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過食嘔吐の日々〜社会人編〜

宅建の資格に合格

大学を卒業して、バイトをしながらC型肝炎の治療をしていました。

当時は実家に帰っており、バイトは週4日5時には終わるので、暇な訳です。

なので、ずっと宅建の資格の勉強をしていました。

そして、宅建に見事合格したのでした。

(過食症の人って結構真面目に勉強できる人多いですよね?)


不動産会社に就職

当時、埼玉では非常に勢いのある(という説明を受けた)不動産会社へ第二新卒枠で就職しました。

そして、また実家から埼玉に上京(?)したのでした。

その時には、もう過食する生活に戻っていました。

そして、会社が刈り上げている部屋に住ませてもらうこととなりました。

新たに生活をスタート!!

素晴らしい人生が・・・始まることはありませんでした。笑


ブラックすぎてすごい

当時は、はじめての「会社」というものに所属したため、それが普通だと思い込んでいました。

まず、入社して1日目に、教育勅語を完全に暗記したか確認するテストがありました。

同期は私を含めて3名いたのですが、一発合格は私だけ。

まあ、めちゃめちゃ長い文章ですからね。

仕方ないですね。

そして、ついでに社訓も完全に暗記させられています。

いろいろな会社を経験した今、もしそんな会社に入っちゃったらソッコー辞めると思います。笑

まず、朝7時には出社。(別に給与はつきません)

そこからリーシングという外回りで1日2万歩くらい歩きます。

そして、夜もまだ仕事が終わらないので、だいたい帰れる頃には夜中を過ぎるかすぎないかくらいの時間でした。

会社が借りた部屋に住んでいるので、当然会社から徒歩圏内。

「あ、終電なんで・・・」戦法が最初から封じられていました。笑

で、帰ってから過食嘔吐します。

次の日も6時おきなので、だいたい毎日5時間寝られればいい方です。

いかに、さっさと過食して、さっさと吐くかというスキルが求められる環境でした。


生理が止まる

毎日、約2万歩歩きながら、夜中まで仕事。

そして、夜中に過食嘔吐。

休みも2日あるのは隔週だけで、そうでない週は休み1日。

ストレスMAXすぎて、休みの日は朝から晩まで過食デーでした。

当時は、埼玉に友達もおりませんでしたし、特に遊ぶ人もいませんでした。

休みの日の前には、次の日の過食デーが楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。

そんな中、体脂肪は18%を切り、生理がとまりました。

それから約半年ほど地獄の日々が続き、その間ずっと生理は止まったままでした。


付き合うのやめますか?会社辞めますか?


ちょうど入社して半年したくらいから、会社内の先輩と付き合い始めました。

当時はまだ24歳でしたので、その相手と結婚する気なんてさらさらありませんでした。

相手は、1年後に独立して会社を設立するためにその会社で修行していたのでした。

付き合って1ヶ月くらいの時に、何故か人事に呼び出され、

「あいつと別れてくれ。それか、会社を辞めてもらえないか」

と言われたのでした。

さすがはブラック!!!!笑

私が辞めずに会社にいると、彼に会社の内部情報をバラすんじゃないかと社長は危惧し始めていたみたいです。

私の人生っていったいなんなんでしょ・・・?


退社

そんなこと言われて、そんな会社で働きたくもねえわ!

こっちから願い下げだ!!

みたいな気持ちになってしまい、私は退職を願いでたのでした。

まあ、生理は止まりっぱなし、メンタルやられっぱなしで、遅かれ早かれ退職せざるを得ない体になっていたとは思いますが。

そんなこんなで、彼と2人、会社を退職することとなりました。


行き着いた先

会社が借り上げた部屋に住んでいたため、

退職=退去

という流れになりました。

ちょうど神奈川で彼の実家がアパートを持っているとのことで、そこに住まわせてもらうことになりました。

いや、そういう話だったのですが、

行き着いた先は、アパートではなく、

実家!!!!!笑

完全にはめられた、そういう気分でした。

そして、そこからまた一悶着起きるのでした。

つづく

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