見出し画像

2022年5月30日双子座新月

5月30日は双子座の場所で新月になりました。
5月に入って2回目の新月なので、ブラックムーンとよばれます。

新月は、前回の新月のサイクルの終了と、新しいサイクルの始まりを意味しますが、5月1日の新月は日食でした。日食は、強力なリセット&スタート。今回はその日食以来の新月であり、また双子座の場所での新月なので、スピード感があります。急にいろいろなことが進展していきそうです。

太陽と月は、双子座9度で重なっています。
サイン(星座)の前半の8、9度あたりは、無茶します。双子座はその性質上、革命家のエネルギーに似ていて、とくに8度9度あたりは攻撃性があります。
新月のサビアンシンボルは「飛行機が急降下する」。
ポジティブな意味があるのですが、これだけ見るとギョッとしますね。

太陽と月に恒星アルデバランがくっついています。
アルデバランは、火星のような性質を持つ恒星で、大天使ミカエルのエネルギーに関連付けられています。大天使ミカエルは、天使長と言われるほど強力なパワーを持ち、悪を退治する正義の象徴でもあります。
そのため恒星アルデバランは、知性、名声、栄光、尊厳、勇気、名誉、富をもたらす、戦争の勝利や名誉に関係しているソルジャー(戦士)のエネルギーを持っていると言われています。

今回の新月は、牡羊座の火星、木星とセキスタイル。火星と木星は29日の夜にぴったりと重なっていて、大変パワフルになっています。
アルデバランと火星のエネルギーが、木星の拡大する性質と相まって何倍にも膨らみます。この拡大したソルジャーのエネルギーが、世界中の悪を滅ぼすことになれば素晴らしいのですが、人間の思惑通りには都合よくはいかないものです。

この非常に攻撃的なエネルギーは、人間社会ではなにかの弾みで怒りに着火すると、なかなか鎮まらないような感じがします。
牡羊座での火星木星コンジャンクションは、野心も燃え立たせるでしょう。

双子座の新月なので、双子座のルーラー水星も活発になりますが、あいにく水星は逆行中のため注意が必要です。(6月3日まで逆行)

水星は、恒星アルゴルとぴったりコンジャンクションしています。アルゴルは、虐待や暴力を助長するような激しいエネルギーです。
5月16日の月食の時には、太陽とアルゴルがコンジャンクションしていて、不穏なことが起きるんじゃないかと予測させましたが、案の定、アメリカでは銃乱射事件が連続して起きました。
今回は水星とアルゴルが重なっているため、まだ虐待や暴力が起きる可能性が高いです。

水星は水瓶座土星とのスクエア。自由と社会ルールのバランスのバランスを取って、行動することが求められます。
全体的に見ると、水星土星スクエアがあって良かったのではないかと思いました。

水星は、山羊座の冥王星と魚座の海王星とでミニトラインを形成しています。私はこれを陰謀ラインと呼んでいますが、つまり良くも悪くもクリエイティブなエネルギーです。ある人は素晴らしい創作物を産み出し、ある人は恐ろしい陰謀を考えつきます。

先日のダボス会議で、シュワブ氏らが話したことを聞き及びましたが、彼らは真剣なんですよね。シュワブ氏には、人間を機械化することは正しいこととしか思えないから、下々がギャーギャー言ってもどこ吹く風です。

また、水星と火星トラインは、災害、とくに水に関係した災害が起きやすいです。木星が重なっているので、規模が大きくなるでしょう。

日本のチャートは、天体が下半分にあるため、国内のことに取り組むことになるでしょう。
太陽と月は6ハウスなので、メインの取り組みは6ハウスのテーマの医療、労働、軍事ということ。調和の角度にあるのが3ハウス牡羊座の部分てすが、3ハウス全体が広くなっていて、ここが重要と言うことです。
(対極の9ハウスも天体はありませんが重要です。)

3ハウスのテーマは、情報、通信、ビジネス、移動(旅行)です。火星木星のコンジャンクションがその勢いを過激にするでしょう。
ところが、今回の新月は、ダブルスタンダードの印象です。

3ハウスと双子座のルーラーの水星は、5ハウスにあるため、イベントや旅行が増えそうです。しかし、それによって沈静化している流行り病が再活性化する可能性もあるかもしれません。
3ハウスの対極の9ハウス(外国との交易、外交)も目立たないけれど関わってきます。3ハウスの木星は、9ハウスのルーラーですから規制緩和により外国人旅行客が増えることを表していると思います。
日本にとっていいことなのか、微妙ですね。重要な観光収益となり、景気回復を助けることになるかも知れませんが、予断を許さないことは確かでしょうね。

1ハウス(国民の)の山羊座冥王星は、4ハウスの牡牛座とスクエアになっているので、遊びに行きたいがなかなか行けないというような、矛盾や思い通りにはいかない感じがあります。それは流行り病のせいかもしれないし、2ハウスに土星が入っているので、財政事情かもしれません。

5ハウスは投資やギャンブルという見方もあり、2ハウス土星とスクエアは、慎重さを示唆していると思います。また、金星冥王星のスクエアも金融の問題がありそう。
たとえば、公的機関の誤送金が話題になっていますが、その問題はすっきり解決とはいかないようです。
また、5ハウスには穀物生産でもあるので、天候不順などによる不作の傾向もあるでしょう。

また6ハウスには軍事という意味もあるため、私たちは防衛について考えることがあるでしょう。今回の新月は、上半分にまったく天体がありませんが、9ハウス(外国との交易、外交)も目立たないけれど関わってきます。
そのために3ハウスの情報が重要になるのですが、火星の攻撃性と木星の楽観性、海王星のイリュージョンで、プロパガンダや間違った情報に混乱させられそうです。

3ハウスの火星木星、海王星、カイロンの集まりは、癒しているんだか、傷を増やしているんだかわからない感じです。
何かに似てると思ったら、ウ****政府とフランスのマクロン大統領と、ドイツのシュルツ首相です。ウ****に武器提供してるくせに、ロ**には平和協定を締結するように言っている。それを離れた場所から操作してるラスボス冥王星(苦笑)

太陽と月に対してハードなアスペクトがないわりには、油断ならない印象を持った新月でした。
今回の新月の影響を受けやすいのは、双子座の5度から15度の間にライツ(太陽、月)、水星、金星、火星がある方、乙女座、射手座、魚座の同じように5度から15度に天体がある方です。
新月の影響は、人それぞれに違う出方になりますが、このエネルギーを人生を上向かせるために使うなら、ミニトラインを陰謀ではなく、クリエイティブな意識で使うことですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?