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舞台「ナナシ-第七特別死因処理課-」観劇の感想メモ

2023年11月4日(土)昼公演
東京 天王洲 銀河劇場

※ドラマ未視聴勢の感想です※
初見でも楽しめました。面白かった!
松崎さんの演出、見やすくて好きだなあ。

舞台は、人間の死因を管理する死神達が集う「中央死因管理局」。
死神を辞めようとしていた主人公のチョッキューが、課長を任されて「第七特別死因処理課(ナナシ)」を立ち上げるまでの、連続ドラマの前日譚。

人の命の灯を消すことをノルマとしか考えていなかった死神のエリート・チョッキューが、
デンデンをはじめとする「ポンコツ」死神たちと出会い、死神のすべきことは何かを見つめ直していく物語。

チョッキューとデンデンとの出会いから始まりテンポのいいやりとりでお話が進む。人の死という、見ようによっては重い題材だけれど、重苦しくなりすぎず、でも決して軽んじていない絶妙な匙加減で楽しめました。

▼ナナシメンバー中心の記憶メモ▼
チョッキュー
「ハンサムなのは仕方ないだろ!」の説得力が強すぎて笑った
性根のまっすぐなお役が似合う方だなあとつくづく。表情がよく変わって、なんてイキイキした死神なんだ…と思いました。
デンデン
リュック小さい。ちがう身体が大きい。チョッキューとのやりとりが終始面白かった。大きな身体を縮めてチョッキューについて行く様子が可愛いかったです。
ブコツ
ハラキリシーンで笑いを攫うのずるい笑
たくさん喋るタイプじゃないけれど、心の底では担当する死因を大切に思っている(言い方がおかしいかもしれないけれど他に思いつかないごめん)のだろうなと思いました。イトカワヨウジロウ。
ツヨビ
かわいい(確信)
ドラマの人物紹介にあった面倒くささはそれほど感じなかった。まだジャブなんだろうか?笑
終始ややノリが軽いけれど、焦がれ死の物語をチョッキューが簡単に作ろうとした時の突っ込む様子がよいです。
永田くんのお芝居、背負いすぎてない(と見える)感じが個人的に好きなんです。
レイト
鬱屈した思いを抱えるレイトの表情が、終盤ほんのり柔らかくなるのがとても良かった。彼がカンセイに従ってしまったきっかけがすごく気になる。あと、いい声してるよねー。
ハズイ
いつの間にか兄貴呼びしてる!!
チャラいけどにくめない、優しさも垣間見える人物像がチャーミング。腹上死をドラマでどんな風に扱ったのか、めちゃくちゃ気になる。

ダラク
ガラが悪い。ノリがいい。ちょっとかわいい。
オザキ
回替わりのアドリブめちゃくちゃ笑った。出てないのに加藤大悟くんが被弾してるのがなお笑う。夢の話だからね!
カンセイ
チョッキュー以外全員に怪しまれててニヤニヤしてしまった。赤髪似合ってるー。

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