５問目　小学生の時の夢

小学生の時の夢はなんですか？

野球のイチロー選手が小学校の卒業文集に
『ボクの夢は、一流のプロ野球選手になる事です。』と
書いたのは有名な話ですよね。

せっかくですので全文載せておきましょう。
期限と数値がきちんと設定されている、目標設定のお手本のような
文章だと思います。

「夢」６年２組　鈴木一郎

ぼくの夢は、一流のプロ野球選手になることです。
そのためには、中学、高校で全国大会へ出て、活躍しなければなりません。活躍できるようになるには、練習が必要です。
僕は３才の時から練習を始めています。
３才～７才までは、半年位やっていましたが、３年生の時から今までは、
３６５日中、３６０日は、激しい練習をやっています。
だから一週間中、友だちと遊べる時間は、５～６時間の間です。
そんなに、練習をやっているんだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。
そして、中学、高校を卒業してからプロに入団するつもりです。
そしてその球団は、中日ドラゴンズか、西部ライオンズが夢です。
ドラフト入団で契約金は、一億円以上が目標です。
ぼくが自信のあるのは投手と打撃です。
去年の夏ぼくたちは、全国大会へ行きました。
そしてほとんどの投手を見てきましたが、自分が大会ナンバー１投手と
確信できるほどです。
打撃では県大会、４試合のうちに、ホームランを３本打ちました。
そして、全体を通した打率は５割８分３厘でした。
このように、自分でも納得のいく成績でした。
そして、ぼくたちは、一年間負け知らずで野球ができました。
だからこの、調子で、これからもがんばります。
そしてぼくが一流の選手になって試合にでれるようになったら、
お世話になった人に、招待券を配って、応援してもらうのも夢の一つです。とにかく一番大きな夢はプロ野球選手になることです。
愛知県西春日井郡豊山小学校卒業文集「思い出・仲間」より』
（一部、かなを漢字に直しました。）

さて、イチローはともかく、あなたの夢はなんだったのでしょう？
思い出せますか？

「子供じみた戯言」と片付けてしまわないで、ちょっと思い出して
みましょう。

自分の可能性に制限をつけていなかった頃の「夢」。

何があなたの可能性に制限を設けてしまったのでしょうか？