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想像の広がる演奏と私のギター

想像が広がる演奏にたまに出会う。

直前に歩いていて見た空だったり、
昔友人達と一緒に飲んだワインや
ピクニックの思い出、
登山で山の上から見た風景や爽やかな風。

心地よいもの。

最近、そう感じたのはLiying Zhuの演奏。

中国昆明出身のギタリストらしいのだが、詳しいことは分からない。

作曲家は、Silvestre Fonseca。はじめて聞く名前で、曲はMelodia de uma noite。

夜のメロディー。

想像は自由なので、人それぞれの感じる世界があっていいと思う。





広島にいる時に、楽器があなたの帰りを待っているよ、と言われたことを覚えている。
クラシック音楽の経験がある人だった。

当時は楽器演奏禁止のアパートに住んでいたので実家に保管しており、弾く気持ちの余裕もなかった。

今は習いたい先生が隣の市にいるし、習った方がいいことも分かっているけど、音楽に向き合うにはかなりのエネルギーを使うことも知っている。それによって癒されることも知っている。


ずっと待っている私のクラシックギター。
2001年、一柳邦彦氏製作のもの。

主治医からお金の掛からない趣味だったらいいんじゃないかと言われた。一人で弾くには弦と譜面くらいで、そんなにお金は掛からないかな?

習う習わないは別にして、少なくとも先生の演奏は聴きに行きたい。

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