なら2エネで220ダメージを問答無用で出せるので2回攻撃が通ればザマゼンタなどの例外を除けばVmax含めて現存するポケモンVすべてを倒すことができます。剣盾以降はポケモンVでの商品展開となるためGXポケモンの新たな脅威への対策が必要ないのも嬉しいです。

2、炎デッキである

溶接工を擁する炎タイプなのでエネルギー加速の性能は環境デッキでもピカイチでそれをサポートする巨大なカマドや炎の結晶、TAGチーム単体での戦闘能力に優れたレシラム&リザードンなど周りのカードにも恵まれています。またザシアンなどの鋼タイプの弱点を突けて弱点となる水タイプがインテレオンやラプラスといったシェアが低いデッキなのも環境的に追い風です。

3、要求値が低い

1の項でも触れましたがビクティニ進化ライン+2エネの4枚で動けるため溶接工に頼らずとも動けますし溶接工があれば攻め手を2か所平行して育てることもできます。

・弱い点

1、V以外に打点が出ない

ビクティニVmaxはポケモンVには無類の強さを誇りますがその反面ダメージ手段がダイビクトリーしかないので三神はもちろんデデンネGXや果てはヤレユータンやカビゴンにすら足踏みすることも多々あります。

2、サポートの取捨選択が難しい

溶接工に頼らずとも展開はできますが溶接工4+ボスの指令4で8枠埋まってしまい、またビクティニVmaxや溶接工が被ると関連カードがないと動きが鈍る上に捨ててしまうとその後の動きに影響が出てしまうので博士の研究と噛み合わない点がサポート周りを構築をする上でモヤモヤするポイントとなりました。

3、ミラーの後攻が絶望的

ポケモンVに絶対的な強さを誇りフットワークが軽く動けますが裏を返せばポケモンV主体のこのデッキはミラーマッチにおいて高確率で発生するダイビクトリーの打ち合いに後手をとると非常に厳しものがあります。

■長所を伸ばし短所を補う構築

デッキのコンセプトとしてビクティニの要求エネの少なさを活かしてエネルギーが4枚以上ついたワントップを極力作らず多面的に攻め手を用意できる構築を目指しました。

以上の点を踏まえて今回使用したデッキがこちらになります。

画像1

それぞれのカードを採用理由とともに説明していきます。

・ビクティニV+Vmax

デッキの核です、ビクティニVはすべてスターター版を使用しました。パックに収録されている方は逃げエネが1でワザのダメージの変動がスターター版より小さいですがビクティニVの状態でワザを打つときは後攻1ターン目か進化ができていない時なのでひろがるのほのおを打てた方が強い場面が多いと判断しスターター版を選択しました。エネバーストも自身と相手に3エネずつ(溶接手張りに相手がアルティメットレイを使用後など)のケースだと180のダメージが望めるためGX系統への抵抗になり実際エネバーストでなければ勝てかなった試合もありました。逃げるエネルギーに関してもポケモン入れ替え+ふうせんの構築でベンチを行ったり来たりするデッキでもなくワザを打った時点で2エネは確保できているはずなので不便と思ったことはありませんでした。連撃の増加でボツになりましたが昔のジラーチ入りレシリザのようにUターンボード+ジラーチアメイジングといったパッケージを採用するのであればパック版の採用もいいと思います。

・デデンネGX、クロバットV

デッキのドローソース、動きが軽くデデンネ+博士の研究のような十数枚デッキを掘り進める必要がないので各1枚の採用となりました。

・ヒードランGX

今回のMVPです、MMや三神といったダイビクトリーでは太刀打ちできないGXポケモンを場に6エネあればサーチからすぐ倒せるので苦手なカードの処理から勝ちを持ってくる終盤での活躍が大きかったです。TAGポケモンはエネルギーがそこに集中していることも多くGXワザで倒した後も相手が場を立てなおすまでばくねつスタンプで戦線を維持することもできます。

・ファイアローV

こちらもデッキの不利な部分を埋め合わせるのに大きく貢献してくれたカードです。三神をぐれんのつばさの160×2で大きなおまもりの上から2回の攻撃で倒せてHPが190あるのでオルタージェネシス込みでのアルティメットレイを耐えることができるためヒードランのような明確なゴールが見えない場合こちらのプランを狙っていきます。ファストフライトも先攻での事故回避やリセットスタンプの返しの空いたターン(サイドが4~5枚取れている状況=相手の主戦力が落ちており3体目のアタッカーを育てるラグが発生する)に手札を補充できたりと八面六臂の活躍をみせてくれました。逃げエネ0のためとりあえずバトル場に出すポケモンに迷わないのもいい点です。炎ポケモンの中では珍しく雷弱点ですがこれ1枚では水相手になにも起こらないのであまり利点はありません。闘抵抗のほうがありがたいです。

・レシラム&リザードンGX

炎ポケモンの中で一番戦闘スペックが高いのでビクティニ以外のアタッカーとして採用しました。げきりんはミラーのダイビクトリーに強くフレアストライクも溶接工込みで2ターンで打つことができGXワザのダブルブレイズは追加効果なしで三神を1撃で倒せずとも突破口にもなり後攻をとった時に相手がポケモンV1体でエンドしてきた場合だと溶接工込みでたね切れに持ち込めるのでエネルギーさえあればすべてのワザが高水準の打点を保証してくれて非常に強かったです。

・ヤレユータン

たねポケモンの枠でスタートが許容できるカードとして採用しました。デッキの性質上1枚入れ替えるだけでも状況の変化が望みやすく巨大なカマドでのデッキの毎ターンのシャッフルやマリィ対策でのボスの指令の積み込み、被った溶接工やボスの指令、ビクティニVmaxなど現状は必要ないが後で必要になるカードの返却など毎ターン1ドロー以上の働きをしてくれました。

・ミュウ

連撃対策として直前で採用しましたが一度も当たらなかったため使用していません。もともとはボルケニオンの枠でした。

・クイックボール、ポケモン通信

デッキを回すためのカードです、若干ポケモンの数が少なく感じたのでポケモン通信は2枚に減らしています。

・クラッシュハンマー

三神攻略のキーカードで本記事のメインとなります。

今回のデッキを構築する上で課題となった三神の対策とミラー後攻の解答となるカードです。三神相手は鋼エネルギーに対して水エネルギーが少ないことがほとんどなので水エネルギーの破壊を狙います。オルタージェネシス成立前は三神に鋼、水どちらがついていても表が出れば次のターンに水エネルギー+メタルソーサー+エネルギーつけかえ(+状況により入れ替え手段やソーサーの対象や鋼エネルギー本体)を要求できデデンネGXや博士の研究はエネルギーつけかえを捨てなければならないケースもありデッキを掘り進めるほどアルティメットレイでつけるエネルギーが減る可能性もついて回るので最高の状態でのオルタージェネシスを発動される可能性はかなり低くなります。オルタージェネシス成立後は三神に鋼2水1、後ろのザシアンVに鋼3といった状態が基本的なパターンでここで三神の水エネルギーを破壊しボスの指令でザシアンを引っ張ると次のターン以降水エネルギーを引かなければ実質三神が置物になった状態で相手の攻め手がなくなるので苦手なGX相手の駆け引きを誤魔化すことができます。もし水エネルギーを引かれてもこちらにボスの指令がもう1枚あればもう一度同じことができますしふとうのつるぎでザシアンが鋼エネルギーを獲得していた場合クチートデデンネクロバットあたりに雑に余った水エネルギーを張るケースも多いので残ったボスの指令3枚に対して相手の水エネルギーの枚数を考えると狙う価値は十分にあると思います。

ミラーに関しては溶接工だけは対処のしようがありませんがそれでもエネルギーの破壊に成功すれば無策の後攻よりかは勝率が上がるので負け試合を拾えるカードとしては優秀だと思います。

パーフェクション系やウーラオス系の特殊エネルギーに関しても一度破壊すれば回収手段に乏しくエネルギー加速の手段もそこまで多くはないので有利に立ち回ることができます。ストーン闘エネルギーを張られるとウーラオスVがダイビクトリー圏外になるのでデッキの動きを完遂するのにも使えます。

これらの特殊エネルギー系デッキをみるならうねりの扇のほうが適正ですがガラルサンダーVが出たとはいえ三神がオーロラエネルギーのみの構築を見なかったのでクラッシュハンマーで正解だと思います。

本戦では14回の試行に対して表が2回ととんでもない確率をたたき出してしまいましたが表が出た試合はしっかりと勝てましたし確率通りに表が出ていれば全勝も狙えたと思います。どこまでいってもコイントスカードですのでその点は割り切らなければいけません。

・リセットスタンプ

本当は2枚採用したかったのですが枠の関係とポケモンVに対してはこちらがマウントをとっていく戦法であるため1枚の採用となりました。ビクティニVmaxが落とされる状況だとリセットスタンプだけでは解決しにくいことも多く、逆にこちらがサイドを先行している場合ビクティニVmax+溶接工で育てたカードがあるはずなので手札が少なくてもなんとかなるケースも多いので苦にはあまりなりませんでした。博士の研究を切っているので巻き込まれることもないので1枚でいいと思います。

・ふうせん

逃げエネ2以下のカードが多く張った時点でポケモン入れ替え相当の働きをするためツールスクラッパーを打たれても最低限の仕事はするので入れました、2枚以上だとツールスクラッパーで損をするため1枚の採用となりました。

直前でツールジャマーが増えてきたのでサイドをとられた後に出すのはファイアローに任せたいです。

・ポケモンいれかえ

普通の入れ替えやヒードランの発進に使用するので4枚の採用です。あなぬけのヒモはベンチのGXポケモンがデデンネでもしんどいので状況に左右されにくいこちらを選択しました。

・ポケギア3.0

溶接工とボスの指令のどちらも引きたいので採用しました、状況によって好きなカードを持ってこれるので強かったです。ざっくりとサポと合わせて12枚にしたかったので2枚の採用にしましたが枠があれば増やしてもいいかもしれません。

・ツールジャマー

ツールスクラッパーと迷いましたがビクティニVmaxにつけることでふうせんの選択を許さないことと連撃が増えてきているとの噂を聞いたので望遠スコープに先出しできるこちらの採用となりました。ツールスクラッパーで1:2交換をされたくないのでどうぐはふうせんのみにしていましたが直前で急遽採用したのでどうぐ問題については少し詰めていく必要がありそうです。カードとしてはとても優秀でした。

・マリィ

カードを捨てない手札交換枠として採用しました。サポート権は溶接工やボスの指令に回したいので後半に打てればいいやぐらいの感覚です。ポケギアもあるので多少の水増しはできます。

・ボスの指令

ビクティニVmaxで相手のポケモンVを倒す動きがデッキのメインコンセプトなので4枚の採用です。大半のデッキにクロバットVが採用されているのでGXメインのデッキでもサイド2枚にはなってくれます。序盤に溶接工がない場合時間稼ぎで裏の重いポケモンを引っ張るだけでも最低限相手に入れ替え手段を要求できるので本命用に2枚程度残しておけばあとはサポート権が余っていたら雑に打っても大丈夫です。

・溶接工

炎デッキの花形です、巨大なカマドとの相性は抜群でデッキを圧縮した上での3枚ドローは有効牌を引き込みやすくなります。

エネルギーの貼り方ですがビクティニは手張り+進化手張りで動けるのでレシリザやファイアローに2枚つけるのがオススメです。どちらもカマドがあれば次のエネルギーが供給できるので3エネでワザが打てるので状況を見てから入れ替え+手張りですぐにワザの択が取れます。もちろんビクティニVmax2体目をすぐに育てても良いです。

ヒードランGXを考えると最初の2回は溶接工を打てるようにしてビクティニVmax、レシリザ、ファイアローにそれぞれ2エネがついてる盤面を作れると対応力が高くなります。

・エリカのおもてなし

博士の研究を1枚だけ採用していたのですがどうしても巻き込み事故が気になりこちらに変えました。溶接工は2エネ+溶接工を手札から使用するので質は上がっても枚数は増えないので発動条件も相性がよく手札を増やすサポートが1枚欲しくこちらを採用しました。

環境においてバトルポケモン+控えのアタッカー+デデンネGX+クロバットVが場にいるケースが多く最低でも4枚ドロー以上が見込めるので博士の研究と比較してもキーカードを抱えつつドロー枚数に1、2枚の差しか生まれないのでバリューとしては互角以上だと思います。

被れば被るほど弱くなるので2枚目はいらないと思います。

・巨大なカマド

デッキの安定感を上げるカードでスタジアムの枠としては最高のカードです。炎エネルギーがデッキになくなることより手札に足りなくなることの方が厳しいので2枚サーチで固定して差し支えないと思います、後半のデッキシャッフルに使いたい時は手札に必要のないカードが何かしらあるはずなので0枚サーチでも役割は果たせます。切るカードですが溶接工は何枚被っていてもカマドが残っている限り役目があるので切らないようにしたいです、マリィとポケギアがギリギリ許容範囲ですが基本的には3枚目以降のビクティニ系やエネルギーを優先して切りたいです。

また炎が関係ないデッキでもメタルソーサーやクロバットVの補助となるので相手が張ってきたら利用できることを覚えておくと便利です。

・炎エネルギー11、ヒート炎エネルギー1

エネルギーの枠は12枚取りたかったのでこの枚数の採用となりました。特殊エネルギーに関係するカードが少数とはいえ存在するので割られない大きなおまもり枠としてヒート炎エネルギーを1枚採用しています。

ヒート炎エネルギーは一撃相手のビクティニVmaxへの一撃エネルギーの要求枚数の増加と三神相手のげんきのハチマキ込みでの190アルティメットレイをずらす目的があります。

■採用しなかったカード

・ミュウツー&ミュウ関連

スタートしたいポケモンの枚数がビクティニV4枚とファイアロー2枚とレシリザの7枚とやや心もとないので採用を考えましたが枠の関係で断念しました。

採用するとなるとミュウツー&ミュウ2枚、リザードンGX、プレシャスボール、しんかのおこう、追加のデデンネと6~8枚の枠が必要で三神相手のフレアドライブは魅力的でしたがサイド落ちした場合一気に不要牌が増えてしまうことを考えてクラッシュハンマーのプランで一貫することにしました。

ヒードランGXは場を作った上で急発進できるメリットがあるので特性が生かせないこととワントップを作るとそこを落とされた場合に立て直しが難しいこと、同名カードの弱点の取り合い、ウーラオス系統にはビクティニで押せることなどを考慮して不採用に至りました。甘えた考えですがリザードンGXが8000円の働きをするか怪しかったのも理由です。

・マルヤクデVmax

青天井の火力は魅力ですがエネが集中したワントップを作らない戦略を通したかったのと進化が2種類になることと枠をとりすぎるので採用しませんでした。

・ワタシラガV

カードを捨てることがなく手札にサポートを抱えて動くスタンスで行きたかったので採用しませんでした、後半に溶接工を選択することもあまりないので個人的にはなくていいと思います。サポートの選択肢が増えたりスタートポケモンにもう少し数ができれば採用することはあると思います。終盤に最後っ屁のエネバーストで倒されるのもマイナスポイントです。

・マーシャドー

混沌のうねりを張られると巨大なカマドが使えなくなるので採用したかったですがクラッシュハンマーで突っ張ることに決めていたので入れませんでした。ヤレユータンと入れ替えてもいいかもしれません。

・ボルケニオン

後攻でのフレアスターターは強力ですが少ないエネルギーでもともと動けるデッキでミュウの枠が欲しかったので抜きました。ジュナイパーに唯一打点がありますがこのカード1枚だと解決にはならないの点もネックです。

・キュウコンV、ヘルガーV、ウッウV、バイウールーV

単体で機能する炎系ポケモンを探していたら見つけましたが直接的な解決にならず状況に左右されることが多く安定感がないため不採用になりました。追加するとしてもレシリザ2枚目でいいと思います。

・炎の結晶

トラッシュに3枚エネルギーが落ちているケースはポケモンが1体倒されている時なので前半に活躍が見込めず抜きました、巨大なカマドの4枚目のほうが優先したいです。

・あなぬけのヒモ

ポケモンいれかえの項で触れましたが相手に選択肢を与えるとマズいことが多くプレイミスにつながりそうだったのでポケモンいれかえで統一しました。

・うねりの扇

三神がオーロラエネルギーのみになったら採用していいと思います、枚数も3枚あれば十分なのでほかのカード枠を回せます。

・博士の研究

以前セキタンザンVmaxデッキを組んでいたのですがその時からVがいないのに手札にVmaxが重なる状態で博士の研究を打つことに疑問を感じてシロナを採用していました。大ぶりな動きを必要としないVmaxデッキはこの問題を解決できる手段が見つかるまで個人的にはカードパワーを差し置いても採用を見送りたいカードです。

・マオ&スイレン

回復手段としては悪くなかったのですがサポート権を溶接工とボスの指令に使いたいので抜きました。

・ヒート炎エネルギー2枚目以降

巨大なカマドや溶接工の関係で基本炎エネルギーの枚数を多く取りたかったのと特殊エネルギーメタにハマる可能性を考慮して2枚目以降は採用しませんでした。1枚目も基本に変えてもいいかもしれないです。

・キャプチャーエネルギー、ウィークガードエネルギー

炎ですらないので採用しませんでした。炎たねポケモンに選択肢ができればキャプチャーは1枚ぐらいならいれてもいいと思います。

■各デッキの戦い方

・三神ザシアン

大会前は一番多いデッキと考えていたのですが案外遭遇率は低かったです。

とにかく水エネルギーをめぐる攻防を意識しつつ目の前の三神の対応を第一に考えます、クラッシュハンマーを探しつつファイアローやレシリザといったアタッカーを用意しにいきます。

100%オルタージェネシスがワザを打てる最初のターンに打てるわけではないので遅れれば遅れるほど気が楽になります、逆にこちらは遅れるとゲームが成立しないので的になる可能性のあるデデンネクロバットヤレユータンをフル稼働させてでも溶接工にたどり着きたいです。

・ウーラオス系

比較的有利なポケモンV主体のデッキなので一撃連撃まとめますが基本的にはウーラオスVの状態でボスの指令+ダイビクトリーを狙います。どちらの型もVmaxはエネルギーをトラッシュする必要があるので継続的に殴れるこちらに分があると思います、連撃はベンチバリアのミュウを立てればタイムラグが必ず起こりこちらのベンチがドローポケモン以外は190あるので最高ムーブでも即死の可能性は低いです。どちらも本戦では一度もあたりませんでした。

・ビクティニVmax

先攻を取りましょう、同じ動きをするので先に殴れる方が有利です。後攻は3ターンぐらい連続で溶接工を打てればどこかでテンポ差が生まれるのでクラッシュハンマーと合わせて負け試合を拾いに行ければといった感じです。レシリザとヒードランが見た目以上の高耐久なのでそちらをメインに戦いたいです。デデンネもファイアローのぐれんのつばさが突然とんでこなければ1ターンのクッションになるので緊急時は壁にできます。

・ミュウツー&ミュウ系

様々なタイプが存在しますがここでは一番多いであろう炎メインでの話をします。こちらと違いMMにエネルギーが集中するので1体目を早急に処理できればかなり楽に戦えます、1体目を倒すタイミングで2体目のエネルギーを破壊できると返しのターンに飛んでくる火力がおとなしくなるのでゲームメイクがしやすくなります。ビクティニの入ったタイプはビクティニから入られた場合はミラーマッチとほとんど変わらないので先攻が欲しいです。

本戦では雷とフェアリー草の2タイプとマッチングしましたがどちらもGXポケモンの火力がポケモンVに比べると低いので案外レシリザのげきりんが役に立ちました。基本戦術は同じでエネ持ちをターゲットにします、溶接工がない分炎よりは戦いやすいです。悪タイプに関してはCLが所見だったのですがエネルギーのリカバリーが早い分苦手な部類になりそうです。

・ムゲンダイナVmax

ミラーと同じで先殴りが有利ですがGXポケモンがほとんどいないので殴り合いに飽きたらボスの指令連打で勝てるのと溶接工がある分こちらが有利だと思います。数も減ってきているのであまり意識しないでいいかもしれません。

・マッドパーティ

身内に使用者もおらず連撃や三神が多い環境ではそこまで数がいないと思い特に対策はしていません。対策もミカルゲぐらいですしどこかでデデンネやガラルフリーザーがベンチに置かれると思うのでダメージ、サイドレースでも不利ではないと予想しました。元祖であるよるのこうしんデッキは環境にいたレックウザの弱点が突けてバトルコンプレッサーなどの優秀なカードが多かったことが強みであったのでロストマーチ以降のこの手のデッキには懐疑的です。

・インテレオンVmax、ジュナイパー

一括りにしましたが9割9分勝てません、進化元を倒すなどできる限りの努力をしましょう。本戦でインテレオンと当たりましたが相手がユキハミのみでたね切れで勝てたのでそういったラッキーに賭けるしかありません。

■クソカード墓場

この項目は一瞬採用を考えるも消えていったビックリカードの墓場なのでオマケ程度に楽しんでいただければ幸いです。画像をつけたので検索しなくて大丈夫です。

・ヘラクロス(ミラクルツイン)

画像2

三神対策でオルタージェネシス成立の返しにどひょうがえしでデッキに戻せばアルティメットレイを阻害しつつ面倒な高HPのGXポケモンを処理できると考えたのですがあまりにもピーキーすぎてボツでした、自身もデッキにもどってくれればよかったのですが・・・。余談ですがすぐ当たるだろうと思ってバラで1.5ボックスぐらいパックを剥いたのですが一枚も出ず最終的に友達にもらいました。

・プリン(ダブルブレイズ)

画像3

溶接工から7回表で弱点込みで三神をワンパンできると考えるぐらいには対策を考えるのに疲弊してました。クラハン2/14の逆側を引いてればもしかしたらもしかしたかもしれないです。

・コータス(ドリームリーグ)

画像4

ほかの有象無象に比べれば希望はありましたが溶接工ありきでバトル場に置く必要があったのでボツでした。上のワザもデッキからもってこれれば・・・。

・燃えるスカーフ

画像6

炎ポケモンいるしダメージの水増しになるからとりあえず入れましたがつけたターンになにも起こらず20ダメージの代償にしては失うものが多すぎたので抜けました。収録パックがVmaxライジングのみで無駄に280円もしましたが数回で抜けていきました。

・おうえんYホーン

画像5

オルタージェネシス対策で白羽の矢が立ち進化したらこんらんは治るしファイアローで逃げればデメリットがなくなると思ったのですがこんらん中は逃げれないことを思い出したので手元にすらありません。→追記:逃げられました、すいません!

■終わりに

今までシールド戦の方は結果がある程度出せたのですが構築戦で初めて満足のいく結果が出せて嬉しかったです。

次回の拡張パックで大きく環境が動くことが予想され特にはくばバドレックスは天敵の水タイプと少し向かい風にはなりますが頂への雪道の影響で三神の立ち位置も悪くなるのでCが落ちるまではまだまだビクティニVmaxデッキは環境に残り続けれると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

誤字脱字や質問等ございましたら(@blocker_guts)の方までお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?