物流情報マガジン 12月15日: ニュースまとめ
BLINK株式会社の浅井です。本日のマガジンでは気になったニュースをまとめていきます。
2022年は「配達ロボット元年」 ZMPが変える、ロボットによる物流全体最適とは
自動運転のロボットを開発しているZMPですが、台車をロボット化した「キャリロ」などを物流の現場に導入する動きを加速させているようです。
ZMPは自動運転タクシーを開発していたことなどが有名ですが、現在は物流関係のロボット開発に注力しているようです。ZMPは2001年創業の会社であり、もしかしたら日本最古のベンチャー企業と言えるかもしれません笑。
Ocado Wins Ruling in Patent Fight Over Robot Warehouses
グリッド状になっているフレームの上を縦横無尽走ってピッキングを行う物流ロボットはAutostoreとOcadoが有名です。AutostoreがOcadoを特許侵害で提訴して争っていた件で、米国の裁判所はOcado側に非が無いことを認めました。今回の訴訟では、Ocadoを米国に輸入することを阻止したい狙いがAutostore側にはあったようです。AutostoreとOcadoは2016年頃から争いを繰り返しており、OcadoがスーパーマーケットチェーンであるKrogerの契約を取る前あたりで争いがヒートアップしました。物流におけるロボティクス分野の競争は激しいものになってきていますね。
清水建設とソニー、建設現場でのロボット実用化に向けて共同実証実験を開始
建設現場におけるロボットの導入もよく耳にするようになりました。竹中工務店も4足歩行ロボットであるSpotを建設現場に試験導入したことで話題になりましたが、建設現場は僻地にある場合も多くリモートで進捗管理ができれば、業務の効率化に大きく貢献することができます。