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New Cherry Moon,May 2023*5月20日牡牛座の新月

UPが大変遅くなりましたが、5月20日に新月でした。

5月の新月には、ニューチェリームーンという可愛らしい呼び名があります。17日に木星が牡牛座に入って、豊かさと甘やかな香りが天から降りそそぐようなイメージの新月です。

牡牛座で起きた新月なので、牡牛座と守護星の金星が刺激されています。
金星は、社会占星術(マンデン)では金銭、経済、芸術、娯楽、ファッションがテーマです。

Venus&Jupiter

十二星座の中で、牡牛座にはリッチなイメージがあります。
牡牛座=Taurus(ラテン語で「雄牛」の意味)は、ギリシャ神話ではゼウスの化身です。

その昔、フェニキアにエウロぺという名前に美しい王女がいました。
エウロペを見初めたゼウスは、白い牝牛に姿を変えて近づき、そして彼女が牛の背中に跨った瞬間に走り出し、エウロペをギリシャに誘拐してしまったのです。
エウロペが海を渡った西方の地域が、「ヨーロッパ」 (Europa) と呼ばれるようになったと言われています。

ゼウスとエウロペの間には、3人の男子が生まれました。またゼウスは、タロス(オートマンの巨人)と、必ず獲物をとらえる猟犬ラエラプスと、無くなることのない投げ槍の3つをエウロペに贈りました。
エウロペは、クレタ島の王アステリオンと結婚し、3人の子どもはアステリオンの養子になり、そのうちのミノスが王位を継ぎました。
その後、ゼウスは雄牛に姿を変え、天の牡牛座になったと言われています。

※牛と牡牛座の関係は、ギリシャ神話よりも前にあるのですが、今回は割愛しました。

ティツィアーノ・ヴェチェッリオの絵画『エウロペの誘拐』(1560-1562年)
イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館所蔵。

占星術で金星は、愛情や金運を司ります。
愛は精神的なもの、金銭は物質という違いがありますが、どちらも人にとっては大切なものですね。愛情とお金は、人に生きる力を与えるんじゃないでしょうか。それゆえに争いの元にもなりますけども。

金星は、ローマ神話では菜園を司る神ウェヌスです。しかし、ウェヌスの神話はとても少なく、ほとんどギリシャ神話の愛と美の女神アフロディーテが混同しています。
ヴィーナス-アフロディーテは、クロノス(土星)によって切断されたウラヌス(天王星)の生殖器が海に投げ込まれときの泡から、すでに成人した女性として現れました。

ヴィーナスは、ヘーパイストス(鍛冶の神バルカン)の妻になりましたが、火星(マルス)と不倫関係でした。ヘーパイストスとマルスは異母兄弟です。
不倫がバレてヴィーナスとヘーパイストスは離婚し、ヴィーナスはマルスと再婚。二人の間にキューピッドが生まれたという伝説があります。

ヴィーナスとマルス

金星のサインは、バラ 、白く甘い香りの花、良い香りの常緑樹の葉、さまざまな薬効と魔法の特性を求めて栽培されたギンバイカです。
ローマ時代のウェヌスの祭礼では、参加者はミルトゥス(ギンバイカ)で作った冠を被ったそうです。

ミルトゥス(或いはマートル)
芳香のある葉は、エッセンシャルオイルに利用されます。
花びらは通常は白で、5弁の花びらが開くと星形になり、多数の雄しべがあります。果実は、丸いベリーで青黒色が多いですが、黄色がかった琥珀色の果実を持つ品種もあります。

ルネサンス時代のヨーロッパで、ミルトゥスは愛の象徴として知られるようになり、ウェディングブーケに使用する伝統が今も続いているそうです。
英王室のヴィクトリア女王のウェディングブーケに使われたミルトゥスは、結婚式のあと庭に植えられたと聞きました。

ギンバイカの花言葉は「愛のささやき」

17日に牡牛座に入った木星=jupiterは、ローマ神話の天空神ユピテルのことです。後に、ギリシア神話のゼウスと同一視されました。
つまり、木星はゼウスです。
占星術では、木星は射手座のルーラーになっていますが、実は牡牛座のほうに深い関係があったのです。

ゼウスといえば、好色な神。クロノスとレアーの子で、ハデスポセイドンの兄弟です。正妻は姉ヘラであるが、ゼウスの姉デーメーテール等の女神をはじめ多くの人間の女性とも交わり、子をもうけました。

牡牛座は、天と地に多くの命を増やしたゼウスと、美と愛の女神ヴィーナスによって、性的にも霊的にも豊かなエネルギーを与えられています。

牡牛座の有名人には、故エリザベス女王がいました。エリザベス女王は、豊かさを体現していた人だったと思います。
故ダイアナ妃は、牡牛座に金星がありました。ダイアナ妃には、いやらしく無いセクシーな魅力もありましたね。
マリーアントワネットは、牡牛座に天体は持っていないですが、対極の蠍座に太陽と金星がありました。

ダイアナ妃

新月の概要

そんな豊かさが降ってきそうな牡牛座新月ですが、チャートを見ると呪詛的なエネルギーがありそうだと思いました。

なぜ、呪詛的と思ったかというと、新月にペルセウス座β星の恒星アルゴルがコンジャンクションしているからです。
アルゴルとは、アラビア語で「食屍鬼(グール)の頭」。

恒星アルゴル

占星術では、アルゴルは「メドゥーサの切断された首」を表す凶星で、魔法に関係しています。

ペルセウス(ゼウスの息子)に退治されたとき、メドゥーサは妊娠しており、切断された傷口からペガサスと「黄金の剣を持てる者」クリュサオルが生まれました。
切断されたメドゥーサの首から流れ出た血は2つの瓶に集められ、右側の血管から流れた血には死者を蘇生させる効果があり、左側の血管から流れた血には人を殺す力があり、「死と再生」に関係していたのです。
メドゥーサの首は切断されても「見たものを石に変える力」を失わず、メドゥーサ退治の帰り道にペルセウスは鎖につながれたアンドロメダを怪物から救出するときに、その首を見せて怪物を石に変えました。

今回の新月では、太陽と月が牡牛座28度、アルゴルは牡牛座26度にあり、さらに天王星(牡牛座19度)が近い場所にあります。
月の影響が弱まり始める2週間後ぐらいまでは、突発的なことが起きやすく、たとえば群集事故や地震や大雨災害が起きる可能性も高まります。
また、カルト宗教による事件が起きる懸念もあります。

Tスクエア

火星(蟹座29度)と冥王星(水瓶座0度)のオポジションに対して、木星(牡牛座0度)がスクエアになり、Tスクエアが形成されています。
このTスクエアはリスキーです。

火星と冥王星のオポジションは競争心を煽り、木星はそれを拡大します。
限界ギリギリまで挑戦しようとする無謀さが、生命を脅かす場合もあるでしょう。
リスクを冒しても欲しいものを手に入れようとするので、情熱過多や自己中になってしまうため、自分以外には無慈悲になりがちです。
紛争地域は激化しやすく、人々の間でも功名心による仲間の裏切り、暴力行為、性的虐待などが蔓延りやすいのでご注意ください。

しかし、このTスクエアをうまく使えば、自分の無限の可能性を引き出し、最大限に発揮できるはずなので、ポジティブな気持ちでいるといいですね。

逡巡する思い~サビアンシンボル

新月の度数は牡牛座の28.25分。
ベースとなるサビアンシンボルは、「「人生の変化」を経た女性が、新しい愛を体験する」という、意味深なメッセージです。意味は、年齢の制限を超えて新しい恋をしようとしている、ということです。
そりゃあ愛し愛される人がいれば、「まだまだ人生終われないわ」という気持ちになりますでしょうね。

恋愛でなくても、自分の世界に今までになかったときめきが、人や物との出会いを通してもたらされたとき、目にするものすべてが輝いて、その新しい世界に浸っていたいと思うのではないでしょうか。

対する蠍座28度のサビアンシンボルは「自分の領土に近づく妖精の王」。(これはジョー・バイデン氏の太陽の度数です)
妖精の国は、誰にでも見えるものではない不思議の国。王様は、長い旅から自分の国へ帰るところです。
王様は、財宝をたくさん持ち帰るかもしれないし、あるいは妖精の国にはそんなものはまったく必要でないから、王様は手ぶらかもしれません。
このサビアンには、経験を通して自分を自覚し、もとの自分の世界に戻るというような意味があります。

私たちの心の中にも、人知れぬ自分の王国があると思います。世の中がどんなに荒んでも、決して滅びることはない夢の国が。

この新月に該当するサビアンシンボルは、牡牛座29度「テーブルを前にしてはたらく2人の靴直しの職人」。
28度の新しい愛に目覚めた女性は、新たな一歩のために古い靴を処分して、普通は新しい靴を買おうとするでしょう。しかし、よほど履き心地のよい靴なのでしょう。彼女は、リメイクを靴屋さんに依頼しました。

このサビアンシンボルには、捨てずに別の形に生まれ変わらせる、という意味があります。古い靴を手入れして、新しい命を吹き込むことは、自分に別の可能性を見いだすということです。

対する蠍座29度は、「インディアンの女が、酋長に自分の子供の命乞いをしている」。
部族のルールを破り集団から抜け出そうとしたため、厳しい罰を受けることになった子どもを憐れみ、母親が酋長に泣きついているサビアンシンボルです。そのため、蠍座29度は涙の度数と呼ばれます。
新しい世界へ行きたいが、情としがらみから簡単には抜け出せないという意味でもあります。

上記を総合すると、新しい世界(双子座)へ行くことと、慣れ親しんだコンフォートゾーン(牡牛座)を守ることの葛藤を表していると思います。
人の自我は本来変化が苦手なので、出来れば変化したくない気持ちが根底にあります。

新月の度数の28度は、引っ越し前の「これは持っていく。こっちは処分する」という荷造りに似ています。
この選別は楽しくもあり、不安でもあると思います。
処分してしまったら、二度と手に入らないんじゃないかという不安もあり、客観的にみれば、新しい場所にはもっといいものがあるかも知れないのに、古いものに固執しているおかしみもあります。

結果的には新しい世界(双子座)に行くのですが、新月の時点ではまだ牡牛座にいるので、まだ65%ぐらいは逡巡している状態です。
新月の影響を次の新月までの1カ月と考えると、初めの頃は「よく知っている場所に留まっていたい」気分が強く、しだいに新しい世界の扉を開ける決心が出来てくる感じでしょうか。

「妖精の王」ジョー・バイデン氏

新月の度数の反対側、蠍座28度に太陽を持つのがジョー・バイデン氏です。
ここだけの話ですけど(笑)今の方は俳優さんらしいので、私は梅爺ちゃんと呼んでいます。(ジョー・バイデン氏本人はどこにいるのかわかりません)
前回の大統領選挙の頃、youtubeでは名前にも検閲がかかって、みんな隠語で呼んでいたんですよね。誰が言い出したか、バイデンなので「梅田」と。
それで私は梅爺ちゃんと呼ぶことにして、今に至ります。

今回の新月は、バイデン氏にとっては「月食」並みの影響があったかもしれません。なりすましの梅爺ちゃんが、バイデン氏本人の運気の影響を受けるのか、とても興味深いです。

新月は、バイデン氏の6ハウスで起き、ネイタルの蠍座太陽、金星とオポジション、獅子座29度のカイロンとスクエアでTスクエアになります。
また、トランシット火星木星冥王星のTスクエアに、ネイタル月(牡牛座0度)が完全に巻き込まれています。

ネイタルのジュノー(射手座9度)と恒星アンタレス(射手座8度)が1ハウスでコンジャンクションしており、7ハウスネイタル土星(双子座9度)には恒星アルデバラン(双子座8度)がコンジャンクション。トランシットのジュノー(双子座9度)がそこに重なっているという念の入れようで、トランシット土星(魚座6度)とで、こちらもTスクエアです。
土星は、ネイタル冥王星(獅子座7度)とクインカンクスです。

なんか八方塞がりな感じですね。月が巻き込まれているのでヤケクソ感もあります。
梅爺ちゃんにどの程度反映されるかどうかわかりませんが、サミットが終わって帰国したら問題が山積みかも。
米大統領、下院議長と21日の電話協議の調整指示-債務上限巡り (msn.com)

新月図(日本)

日本は、20日午前0時53分に新月になります。新月の影響は約1カ月ですが、2週間ぐらい後から弱まっていきます。

新月図を見ると、主要天体が第1クアドラントに集中し、第3クアドランドには小惑星セレスしか入っていません。第3クアドランドは、世界との関わり方を意味しますが、そのための準備に忙しい感じが現れています。
まるで、19日から始まった広島サミットのことを表してもいるようです。

2023年5月20日新月図

アセンダントに土星がぴったり重なり、制限が多い1ヶ月になりそうな予感です。
土星は3月7日に魚座に入っていますが、ここから本格的な魚座土星の影響があるように思います。

太陽と月は、交通、通信、メディア、教育などの意味がある3ハウスに入っています。太陽と月に、天王星と恒星アルゴルがコンジャンクションしています。新月の概要のところに書いたように、事故や災害が起きる可能性があります。

魚座土星が伝えるサミット以後

2023年5月19日12時東京

G7サミットのホロスコープは、東京を起点に昼の12時で立てました。
現地ではちょうど、G7各国の首脳が原爆資料館の視察を終えて、資料館を出たタイミングです。そのあと平和公園の原爆慰霊碑に献花が行われました。
チャートでは、ディセンダント(魚座6度)に土星がぴったりコンジャンクションしています。

土星のサビアンシンボルは、「海の霧に包まれた岩場に横たわる大きな十字架が、一条の光によって輝く」。十字架がキリスト教のイメージですが、奉仕や犠牲という意味があります。
ふと思ったのは、「広島」という場所が持つ特別さです。
人類初の核爆弾の犠牲となった広島。その場所で「核のない世界」を謳いながら、実際には戦争の話が行われているというバチ当たり複雑さ。

ホロスコープを見ると、太陽を始め9ハウス(外国)に入っているのがいかにもサミット(頂上)でG7首脳が集まっているのを表しているように思えます。
Tスクエアの頂点の木星が8ハウス(税金、社会保障)に入っており、軍事費増強、税金増大が予測できます。また木星が9ハウス寄りなので、海外への支援金も表しているようです。

新月のホロスコープに戻って見ると、アセンダントがサミットのホロスコープのディセンダントと同じ魚座6度、アセンダントには当然土星がぴったりと乗っています。
G7後の約2週間から1カ月の間、土星の影響が日本全体に及びます。

11ハウス(議会、地方自治体、同盟国)

11ハウスに水瓶座0度の冥王星が入っており強い意思決定が行われることを予測できます。サミットで重要な決定がなされるという意味でもあるし、サミット以外のところで重大なことが決定するということもありそうです。

サミットは水星逆行が終わってから開催されたため、決定したことを覆すことは容易ではないでしょう。
しかし春分図で、国がやることが国民には見えにくい1年になる予測が出ているので、決定事項が公表されても国民の関心は薄そうです。

冥王星は、2ハウス(経済、金融)牡牛座の水星、木星、5ハウス(娯楽)火星とでTスクエアになっており、生活に大きな影響があると予測できます。

1ハウス(国家のイメージ、国民)

アセンダントにくっついている土星は、11ハウスのルーラーです。
サミット含む議会の決定が、日本国を印象付けることになるでしょう。

先だって岸田首相を表紙にしたTIME誌が発売されましたが、日本政府がクレームを入れたそうです。

問題になったのは、タイトル見出しの部分です。

日本の選択
岸田文首相は数十年来の平和主義を放棄し、自分の国を真の軍事大国にしたがっている

あながち間違っていないと思うんですけどね。おそらく、これから海外諸国は日本をそういう目で見るようになりそうですね。

1ハウスには海王星(魚座27度)が入っており、海王星はアセンダント魚座のルーラーです。海王星は、夢や理想、精神性など目に見えないものや、アート、液体や薬物を扱います。

チャートでは、海王星は火星と冥王星のオポジションを調停する位置で、火星、太陽、海王星、冥王星でクレイドル(ゆりかご)を形成しています。
太陽と海王星はセキスタイルです。
理想論や精神論に終始しそうでもあります。愛に乗り越えられないものはない、みたいな感じになりそう。

海王星のイリュージョンに魅せられて、国民は夢の中にいる、現実逃避しているかもしれません。後述するメディアの影響もあるでしょう。

2ハウス(経済、金融、価値)

2ハウス牡牛座には、水星と木星、北ノードが入っています。ノードが入っているので多くの人に影響があると思われます。

太陽と月がTスクエアを調停する位置にあるので、たとえばコロナが5類移行したことで行楽や旅行が増え、観光地やアミューズメントパークが賑わいをみせ、経済が活性化すると見ることができます。

2ハウスと対になる8ハウス(税金、社会保障)には天体が入っていません。カスプルーラー金星は5ハウス(娯楽)にあり、土星とトラインです。
やはり春分図に出ていたように、国民はどうも経済に対しては楽観的な見方があるようです。不思議なんですよね、この点は。
何か、期待させるものがあるのでしょう。

3ハウス(交通、通信、メディア、教育)

議会で決定されたことが、3ハウスに反映されます。3ハウスのルーラーはこれもまた、5ハウスに在している金星です。

5ハウスには主に娯楽やレジャー、エンタテインメントという意味があります。たとえばメディアを通して、ディスカバージャパン的な番組が人気になり、多くの人がその番組が取り上げた場所に旅行するなどが考えられます。
または、映画やスポーツがブームになるということかも。
AIアプリやVRにも注目が集まりそうです。

そういえば、名探偵コナンの映画に出てきた八丈島に観光客が殺到?しているそうです。

そのほかには、義務教育において性教育、ジェンダー教育の見直しが計画されていることも考えられます。5ハウスは、SEXや子育てにも関係します。

6ハウス(健康、医療、労働、奉仕、軍事)

6ハウスを見てみると、小惑星パラス(獅子座7度)が入っており、アセンダント&土星とクインカンクス、2ハウス水星とはスクエアです。

6ハウスは多様な意味があり、医療としてみるとコロナ以外の疾病が現れるのかな?という気がします。
スクエアになっている水星は、気管支や肺、または若い人を表します。

労働として見ると、ルーラー太陽が3ハウスに入っているので、なぜかオンライン、リモートワークが推奨されているとも見えます。
あるいは学び直しとか。おおかたの仕事にAIが導入されることを指しているようにも思います。

軍事として見ると、近くに火星があるので、防衛のための策を講じると見えます。この火星は、翌日21日に獅子座入りします。
火星、冥王星、木星のTスクエアは、破壊的なエネルギー。実際に何かが起きるのは、新月よりも後になりそうですが要注意です。
北の国のミサイルプレゼントがあるかも。

ウクライナ大統領のゼレンスキー氏が、G7サミットに参加したことが、後々影響してきそうです。

ウクライナに自衛隊車両100台=岸田首相、ゼレンスキー氏へ伝達 (msn.com)

4ハウス(土地、家、農業、気象など)

4ハウスには天体が入っていません。ルーラーの水星は3ハウスで、木星とコンジャンクションの範囲です。
そのため、火星木星冥王星のTスクエアに巻き込まれている状態です。

21日に太陽が双子座に移動したので、そのチャートを見てみると太陽は8ハウスに入り、ディセンダントに木星、MCに火星、ICに冥王星がコンジャンクションしていました。

太陽が双子座入り(5月21日)

上のホロスコープを、太陽が双子座にいる1カ月間の運気として見ると、地震や火山噴火も含む災害が起きそうな配置です。

念のためお気をつけください。食料や飲料水の備蓄はもちろんのこと、避難経路や出先の場合の連絡方法など、ご家族と確認なさっておかれたらよいと思います。

豊かさはあなたが存在するところに

牡牛座には2018年から天王星が入っているため、価値観が揺らぎやすく、物の見方、捉え方も大きく変わっていっています。
現在、日本政府は欧米に倣えと、LGBT法案を通すことに躍起になっており、女子トイレや女子更衣室を無くすなどの暴挙に出ています(銭湯も混浴になるかも)。性犯罪が増えるだけのように思うのですが・・・。このジェンダーの問題も、牡牛座らしいと思います。

新月図を見ると、木星は2ハウス、金星が5ハウスでクインタイルの角度を取っています。経済と娯楽や芸術の部分が活性化します。
金星は土星とトラインなので、制限ある中でも楽しみは欠かさないようです。蟹座の金星は面倒見がいい姉さんのイメージがありますが、5ハウスはSEXにも関係しているので、恋愛が盛り上がるかもしれませんね。

ただ木星がTスクエアなので、経済面はなかなかの負荷がかかっています。
活性化は、ハッピーばかりではないですね。
牡牛座のテーマは「Ⅰhave」は、つまりお金に関係しているので、金銭問題、金融システムの変化などもありそうです。

5月20日新月図

火星木星冥王星のTスクエアがピークになっているので、災害やテロなど何が起きてもおかしくない状態です。
でも、怯えて部屋に閉じこもっているわけにもいきませんので、この凄まじいエネルギーを、ポジティブな意識で自分のために使っていきましょう。

価値観が揺らぎやすい時なら、揺らいでもいいんだとシンプルに考えてみてください。揺らぎながら、行きつ戻りつしながら、自分にぴったりくる価値観を見つけるチャンスです。
それから、なるべくリラックスしてお過ごしください。
太陽が双子座に入ると情報過多になるため、精神的に疲れを感じる場合があります。そんなときは、テレビを消しスマホも出来るだけオフに。

自然の中に出かけてアクティビティを楽しんだり、ご自分が心地よいと感じることを大切にしましょう。牡牛座は、五感の星座でもあります。
お金やモノをたくさん持っているから豊かなのではなく、あなたが存在する所に豊かさがあるということを自然は教えてくれるでしょう。

贅沢ではなく美味しいものを食べ、好きな音楽を聞き、肌触りのよい服を着て、洗濯したてのシーツの上に眠る、そんなささやかで何気ない日々の中にお金に換えられない幸せはあるものです。
どうぞ、素敵な新月を!

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