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キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONSのプレイ感想

発売当時ちょっと話題になっていたキャプテン翼の新ゲーム、とりあえず自分がプレーヤーになって世界戦を戦うモードをひとまずクリアした。
(クリアしたらブラジルやアメリカと決勝戦えるルートが追加されたぞ!とかなってまだまだ道は続くのだが)

もともと買おうかなぁと思っていたところで、ラジオで大友中や花輪中が強いみたいな話を聞いて俄然興味を持って買ったけど、個人的には概ね満足な出来だったなぁという感じ。
結局のところ自分が中学生編あたりのキャプテン翼が好きだったので色々思い出補正もあって、試合展開とかも覚えてるものが多いからゲーム中にあえて同点にしてみるとか、この選手にシュート打たせてみるとかやってイベント発生させられるのも個人的には面白かった。

問題の大友中とか花輪中も確かに最初は全然勝てなくて面を食らった。
大友中は浦辺から新田へのロングパスからの隼シュートで何回も点を取られるし、花輪中はスカイラブハリケーン打たれたら森崎くん取れなーい!だから攻め込まれるとどうにも出来なくなる。
ある程度ゲームを進めて分かったのはとりあえず中盤より前でボールを支配し続ける、必殺シュートで敵GKのHPを削りまくって点を取るというガン攻めスタイルが強いということ。
実際花輪中の後は意図的に引き分けた決勝の東邦学園まで負けなかった。

そして次は自分がプレーヤーとなって戦う世界戦モード。
最初噂通りの1時間近いムービーを見せられたり、イタリアのヘルナンデスの黄金の右腕が強すぎて花輪中以上に負けたりとなかなか苦戦もしながらも決勝のドイツまで駒を進めた。
ドイツ戦もこれまで通り中盤でボールを支配してゴールキーパーのHPを削る作戦なのだが、いかんせんドイツのキーパーのミューラーは強い。
とはいえこちらもネオタイガーショットにネオドライブシュートを打てるようになっているので、原作と違いミューラーからも点は何とか取れる展開。
(ちゃんとドライブタイガーツインシュートは止められるのは嬉しかった)

今までならこれで2点くらい取ればそのまま後は勝ち確みたいな状況だったのだが、さすがはドイツの若き皇帝シュナイダーは格が違った。
基本的にゴールキーパーはHPを削られていなければ敵の必殺シュートでも3本くらいは止められる設定で、何と言ってもこっちはSGGK若林源三が守っているので今までの試合はイベント以外で点を取られることもなかった。
しかしシュナイダーはボールを持って二人くらいをかの有名なパンチしながら抜く強引なドリブルで抜くと、こちらのフィールドの真ん中くらいからファイヤーショットを打つと、いとも簡単に若林くんをふっ飛ばして点を取ってくる。

最初は原作通りのペナルティエリア外からのシュートは1/2でしか止められない的なやつかと思ったが、何度ファイヤーショットを打たれても若林は毎回吹き飛ばされて失点するのだ。
最初戦ったときはこちらが頑張ってミューラーから3点取ったのにシュナイダーに4点取られて敗戦。その後もシュナイダーにボールが渡るとほぼ確実に点を取られるというバランスだったので何度も敗戦してなかなかクリアできなかった。
最後はなんとかシュナイダーに仕事させないことに成功して勝利しトップの画像の状況となった。

正直サッカーゲームとしては?な部分も多いのだがキャラゲーとしてみると原作通りの話だったり、新キャラクターが出てきて各国強くなっているのも面白い。あとはゲーム的に南葛中以外の選手との交流もそれなりに描かれているので漫画で読むよりキャラクターのことを知れた気がする。
そして何より必殺シュートのエフェクトやカメラワークは原作の高橋陽一先生の躍動感あるコマ割りを表現できていて良いなぁと思った。

個人的にキャプテン翼が好きな人には強くオススメできる一本。

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