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New Moon in Virgo September 2023 9月15日乙女座新月

今年は秋にならないまま、大晦日になるんじゃないかと思ってしまうぐらい暑い日が続いていますね。
私もずっと冷房をつけている生活なので、頭も体もおかしくなっている気がします。(頭はもともとか)
でも、「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますから、月末は涼しくなるかもしれません。(お願い、涼しくなって)


ところで、8月24日から逆行していた水星は、9月16日に順行に戻りました。
まだアフターシャドウと呼ばれる期間なので、秋分ぐらいまでは逆行のような現象(交通トラブルや家電の故障など)が起きやすいです。

水星逆行中は過去との再会が起きることがあると言われますが、81年ぶりに沈没した旧日本海軍の母艦の姿が公開されたのも水星逆行の影響かも。



慣れ親しんだものにサヨナラを言う準備を


現在、トランスサタニアン天体(天王星、海王星、冥王星)がミニトライン(小三角)を形成していますが、動きが遅い天体ばかり(しかも逆行している)でずっとミニトラインを継続しています。

公転周期の関係から海王星と冥王星はセキスタイルを保ちながら動いていますが、天王星が加わったミニトラインは頻繁にできるアスペクトではありません。


私は勝手に、私たちにはどうにもできない、抗えない力学なのでは?と思っていたんですが、フォローしている海外の占星術師さんの見解は「リセットまたは大患難の兆候だ」と。
私の不吉な予感はまったくハズレではなかったようです。

どういうことかというと、先日、偶然私が記事にした西ローマ帝国の崩壊の年に、トランスサタニアンのミニトラインが出来ていたそうです。
第二次世界大戦 (1939 ~ 1945 年)、南北戦争 (1861 ~ 1865 年)のときにも、略してトラサタのミニトラインが出来ていたそうです。


この占星術師さんはアメリカ人なので、2028年までにアメリカが崩壊すると危惧されていますが、アメリカが崩壊したら日本は巻き添え間違いなし。
そういえば、西ローマ帝国とは規模は違うけれどジャニーズ帝国も崩壊しましたね。驕れるものは久しからず、ですね。

時代が大きく変わろうとしていると感じます。
そして私たちは、その流れを止めることはできない。

私たちも時代に合わせて変化するように求められています。
そうしなければ、時代の波動が変わってしまうので存在するのも難しくなっていきます。おそらく亡くなる人はもっと増えます。

3月に水瓶座に入った「破壊と再生」の冥王星はいったん山羊座に戻っています。冥王星が水瓶座に再入するのは2024年11月。
いろいろなものが破壊されていきます。破壊なき再生はないから。
失われゆくものをおおいに悼んでください。

始まりには終わりがあり、そしてまた別の始まりがある。



9月15日乙女座の新月

遅くなってしまいましたが、9月15日の乙女座新月について書いたことをUPします。

新月は新しいことを始めるのに良いタイミングですが、今回はちょっと様子を見たほうがいいかも知れません。横断歩道で右左確認するときのように。


数秘13(4)

2023年9月15日の数秘は4、一桁にする前は13です。

4は、安定的、現実的、保守的、建設的、地に足がついているようなエネルギーと言われます。
4つの点で構成された4角形は、平面上ではがっちりと組み合わさってどこにも隙がないように見えます。また、地球は4つのエレメントで構成されているので、4は地球を表す数字とも言われます。

4の書き方の説明でちょっと面白かったのは、アラブ人は東西南北の北と西を曲線でつなぎ、東の端は曲線にしたが、ヨーロッパ人は仕上げ曲線を落とし、簡略化しバラモン数字に近くなったというものでした。
「北と西をつないだ」というのが興味深いので、時間があるときに調べてみようと思っています。おそらく風や磁力に由来しているのでは?

13は、数秘術ではカルマナンバーと呼ばれ、特別なエネルギーです。
タロットカードで表すと4は「皇帝」、13は「死神」。
皇帝はこの世の王様、死神はあの世の王様という対比になります。

死神のカードの意味は何度か書いていますが、不吉なことが起きるというよりは、起きる事はすべて必然というカルマの法則です。

『神託のタロット』には、皇帝は全知全能の神ゼウス、死神はゼウスの兄弟で冥界の神ハデスが描かれています。
ハデスのメッセージは、人生における様々な終わりを告げています。
何かが終わる、また終わらせる時が来ています。


今回は皇帝のカードについて少し書きます。

厳密に言えば、神と皇帝は全く違うし、皇帝と王様も別物なんですが、『神託のタロット』はギリシャ神話をモチーフにしているので、神様の中でもっとも力を持っていたゼウスが取り上げられています。

ゼウスは右手に彼の力の象徴である三本の雷の矢を持ち、左手にはあからさまに地球を持って、「地球の支配者である」ことを知らしめています。
ちょっとわかりにくいですが、右足が上がっているので足を組んでいるのでしょう。中世のタロットカードの皇帝も椅子に座り足を組んでいます。
これは「4」を象っています。

皇帝は、女性にもある「男性原理」を表しています。
「欲しいものは、待っているのではなく取りに行く」行動力には、争いも付き物です。時には情けも容赦もありません。
しかし、皇帝は非業な争いを推奨しているわけではなく、人生をかけた真剣さと覚悟を持てと言っているのでしょう。

自分の夢や理想を実現するためには、何よりもまず行動することが大切です。


ゼウスのカードは、自分の夢や理想を実現することは、困難も伴うけれど「自分の王国」を作るような偉大な業であること、そして地球を作っている4つのエレメントは私たちの中にも備わっていることを伝えているように私は感じました。

4つのエレメントは新しいものを作り出します。
それは、この世に足を置いた精神性です。物質世界(地球)で生きるの為の勇気、強い意志、自信、先見性、リーダーシップ、自尊心というもの。

サビアンシンボル

新月の度数、乙女座21度は「少女のバスケットボールチーム」。
某内閣とは違って、澄んだ目をした年若い女の子たちのチームです。
一人では達成が困難な目標を、仲間と協力しながら実現を目指すという意味があります。

でも乙女座は集団化ではなく、個々の能力を伸ばすのを目的としています。だから「少女」が出てくるわけです。ひとりひとりの可能性は未知数。
悩み多きお年頃でもありますよね。ですので、疎外感や挫折感にうなだれる時もある。パスを回しながら、心の中では泣いているかもしれない。

少女たちの多くは人生観がまだ幼いです。少女たちの見ている世界は狭い。
(お年寄りでも人生観が幼い人もいるにはいるけれど)
だから、まとめ役としての監督が必要になります。技術面だけでなく、精神面のサポートをします。


新月に対応する22度のメインシンボルは「王家の紋章」。
少女のバスケットボールチームに続いて、唐突に「王家」「紋章」が出てくる感じですが、要するに同じ目標を持つ共同体や組織の共通概念を表現したものが紋章です。

意味は、特別なステイタスを持つこと。しかも王家なので、国の代表として社会に対する責任も負っています。

紋章の始まりは、貴族たちが馬上競技で使う盾の装飾でした。どこそこの誰ということが、盾を見ればわかるようにしていたのです。

王族は何をする人たちかわかりにくいと思いますが、歴史を鑑みれば、王家には民衆を導く霊的な役割もあります。
「神のしもべ」として世の人々に奉仕する霊的な導き手でなければなりません。(今はどうかな)

新月のポラリティポイントのサビアンシンボルは、「シナイから新しい法則を持ち降りてくる男 」。
この男はモーゼです。モーゼは、シナイ山で霊感を受けて、十戒を石に刻みました。
そして山を降りてくるのは「上から下へ」という意味。霊的世界で受け取った掟を現実世界に対応させようとしています。


これらのサビアンシンボルをまとめると、バスケットボールチームは現実世界で自分が所属している集団という意味でもあるし、小さな単位では家族、最小は自分と霊的な自分の二人ぽっちでもあると思います。

自分が属する集団への責任として、自分の言動、未来に責任を持つこと。そこには覚悟も必要でしょう。
しかし、個々の想いや体験は当然個人的なものなので、てんでばらばらです。それを統一するために、新しい法(規範)が必要だということなんでしょうね。集団においても。個々人においても。


かつてゼウスが父クロノスを倒して新しい支配者となったように、古い法を壊し、新しい法を制定する。けれど、そこには必ず混乱が付き物ですよね。
でも、だからこそ覚悟を決めて行動しなさいと、上述のゼウスのカードが示唆しているように思います。

その新しい法とは、モーゼが霊感を受けたように、私たちがインスピレーションで受け取ったものだと思います。特別な訓練はいりません。
インスピレーションなので、カスタマイズされて他の人と違っている可能性が高く、自分ルールのような感じもします。

また「なんとなく、そうしたほうがいいと思った」の「なんとなく」や根拠ない自信も大切です。

別の意味では、神をかたる偽者が作った法が私たちをコントロールしようとしていることも表している気がします。

乙女座新月の雰囲気

この新月は、現実的な地星座の乙女座で起きます。
勤勉で質実剛健な影響を与えます。乙女座は管理者のエネルギーなので、私たちは、人生に真面目に取り組むことになるでしょう。

管理者が電球を取り替えたり、システムの不具合を調整するように、健康管理、生活習慣の改善にも良いエネルギーです。

乙女座は柔軟宮でもあり、夏の終わりと秋の始まりが交差する季節でもあるように(本来はそうなんだけど)、変化する前提があります。
修理できない家電を処分するように、あらゆる使えなくなったものは手放していきます。

新月の対極に魚座の海王星があり、大きな夢や理想をいただかせます。
ただし、海王星は幻想を見せることもあるので注意してください。急いで何かに飛びつかないことが重要です。


太陽と天王星&木星

太陽は乙女座21度58分にあり、牡牛座天王星とオーブが1度未満でトラインになっています。急激な変化が起きるでしょう。
天王星と少し離れてはいますが、同じ牡牛座にいる木星が変化のエネルギーを増幅させています。

木星は一般的にはベネフィックと考えられているので、その変化はポジティブなものと解釈されます。が、一概にそうではないとも言えます。

たとえば、わかりやすい例としてあげると、先日発足した新内閣です。
過去最多5人の女性閣僚を起用、若手の抜擢で刷新感を前面に出しました。
(私は、内閣改造というよりは「棚卸し人事」のように感じましたが)
緊急の世論調査では国民の支持率は横ばいの35%、あるいは別のメディア報道によると39パーセント迄上昇したそうです。

また岸田首相は記者会見で「変化を力にする内閣」と言っておられましたが、水星逆行中に決めたことは反故になりやすく、早々と辞任する閣僚が出てくる可能性もあります。


私たちにも、急な変化が起きるかもしれません。自ら変化を引き寄せる感じです。環境の変化、転職や収入の変化、引っ越しなどもありそうです。

太陽と海王星

新月の対極になっているのは海王星で、上述したように幻想を見せるので混乱が起きやすいです。
とにかく海王星はなんでも魅力的に見せてしまうので、判断力も鈍ります。
ウマイ話にはご用心。

たとえば、海王星のポジティブな作用として芸術や美が挙げられますが、別の作用としては幻想、イリュージョンです。
また液体(水、アルコールなど)、ウイルス、薬なども意味するので、アルコールやドラッグ依存による快楽を引き寄せることもあります。

それから、日本では原発の処理水問題が注目されているのも、海王星が関係しています。

新月図(日本)

日本の新月図は、太陽と月が10ハウス(社会の場所)に入っています。
太陽は意志、月は自我を意味するので、社会の中での自分の存在意義、社会的地位などのテーマが出てくるでしょう。

乙女座のルーラーである水星は順行に戻りましたが、新月時点では動きが止まっていました。
新月図を1カ月間の運気予測とすると、土星がオポジションになっているためスムーズな流れではないです。
実際的な行動に移すのは、出来れば太陽が天秤座に入る23日ぐらいまで待ったほうがいいかも。


私は今回の新月は、皆がそれぞれに社会に対してコミットメントするようなイメージが浮かびました。
人まねや他人の受け売りでなく、自分の中から湧き出てくる思いを率直な言葉で「私は〇〇ができます」「私は○○をやります」というふうに宣言し、それぞれのオリジナルな紋章が作られていく感じがします。

セルフブランディングでもありますね。
「王家の紋章」は庶民には関係ないけれど、「私」の存在や考えを明らかにし、自分が属する共同体(ぼっちもあり)に対する責任と、行動の結果に責任を持つことが、私たちの紋章なのだと思います。


ちょっと余談
私たちは皆、地球でしか体験できないことをするために生まれて来ました。
それを使命と呼ぶ人もいますが、地球でしか体験できないことは、くそ真面目なことばかりではありません。

地球は、太陽系のアミューズメントパーク。どんなアトラクションに参加するのも自由です。
ホラーを好む人もいるし、スリルが一番の人もいる。子供じみてると言われても可愛いのが好きな人もいる。
何を選択してもいい。自分が好きなものを選ぼう。
そして命ある限り、遊び尽そう。


以下は少し社会的な流れを予測しています。

マンデン読み

太陽と月は政府を意味する10ハウスにあり、4ハウス(国土)の海王星とオポジション。発足したばかりの新内閣に不安状況があります。
海王星は幻想を見せるので、良さそうに見えるのですが、実体はなかなかリスキーだったりします。

太陽は9ハウス(貿易)のルーラー、月は8ハウス(海外経済)のルーラーなので、日本政府は外国の要望に応える形になりそう。
というか今まで通りですね。

経済の2ハウスには天体が入っていません。ハウスルーラー木星は6ハウスで天王星とコンジャンクション。9ハウス金星とスクエア。

輸出入やインバウンドに変化があることを意味しているようです。
今のところインバウンドは好調のようですが、オーバーツーリズムのトラブルや処理水問題(4ハウス海王星)で水産物の輸出先に影響が出ていることも現れています。

6ハウスには、医療衛生、労働、奉仕、食料問題、軍事のテーマがあります。
天王星は、太陽を頂点にしたカイト(凧型)の一端を担っており、6ハウスのテーマに急展開があるようです。

スクエアになっている9ハウス金星は、権利を意味する小惑星ジュノーとコンジャンクション。
9ハウスには司法や貿易の意味もあるので、たとえば食料問題では輸出入に交換条件が提示されるとか、利権が関係しているような感じもします。

またワク💉のような新薬や新しい治療法が導入される、あるいはまたミサイルなどを購入するかも?

4ハウス(国土)の海王星は、処理水以外にも国土に深刻な状況があると感じさせます。
それは災害(水害)ということかもしれませんし、水質汚染や土壌汚染、またはウィルスなどの伝染性の病気の蔓延などが考えられます。

川の水から“基準値の50倍超”の「有機フッ素化合物」検出 周辺の地下水も調査へ (msn.com)

表に見えにくい超過死亡もありえます。

集団に影響を与える北ノードが、5ハウスで不和の女神エリスとコンジャンクション。5ハウスは娯楽のほかに人口増減にも関係しています。
南ノードは集団の意味がある11ハウスに入っています。

皮肉にも「エリス」と言う名前の変異株が流行するという情報が出ていますのでお気をつけください。

“第9波”か…コロナ新変異株“エリス”“ピロラ”とは? シルバーウイーク目前のいま 新型コロナ5類移行後の感染者報告数が“過去最多”に【#みんなのギモン】 (msn.com)


ノード軸と冥王星がTスクエアを形成しているので、モロッコやリビアのような破壊的な大災害が日本でも起きる可能性は捨てきれません。

アセンダントルーラー冥王星は、輸送、交通、通信、マスコミ、ビジネスを意味すス3ハウスに入っています。冥王星もカイトの一端です。

冥王星は暴露するエネルギーでもあるので、政治スキャンダル、芸能スキャンダルもありそうですし、あからさまなプロパガンダも横行しそうです。

不和の女神エリスが入っている5ハウスには、娯楽やエンターテイメントの意味もあります。
5ハウスルーラー火星は11ハウス(議会)に入っており、性加害問題がジャニーズの責任だけに留まらず、日本企業や政府の対応も海外から大注目されているそうですが、日本のマスコミの手のひら返しが気味が悪いと感じているのは私だけではないはず。

ジャニーズ、広がるCM中止=企業、事務所移籍求める声も (msn.com)

戦後、3S政策(スポーツ、スクリーン、セックス)というおもちゃを与えられた日本国民は、そうとは知らずに夢中になり、依存しきっていますが、おもちゃを取り上げられる日が近づいている気がします。
当然、おもちゃは政府が管理します。

産業革命前の英国で起きた「囲い込み」やヘンリー8世の修道院解散にその原型が見える気がするんですよね。
まあ、それはおいといて・・・・

日本の芸能システムが崩壊(歌舞伎も狙われている気がする)して喜ぶのはどこの国かしら?若者に大人気の韓流かな。
人種差別が少ない日本で外国人は活躍しやすいですよね。


3ハウスルーラー土星は、同じ3ハウスに入っており、ICとコンジャンクション。MCと水星にオポジションになっています。
この土星は、4ハウスに影響しています。たとえば、国内産業の停滞、物流のダメージを表しているかもしれません。


天秤座の季節を迎える前に

新月は、9月29日の満月に向かって膨らんで行きます。新月の影響は約1カ月続きますが、2週間後の満月からは弱まっていきます。

23日に太陽が天秤座に入ると人間関係にテーマが移って行くので、太陽が乙女座にいる間はパーソナルな問題の改善などに取り組むとよいでしょう。

乙女座の管理者のようなエネルギーを使って、家の中を整えたり、断捨離をしたり、睡眠不足の解消や、身体のメンテナンスなどにも良いときです。
お皿を洗うなどの雑多な家事も、ひとつひとつを丁寧に行ってみるのもいいと思います。

夏の終わりが見えにくいですが、心身を癒して次の季節を迎え入れる準備をしましょう。

最後までお読み下さりありがとうございました。

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