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Dramatic Full moon in Leo*2024年1月26日獅子座の満月

佐山みはる（michaela）

気がついたら1月も終わりに近づき、26日は今年初めての満月でした。

ネイティブアメリカンは、1月の満月をウルフムーンと呼んでいたそうなのですが、満月と狼の組み合わせは絵になりますね。
でも今回の満月は、狼というよりライオンのようです。

この満月は、2週間前の新月が満ちたものであり、半年前の獅子座の新月の頃に願ったことが実るタイミングです。

獅子座新月の記事を読み返すと、ラハイナの火事について書いているのですが「日本が災害支援される側になる可能性もなくはない」と書いていて自分でびっくりしました。


獅子座満月の概要

太陽は水瓶座5度、月は獅子座5度で向かい合います。獅子座の満月はクリエイティブで、自己表現に重きが置かれます。
太陽は獅子座ルーラーであるため、月はダブルシグネチャーで獅子座のエネルギーを強めています。パワーがあり、とてもドラマティックな満月です。

太陽は水瓶座で、冥王星と手をつなぎ、牡牛座木星、獅子座の月とで不動宮のＴスクエアを形成しています。
このＴスクエアがポジティブに作用するとリラックスした気楽さがありますが、ネガティブに作用すると自信過剰になったり、優柔不断になったり。

エゴが拡大するので、他者と意見が衝突し対立が起きやすい時です。
♪オレの、オレの話を聞け～とは歌わないまでも、オレの話を聞かないなんてなんて奴だ！という感じになりやすいようです。
とくに政治思想の対立に気をつけてください。自分の意見、主張は大切ですが、不必要な論争は避けましょう。

今、政府への不満や怒りが出ている人が多いと思うのですが、その怒りの矢が見当違いのところに当てられている気がします。
スタンドプレイを避け、助け合うことが大切です。

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土星と金星が、月を頂点にしたヨドを形成。月は感情に影響を与えるため、このヨドは「～しなければいけない」という気持ちにさせます。

ポジティブな作用は自己価値を高めますが、ネガティブに作用すると自信喪失につながりそうです。

獅子座の月はヒーロー志向で、自分が話題の中心にいると心地よいですが、自分が優位に立つために他者を挑発するようなマイナス面が出て来るかもしれません。

人の気を引こうとしたり、逆張りで注目を集めようとする人もいるかもですね。

また自分が無視されているとか、省かれているんじゃないかとか、攻撃されていると思い込んで、自分の気持ちを正直に伝えるのが困難になり（ヘソ曲がりになったり）、精神的に不安定になりやすいかもしれません。

誰でもポジティブな面とネガティブな面を持っており、時と場合でどちらかが強調されるんですが、満月の影響は約2週間続くので、ネガティブが強くなると辛いですね。


このように今回の満月は、勘違いで他者に気を取られがちな部分がありますが、自分に集中することが肝心です。
他者を攻めたくなる気持ちを、自分を向上させたり、目標を実現するためのエネルギーに変換しましょう。

天王星が逆行終了（27日）

27日に天王星が逆行終了します。
4月の水星逆行までは逆行天体がゼロ。惑星が全部順行になるのは、毎年のことながら数か月と短いですが、この期間は物事の流れがスムーズなので利用するといいと思います。

冥王星が水瓶座入りしてまもない時で、事態が急変することもあると思います。状況を見ながら進めてください。

また陰謀を企てる人にとっても、ねらい目の時だったりします。お気をつけて（汗）

数秘８

2024年1月26日の数秘8は、パワフルに循環するエネルギーです。
一桁にする前は17。
タロットカードに照応すると、8は「正義」、あるいは「力」。17は「星」。

『神託のタロット』の星のカードには、パンドラの神話が描かれています。

パンドラの名前は、「すべての贈り物を与えられた者」という意味。

パンドラは好奇心に負けて甕を開いてしまい、そこから様々な災いが飛び出して行きました。しかし「エルピス」（希望）のみは縁の下に残って出て行かず、パンドラはその甕を閉めてしまった。
こうして世界には災厄が満ち、人々は苦しむことになったと言われています。

神託のタロットのパンドラは、まばゆく輝く星に釘付けになっています。
その星の中には白いドレスの女性が描かれており、それがエルピス（希望）なのでしょう。

「星」のカードは、困難の中にいても希望を持ち続けることを示唆しています。
希望は誰かに与えられるものではなく、自分の中に生まれてくるもの。
どんな状況にあっても、いつかきっと望む未来が来ると、根拠なく信じて待ち続けられる力を希望というのだと思います。

日本の満月図

日本時間は、1月26日午前2時54分頃。今回はイコールハウスでホロスコープを作りました。太陽は2ハウス、月は8ハウスで向かい合います。

太陽は国を表し、月は国民を表します。2ハウスー8ハウスは経済と税金。
そして5ハウスに入っている木星とでＴスクエア（赤い三角形）を形成しています。

【経済と税金】

5ハウスには、娯楽やエンターテイメント、人口増減、または投機の意味があります。この満月が2週間前の新月が満ちたものと考えると、ちょうど「新NISA」が始まったことと関係があるかもしれません。

木星は、1ハウス（国民の部屋）の金星（お金）とトライン。

私はNISAやっていませんが、配当金の税金がゼロなので資産形成に向いているという触れ込みや、吉本興業と金融庁のうさんくさいコラボイベントなんかもあったりして、結構、若い人も取り込まれているのかな。

新しいNISA ： 金融庁 (fsa.go.jp)
「新NISAはなぜ生まれた？」国が本気で投資を促す“納得の理由”(1/4) | Finasee（フィナシー）

国民が安全を求めて貯⾦に走る気持ちも分かるけれど、政府としては国⺠にはどんどん投資してもらい、経済を潤わせてほしい。そして豊かになってもらいたい。だからこそ、投資をもっと当たり前にしたい。

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国民の貯金を金融市場に誘導しているんですよね。
本当に「国民に豊かになってもらいたい」と思うのであれば、投資をさせるより国としてもっとやることがあるんでないの？と思ってしまいます。
ま、私がどう思うかはおいといて・・・。

すでに高齢者の世代ではなく、これから高齢者になる働き盛りが収入を投資に回すようにしつけしていこうとしているんでしょうね。

新NISAの海外株投資でどれだけ外貨流出するか試算してみた。実は円安、日本経済のリスクなので | Business Insider Japan（2024年1月18日の記事）

株高をけん引しているのは一体誰？新NISAの影響と「家計の円売り」は一方通行という怖さ（Wedge（ウェッジ）） - Yahoo!ニュース


気になるのは、ワシントンDCを基準にしたアメリカのチャート（現地時間1月25日12時54分）では、日本の配置と真逆になり太陽が8ハウス、月が2ハウスになります。
アメリカの占星術師Tolimanuさんは「（アメリカは）不況が目の前に迫っている」と。すぐに不況になるわけではなく、財政に関連した変化が2月から起きるだろうということでした。
アメリカがコケると、日本もかなりのダメージになるはず。

金融占星術のレナード・メリマン氏も「水瓶座では、物事は計画どおりに進まないのだ。誰もが逆のことを予測している時、市場は急騰したり急落したりする。したがって、来月は期待どおり、または現在描かれているシナリオどおりにはいかないことが予測される。」とコラムに書いておられました。

R.S.H.__言葉のパワースポット:レイモンド・メリマン 週間コメント１／２２【金融アストロロジー】 (blog.jp)

しかし、8ハウスの月は、国民の恨み節のようにも思えます。
誰が作ったのか、このミームは最高ね（苦笑）

冥王星が水瓶座入り

太陽のそばには、20日に山羊座29度でコンジャンクションになってから、ほぼ同時に水瓶座入りした冥王星があります。
毎日の星読み（アメブロ）に書きましたが、山羊座の場所で太陽と冥王星が重なったのは今世紀最後（次は二百年以上先）でした。

当日、日本の宇宙航空研究開発機構が開発した月面無人探査機のSLIMが月面着陸に成功したニュースがありました。
ドイツでは日本時間1月21日午前9時32分頃に直径1mの小惑星が落下しました。約1時間前に予測が出されたそうですが、1mでも結構な大きさ。被害が出なくてよかったです。

まるで、冥王の水瓶座入り知らしめるような、地球人にとって（とくにドイツ方面に）警鐘の意味があるような出来事に感じました。

冥王星の水瓶座入りタイムは、日本時間1月21日午前9時57分頃で、小惑星落下の25分後のことでした。

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余談
そういえば、ン十年ぶりにNHK大河を観ているのですが、『光る君へ』の初回冒頭に陰陽寮（現代の天文観測所）が出てきました。
安倍晴明らしきユースケサンタマリアさんが星を見て不吉なことが起きると予言をするシーンでしたが、言わば日本の天文学の原点が陰陽寮なので興味深かかったです。

夜勤明けの晴明

陰陽師の安倍晴明は、近年、かっこいいイメージが出来上がっていたので、ユースケさん演じる晴明はチョー俗っぽく、逆に新鮮で良いです。

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話を戻して・・・
冥王星は「破壊なくして、再生はありえない」というようなエネルギーなので、いま日本の政界で起きていることもなるほど・・・という感じです。

金融占星術のレナード・メリマン氏によれば、太陽と冥王星のダブル・イングレスは「筋書きをひっくり返す」シナリオの可能性を示しているそうで、また冥王星は、不安と恐怖の感情を引き起こす力の象徴であり、その不安と恐怖は、自らが権力を掌握していると思い込み、それに執拗にしがみつこうとする者、また明らかに改革が求められている時にもかかわらず集合体（水瓶座）の幸福に寄与するために権力の座から離れることを拒む者達にこそ与えられると書かれていました。

R.S.H.__言葉のパワースポット:レイモンド・メリマン 週間コメント１／２２【金融アストロロジー】 (blog.jp)

メリマン氏は、アメリカ大統領選挙のことを指しているんですが、自〇党やキッシーのことを書いているようにも思えてきます。
しかも満月の月の度数は、キッシーのネイタル太陽と同じ獅子座5度です。

キッシーのトランシットチャート

キッシーの太陽に対して、トランシット山羊座金星と魚座土星がそれぞれにクインカンクス（150度）になり、太陽が軸のブーメランを形成します。
ブーメランは「～をするしか、他に方法がない」というような切羽詰まった働きをします。

「派閥を解散するしか、国民の信頼を回復する方法はない」とキッシーが言ったかどうかはわかりませんが、派閥解消うんぬんの話は、結局（ごにょごにょ・・・

ここでまた国民は、田中真紀子さんが言っていたキッシーの手品を見せられたわけですね。
しかし、冥王星には「腐敗を暴く」作用があるので、自民党は国民に愛想を尽かされるでしょう。


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余談
ウクライナのゼレンちゃんのネイタル太陽は水瓶座5度。つまり、彼は46歳の誕生日でした。

ネイタル火星とトランシット冥王星がオポジションになっています。
暴力的、破壊的になることもあれば、燃え尽き症候群のようになることもあるでしょう。
うまくコントロールできれば大成功の道ですが、自滅や事故なども起きやすい配置。「アレ」の過剰吸引に気を付けたいところです。

私は「早く負けを認めなよ」と言いたいですけどね。誘拐まがいの強制動員や、訓練を受けていない兵士を最前線に送り込むなんて。これ以上国民の犠牲を出さないで欲しいです。

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さて、経済の2ハウスには山羊座の火星と水星がコンジャンクションになっており、火星（15度）は5ハウス牡羊座15度のカイロンとタイトなスクエアになっています。
そして5ハウス11ハウスのノード軸とでＴスクエアになります。

ノードが絡むと多くの人に影響があることを指しています。
能登への義援金や復興支援を意味しているようでもあり、また23日の東北新幹線の運休や、24日の雪による名神高速道路関ケ原インターチェンジの立ち往生などもこのＴスクエアが表しているのでしょう。

中小企業復旧に最大１５億円、観光支援「北陸応援割」も　能登半島地震の政府支援案判明 - 産経ニュース (sankei.com)

観光需要喚起、１泊２万円補助　能登地震、週内にも支援策―政府（時事通信ニュース） (line.me)

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デジタル化と軍事強化

2ハウス（経済）の火星水星は、6ハウス（医療衛生、労働、奉仕、食糧生産、公務員、軍事）の天王星とトライン。これは、いろいろなデジタル化と制度化でしょうね。

被災地の防犯カメラ増決定「2次避難」必要な人の不安解消へ | NHK | 令和6年能登半島地震

地元の方が望んでいることならいいが、利権も絡んでいることでしょう。


6ハウスを軍事や軍隊として見ると、天王星はミサイルということもできます。「東京都に地下シェルター」というニュースは、まさにと思いました。

日本が戦争するに巻き込まれる可能性が、高まっているということなんですかね。トマホーク買わされて買っているし、いつぞやのTIME誌で、日本は軍国主義に向かっているとか書かれちゃったし。

日米、トマホーク一括取得契約＝４００発、旧型変更で４００億円減 | 時事通信ニュース (jiji.com)

大地震で潰れる可能性もあるわけですが、大江戸線はかなり深く掘っているので、シェルターにはぴったりでしょう。階段で避難するのは結構大変だろうけど。


そういえば、自衛隊にもとうとうロボット犬が導入されたそうです。

ボストン・ダイナミクス社の黄色いロボ犬のほうが、目立つし見つけやすいはずなんだけどな。
と、思っていたら続報がありました。
なるほど。


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SNS監視

カイロンは負荷をかけて修正する働きがあります。
情報の3ハウスに入っている土星が、情報やコミュニケーションのやりにくさを表しているようです。


1月の星の動きの記事で、「権威権力による横暴な対応があるかも」と書いたのですが、能登半島地震を巡った偽情報や誤情報がSNS上で拡散する事例が相次いでいるため、発信者情報を電子的に付与する「オリジネーター・プロファイル（OP）」技術を使った実証実験を行うそうです。

能登半島地震巡る偽情報対策、被災自治体とＯＰ技術を使い実証実験へ…岸田首相「虚偽情報の流布許さない」 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)


このnoteでも「能登半島地震」の文字が見えるだけで内容に関係なく、記事の上部に「注意書き」がついていますが、SNS（主に狙いはX（旧Twitter）でしょう）ではさらに踏み込んだ検閲になるのでしょう。


またICの軸に土星がコンジャンクションしていること、4ハウスに海王星が履いているので、さらなる災害に注意しておきたいところです。


個人への影響

個人の場合は、太陽は意志や目的、月は感情を意味します。
2ハウスと8ハウスの満月は、収入や財産を表しています。
月を頂点にした金星と土星のヨドが出来ているので、資産を増やしたいと考える感じです。

「稼ぐ」ことに意識が向かい、労働意欲が高まったり、収入を増やすために資格を持っておくかと思ったり、それこそ新NISAで資産を増やしたいと考える人が多いかも。

アセンダントが射手座なので、楽観的でプチバブルな気分になっている人もいそうですね。

また2ハウスには「自己価値」8ハウスには「引き継ぐ」という意味もあるので、たとえば文字通り「家を継ぐ」人もいるでしょう。

そうではなく、冥王星が山羊座に滞在していた15年間に切磋琢磨して得たことを引き継いで、新しい水瓶座冥王星時代の20年間を生きていくという意味もあるように思います。

しかし新しい時代の始まりは、旧来の価値観は壊れます。そのことをどのように捉えるか。古い価値観にしがみつけば苦しく、かと言って何でも新しいのがいいわけでもない。
また何に重きをおくかも一人一人違う。

難しく考えずに、自分が何をだいじにしているか、世界を敵に回したとしても失いたくないものは何か、で判断するといいのでは？と思います。
決して譲れないものを自分の中に見つけたら、それを守っていきましょう。

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最初のほうに書いたように、獅子座の満月は自己表現に重きがあります。

表現の方法も人それぞれでしょうけれど、火星とカイロンとノード軸のＴスクエアで、今までのやり方が通用しない感じになっています。
これがジレンマですが、地の時代のやり方に固執せずに新しい方法を試してみるのがいいと思います。

2024年から風の時代の200年が本格始動します。

風の時代の前は、地の時代でした。
地から風へ。固定から流動へ。切り替わり時には大きな混乱が起こります。

「風のように自由」という表現がありますが、自由には責任がついて回ります。責任無くしての自由は成り立たないと言ってもいいぐらいです。

私たちの価値観が変わらざるを得ない、新時代の始まり。自分自身に対する見方も変わってくるでしょう。
古い価値観の時代は、自分は社会の中でちっぽけな存在としか思えなかった。もしかしたら、自分がこの世界に存在することが間違いだったと思うこともあったかもしれない。

新しい時代は、大きなことは何も出来なくても、自分がこの世界を創っているメンバーであること、誰も救えなくても息をしているだけでも許されていることを心から理解でき、多くの人が生きやすい世界になるといいですね。


今日はこのへんで。素敵な満月タイムをお過ごしください。


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