見出し画像

2024年7月6日蟹座新月*Sirius Gatewayが開く時

3日に新紙幣が発行されましたね。
2024年7月3日、新しいお札が発行! | 政府広報オンライン (gov-online.go.jp)

私はまだ手にしていませんが、今世紀最後の新紙幣発行になりそうだとか。
今まで20年毎にデザイン刷新してきたのですが、20年後は電子マネーが一般化しているので紙のお札の需要がまったく無くなる予想らしい。

各県の金融機関で取り扱い開始事件が違ったので、銀行窓口が開く午前9時でホロスコープを立ててみました。

アセンダント乙女座のルーラーは水星。
MC双子座も水星がルーラーで、月(国民)がコンジャンクション。
月が支配する11ハウス(議会)蟹座には太陽(国)が入り、太陽が支配する獅子座には水星が入ったばかりで勢いがあります。

水星は取引、流通を表します。
金銭を意味する金星は同じ11ハウスに入っています。
偶然なんでしょうけれど、新紙幣発行には良いタイミングと思いました。

水星は「すべてのマーケティングと銀行業の創造者」(ウェティウス・ヴァレンス)

気になるのは、水星とオポジションになっている5ハウス水瓶冥王星です。
5ハウスは娯楽・レジャーの意味のほかに子育てを含む家庭生活を表します。新紙幣が家庭生活に影響するのは当然ですが、詐欺などに注意ですね。

偽造防止対策はかなりされているようなので、偽札が出回るには結構時間がかかると思います。まったく作られないとは思えないです(苦笑)
しかし、こども銀行券みたいだなぁ。



注目の人

私は、2018年から塔の上のおばんツェルなので(療養6年)、社会で起きていることは専らX(旧Twitter)からの情報で知ります。
TwitterがXに名前が変わった経緯はおいといて、2018年当時と現在が大きく違うのは、グローバリズムへの批判の高まり。きっかけは新型コロナのパンデミックでしょう。
もちろん、そうなるように世論操作がされていたでしょう。

グローバリズムの反対は、ナショナリズム。グローバリズム批判の高まりは、ナショナリズムの呼び水でした。
加えて西欧では移民政策が大失敗だったというニュース記事が増えてきて、次は中世の「レコンキスタ(国土回復運動)」のような、新しいレコンキスタが始まると予測しています。
何回か記事にも書いていますが、やはりその流れが強まってきたようです。


マリーヌ・ル・ペンさん

フランスの総選挙は7日。
6月30日の第1回投票では、「国民連合」がトップを切っています。

フランス総選挙、221候補が決選投票辞退 反極右で左派と中道協力 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

国民連合の党首(第2代)がマリーヌ・ル・ペン(マリオン・アンヌ・ペリーヌ・ル・ペン Marion Anne Perrine Le Pen)さん。

父親は、同党創始者及び初代党首ジャン=マリー・ル・ペン氏。

"pen"という姓はブルトン語で「頭」を意味し、メンヒルのことだそうです。また、ル・ペン家はローマ・カトリックの家系です。

「イスラム主義イデオロギーに関係する者は国籍を剥奪され、追放されなければならない。
敵のイデオロギーを採用するフランス人は罰せられなければならない。
急進的なモスクは閉鎖され、ムスリム同胞団は解散される。
-マリーヌ・ルペン

ル・ペンさんは、同性愛に対しては寛容な政策方針を取っているため、同性愛を禁じているイスラム教と対立していると言われています。

またル・ペンさんは現在ユダヤ人の男性パートナーがおり、そのため反ユダヤ主義の実父ジャン=マリー・ル・ペン氏を党から除名しました。


マリーヌ・ル・ペンさんのホロスコープ

データバンクにマリーヌ・ル・ペンさんのホロスコープがありました。

獅子座生まれで、かつ「火」が強いですね。獅子座には3天体入っており、火星は蟹座29度なのでほぼ獅子座です。

昔から何もしなくても目立つ存在だと思いますが、そのうえで火星は牡羊座土星とスクエア。乙女座天王星とはセキスタイルです。
革命政治家という感じですね。おまけに火星のサビアンシンボルは「アメリカ革命の娘」。

牡羊座土星が頂点のヨドと、現在ノードリターンもしています。

***

上図には表示されていませんが、双子座10度にトランシットの戦士の星アルデバランがあり、トランシット木星とコンジャンクションの状態です。
それが、ルペンさんの獅子座水星とセキスタイルになります。

政治家にとって水星の発信力も重要です。
ネイタルの星配置から察すると、普段から思ったことをすぐ口にするタイプと思われますが、上述のアルデバランと木星のコンジャンクションがさらに強い発信力になっているようです。

6日の新月は、ルペンさんのノード軸とTスクエアを形成します。
スポットライトを浴びるでしょう。


~~**◇◆◇**~~**◇◆◇**~~

ナイジェル・ファラージ氏

さて、もうひとりは、イギリスの独立党党首、リフォームUK(旧:ブレグジット党)代表のナイジェル・ファラージ氏。

トランプ前大統領の友人としても知られており、上述のマリーヌ・ル・ペンさんの支持を2017年頃から表明しています。

ナイジェル・ポール・ファラージ(Nigel Paul Farage、1964年4月3日 - )は、イギリスの政治家、放送作家。
2006年から2009年、2010年から2016年まで英国独立党(UKIP)の党首を務めた。ファラージ氏は、1999年から2020年に英国が欧州連合(EU)から離脱するまで、イングランド南東部の欧州議会(MEP)議員を務めていた。


ナイジェル・ファラージ氏はフランスのユグノーの末裔だそうです。

ファラージという姓は、フランス語の「faire」に由来し、「する、作る」という意味です。職人やメーカーとして働いていた人を表すために使用された可能性が最も高いそうです。

ファラージ氏自身は、イギリスとドイツの血を引いており、 曽祖父カール・シュロッド氏の両親はともにドイツ人で、1861年直後にフランクフルト地方からロンドンに移住しました。
ファラージ氏の現在の妻もドイツ出身です。

ファラージ氏は、ボリス・ジョンソン元首相のコロナ対策やロック・ダウンに大反対の声を上げたり、2023年に銀行口座が突然閉鎖されたトラブルなど、とにかく目立つ人なんですよね。

***

イギリスの総選挙は現地時間4日に行われ、この記事を書いている時点ではまだ結果は出ていませんが、世論調査によると、スターマー党首が率いる最大野党・労働党が400議席超を獲得する見込みで、労働党が14年ぶりに政権奪回の流れが強いそうです。


ファラージ氏が率いるリフォームUKも3議席を獲得するとみられています。

今回の選挙で、ファラージ氏が首相になることはあり得ないんですが(ファラージ・ジャンプはいくら何でも無理)、それにしてはエコノミストの表紙にイギリス代表でファラージ氏が描かれているのは気になるところです。

後ろの女性(民衆を導く自由の女神(ドラクロワ)はル・ペンさんです。

ファラージ氏もイスラム教徒に反対(トルコやサウジアラビアをよく批判している)しているだけでなく、イスラエル支持を公言している政治家です。


元の絵はこちらです。
アーチボルド・M・ウィラード著「76年の精神」
アメリカ独立を祝したものです。


ナイジェル・ファラージ氏のホロスコープ

氏のホロスコープもデータバンクにありました。
ファラージ氏も「火」が強いです。
「風」はMCだけ。なるほど、あの感じは風がないからなのねぇ。

牡羊座なので、思ったことは考える間もなくすぐに行動に移す素早さがあります。
ルーラーの火星は、天王星とクインカンクス、太陽はアセンダントに乗っている冥王星とクインカンクス。
数々の問題発言(毒舌)はこちらから来ているようですね。

派手なおしゃれ(たぶんオーソドックスな英国人ぽくないという意味かと思います)ということでも知られていますが、牡牛座最後の金星が、乙女座天王星、魚座土星とTスクエアになっているからかもしれません。

トランシットは、ル・ペンさんのところでも書いた木星とアルデバランが、ファラージ氏のMCとコンジャンションになり、ネイタル乙女座冥王星とスクエアに。
また6日の新月(蟹座14度)は、ファラージ氏の太陽と冥王星とTスクエア。トランシット水星と冥王星は、ファラージ氏の水星とTスクエア。

ハードアスペクトが多いほど選挙には強いと言われます。首相にはならなくても恩恵が大きいのかもですね。

~~**◇◆◇**~~**◇◆◇**~~


7月6日新月について

太陽中心図

太陽中心で見ると地球は現在山羊座の方向にあり、小惑星セレスとコンジャンクションになっています。

地球とセレスを頂点に火星と水星がTスクエアを形成しています。
対極にはシリウス(赤丸のところ)。

火星と水星は人の行動に大きな影響があり、不均衡が生じます。
土星は火星とセミセキスタイル、水星とはクインカンクス。これもなかなかヘビーですね。

金融占星術関連では、銀行に危機がある?


地球中心のホロスコープで見ると、水星が獅子座5度なので火星とはまだ厳密なスクエアではありません。
7月21日の満月頃にタイトになってくると思います。

ちょっと先の話ですが、21日頃に火星とプレアデス星団が再接近します。
2024年7月下旬 火星とプレアデス星団が接近 - アストロアーツ (astroarts.co.jp)


太陽、シリウスのコンジャンクション

地球と8.6光年離れていると言われるシリウスは、シリウスAとシリウスBの二つの星からなります。シリウスAは太陽の2倍の大きさで、明るさも太陽の約25倍です。
シリウスBのほうは地球とほぼ同じ大きさです。


地球中心で見ると、今回の新月は蟹座14度で太陽、シリウスが直列します。

シリウスは精神的な太陽として、名声、富、誠実さ、情熱と関連しています。


シリウスは夜空で一番輝いている星と言われており、私はディズニー映画「ピノキオ」の主題歌『星に願いを』の星はシリウスだと思っています。


太陽とシリウスが重なる時、シリウスゲートが開き、私たちの意識をより高いレベルにシフトさせてくれるでしょう。

***

地球中心では、セレスは太陽の対極(山羊座)になります。
セレスは子どもの養育や食物生産(農業)に関係しているので、そのあたりのことに注目が集まりそうです。


木星とアルデバランのコンジャンクション

木星と戦士の星アルデバランの重なりは約12年に一度起きます。
前回は2012年3月でした。その頃に起きたことと言えば、【コンゴ共和国】の首都ブラザビルの弾薬庫の爆発で少なくとも250人が死亡事故、 【マリ共和国】の軍事クーデターです。
コンゴ共和国もマリ共和国もフランスの植民地でした。

その前は2001年4月。
コンゴ共和国の隣のブルンジ(ドイツ植民地だった)でクーデター未遂。
スリランカ内戦では「アグニ・キーラ作戦」で停戦が破られ、多くの死傷者が記録されています。

木星とアルデバランのコンジャンクションは、射手座のアンタレス(これも戦士の星)とポジションになるので、不穏な感じが強められるようです。

~~**◇◆◇**~~**◇◆◇**~~


新月図(日本)

太陽と月は11ハウス(同盟国)蟹座14度にあります。シリウスも同じ場所に。
セレスは5ハウス山羊座14度でオポジション。5ハウスは最初の新紙幣のところで書いたように、娯楽・レジャーのほかに子育てや家庭生活、また投機や投票という意味があります。

この場合のセレスは、親子関係や家庭の問題(家計を含む)を訴えているようです。
5ハウスのルーラー木星は10ハウス(政府)。セレスと木星はバイクインタイル。子育て補助?ひとり親サポート?あるいは、全家庭への補助?

実際に今日明日、そのような補助が出るとは思いませんが、半年後ぐらいに何か支援策があるかも?


【外交】

外交の7ハウスには魚座19度の土星。ネッススとコンジャンクション。
土星は新月とはトライン。
MCにコンジャンクションの火星、小惑星ロシアをセキスタイルで、小三角を形成。

外交面は思ったほど悪くない感じ。
ただ、土星が6ハウスのルーラーなので、軍事的な抑制がある気もします。武器の輸出入とか、合同訓練。

6ハウスには冥王星が入り、10ハウス天王星&アルゴル、木星とトライン。
12ハウス獅子座水星、ベスタとオポジション。

陰謀ありそうですね。土星も水星とセスキコードレートですし。
まあ、陰謀のない外交もないか(汗)


沖縄県警が米兵による性的暴行事件を隠蔽していたというニュースが出ていますが、不思議な話ですね。
県知事が何も知らなかったなんて、信じられません。今になって、出してきたわけがあると思います。

【天候】
MCに火星、ICには小惑星パラスがコンジャンクション。
暑そうですね。火災も地震も多そうです。

12ハウスに水星とベスタが入り、6ハウスに冥王星。
8ハウスに海王星で、新しい伝染病の可能性もあるかもしれません。

新月はノード軸とTスクエアになっており、多くの人に影響する何かがあるかも?(新紙幣発行のことかも)。

新月の影響は約1ヶ月ですが、2週間後の満月から弱まっていきます。


サビアンシンボル

「豪華な食事を楽しんだグループの人々 」

人間の三大欲のひとつ食欲を満たすことは、生存にもかかわってきますね。
しかし、ここでは豪華な食事をしているので、皇室の晩餐会の豪華さには及ばないにしても、経済的に豊かな状況でいます。

そして蟹座では、心の繋がりがとても大切
見知らぬ人ばかりのパーティは考えにくいです。家族のお祝いや結婚披露宴とか会社の慰労会とかかなぁ。

蟹座が目指すのは、仲間と共有する喜びです。

このサビアンでは、(食事だけでなく)物質的な豊かさを共有する充足した状態であることを意味しているようです。

***

今回の新月では、人間関係にも焦点があるでしょう。
誰と一緒に過ごしたいか。誰と一緒に喜びを共有したいか。

あなたは誰と一緒に豊かになりたいでしょうか。
今あなたの心に浮かんだ人が、あなたのそばにいるといいですね。


最後に

この記事を書いている途中で、イギリスの選挙結果が入ってきました。
保守党、リシ・スナク首相は辞任。

労働党、キア・スターマーが英国の次期首相に就任。

サー・キア・ロドニー・スターマー氏(Sir Keir Rodney Starmer、1962年9月2日 - )。前職は、弁護士、検察局長官。

スターマー氏のホロスコープは、keiyatlongさんの記事を参考になさってください。

長くなりましたので、今日はこのへんで。
最後までお読みくださりありがとうございました。
よい新月をお迎えください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?