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人生の駒を半歩進めた、そんな1年

あけましておめでとうございます。
毎年恒例の振り返り&展望をゆるゆると書いていきます。

❏ 納得のいく形で就活終了…かと思いきや!?

2022年で一番大きな出来事といえば、やはり就職先が決まったことですかね。実は元旦付でSaaSのスタートアップからいただいた内定を承諾しました。納得度も高かったので、長かった就活もここで終止符を打つ覚悟を決めたのです。

しかし、就活が"本当に”終了したのは2月の中旬でした。というのも内定辞退や選考辞退するつもりで他企業に連絡を入れたのですが、とある1社だけ辞退を引き止められ、リクルーターの方と面談を実施することに。現に承諾先(以下A社)と引き止めに入った企業は事業内容が似ていたこともあったので、組織風土や働いている人など別の観点で再度比較検討する余地もあるのではと考えるようになりました。最終的な意思決定までの詳細は随分長いストーリーになるので割愛しますが、紆余曲折を経て、改めてA社に決めました。

承諾したのち入社を迷うという人事の方からしてみれば、大変迷惑なことをしてしまいました。それでも人生の岐路に立たされた自分を温かく見守ってくれた内定先にはただただ感謝です。

❏ 内定者インターン開始

4月から内定先でのインターンを始めました。入社後はインサイドセールスを3ヶ月ほど経験したのち、新規事業に少し関わり、現在はマーケの業務に取り組んでいます。大きなことを成し得ようといった壮大なビジョンは特に考えず、まずは目先の業務に泥臭く向き合うことを大切にしています。

入社して感じたことは、変化の激しい環境であること。分かりやすい項目で言えばプロダクトの数、入社と同時に会社のパーパスやバリューも刷新されました。こうした変化の大抵は組織の成長とも捉えることができます。当然ですが、自分自身と会社の成長はイコールではないので、のんびりしていると一気に置いていかれます。適度な焦燥感を味わいつつ、嵐のごとく時間が過ぎ去っていきました。

仕事へのモチベーションは人によりけりですが、就活時にも重視していた"自社のプロダクトや思想に誇りを持てるか"が自分にとっては一番大事だと改めて認識しました。
ベンチャー企業に就職する人は、身の回りを見渡す限り、いわゆる”成長欲求”が強い傾向にあります。自分もそのタイプなのかなと錯覚していましたが、正直何かを突き動かすほどの成長欲求はあんまりないです。役員に上り詰めたいだとか新規事業の責任者になりたいといった野心もそこまでない。

それよりも自分が愛着の持てる、自社のプロダクトを世に広める(もしくは長く使ってもらう)ことを全ての起点として業務に取り組み、結果的に出来ることが増えればいいなと。成長やチャンスは狙うものではなく、後から付いてくると思っている派です。働くことへの価値観はいずれ変わるかもしれませんが。

まだまだインターンは続きますが、現時点で特に印象に残った学びを以下にメモ。

・やりたいことがない=食わず嫌いせず、多くのチャレンジが出来るという裏返しでもある
・1分1秒に対して給料が支払われることに、もっと敏感になる
・どんな小さな領域でも良いのでNo.1になろう
・必要”そう”なことは、大抵必要なことである

❏ 2年半ぶりの海外へ!アジア各地を放浪

9月4日から10月24日までの約50日間、旅へと出ました。行き先はタイ、インド、ネパール、バングラデシュ。

海外は実に2年半ぶり。
そのせいかタイ→インドの航空券を買う時に名前のスペルを”OKBAE”にした挙げ句、名姓を逆にするという地味だけど大きな失態を犯してしまいましたw
ネットで訂正したい旨を問い合わせても一切返信が来ず、イライラは募るばかり。間違えた自分が悪いんですけどね。
結局、出発便の前日にタイ・スワンナプーム空港のカウンターですぐ訂正してもらい、事なきを得ました。ちなみに航空会社はエアアジアです。
(ネットで調べたところ、国際線の場合、名前のスペルミスは搭乗できないらしい)

旅のテーマは”心をほぐす”でした。詳細は以下のnoteに書いてます。


全インド人が羨むこと「インド最南端の地で朝日を拝める」


雄大な自然にただただ圧倒された@ネパール


街全体から湯気が出そうなほど熱気に包まれた街中@バングラデシュ

やはり定期的に海外へと出るべきだと実感しました。海外行くと体調優れない期間もあるし、お金もそれなりにかかる、しまいにはケータイ盗まれる(インド滞在中に盗られた!)こともあります。毎日が楽しいわけでもなく、寧ろストレスに感じることもあります。が、それでも日本での平穏な生活から一歩離れることで、普段考えもしないテーマについて考えます。自分にとって大事なことにふとした瞬間に気づきます。日本にいる自分とは少し距離を取って、俯瞰した立場から自分を見ることで、心の奥底の本音と向き合うことができます。

せっかくなので旅中の出来事と併せて、自分の本音や将来どうしたいかなど理想をポケットサイズのノートに記録しました。日本帰国後に振り返ると、旅の情景などさまざまな記憶が呼び起こされます。旅の唯一無二の思い出になるし、オススメです。

❏ 愛犬の突然死

つい先日、愛犬が天国へと旅立ちました。

愛犬の死を知ったとき、僕は熊本空港にいました。ちょうど帰りの便に乗るべく、保安検査を通過しようとした際に、狼狽えた様子の母親から連絡を受けました。エサを食べている最中に、ふと部屋の隅っこに移動し、伏せの状態で、苦しむ様子もなくそのまま逝ってしまったそう。知らせを受けた当初は実感が湧かなかったのですが、帰りの飛行機では外の夜景を眺めてながらひたすら涙ぐんでいました。

元々1週間後に実家に帰る予定でしたが、急遽予定を変更し、翌日に帰宅。最後の旅立ちを見守ることができました。最後の2ヶ月は実家にいたことで、毎日顔を見れていたので、悔いは一切ないです。

比較的体の弱い犬種だったものの、毎年の健康診断は問題なし。その上での突然死でした。原因は不明で、この点は今でも正直モヤモヤが残ります。

人生はいつ終わるか分からない、1日1日を必死に、丁寧に生きようと改めて心に誓った出来事です。

❏ 刺激と平穏のバランスを維持する

ここまで書いた内容を見る限り、充実した時間を過ごせたと思う一方で、何に対してもやる気がおきない時期もありました。特に日本帰国後から今日に至るまで、です。
11月上旬からは内定者インターンにフルコミットしており、毎日がルーティン化しています。それゆえ代わり映えのない生活が続き、良く言えば平穏な生活。悪く言えば、飽き飽きしてしまいます。だからといって、重い腰を上げて新しいことに挑戦するのも億劫で、無気力な状態が続きました。

何かしたいけど、でもめんどくさい。矛盾ともいえる状態に、少しモヤモヤしつつも、「そんな時期もあるし、時間の問題か」と軽く流すようにしています。一方でダラダラ間延びしたような日々ときっぱり離れるためにも、やりたいことリスト2023年 ver.を作って、1ヶ月に5個くらいは達成したい。気合で乗り越えます。

❏ ”強い”人間になる

今年の4月から社会人になります。人生の駒を大きく進める年であり、自分を取り囲む環境が急激に変化します。

現時点でキャリアにおいて明確な目標は特に設けていませんが、ゆくゆくは自分で何事も選択できる実力を付ける必要はあります。まずは目の前のことに全力で取り組み、チャンスがたくさん回ってくるようなポジションを確立することに専念します。

と同時に仕事という狭義の意味でのキャリアを考えるのは避けたいです。何かを犠牲にしてまで、仕事に全リソースを割くのも自分の価値観には反します。社会人という新たな門出を迎える前に、大切にすべき人やコトを再認識した上で、全てを両立したと2023年12月31日に自信持っていえるくらい強い人間になります。



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