謎解きはキスのあとで

DIALOGUE+の新曲発表公演「走れ!君と曖昧な光のあとで」の感想は25日の二日目公演が終わってから書こうかなぁと漠然と思っていたけど、タイトルのこの曲だけは好きすぎるのでちょっと先に書いておこう。

今回のライブは新曲発表公演とあるように新曲5曲を披露することが目的のライブだ。特に新曲4曲はセンターボーカル制でメンバー8人の内2人ずつがセンターとして歌う曲になっている。
「謎解きはキスのあとで」はメンバーの内山悠里菜ちゃん(ゆりにゃ)と宮原颯希ちゃん(さっぴ)の2人がセンターだ。自分のことを知っている人ならピンとくるかもしれないが個人的なグループ内の推し1位と2位の組み合わせだ。

事前の放送で少しだけ曲も聞けたがその時の印象は可愛らしい曲だなって感じだったが実際に聞いた時の最初の感想がこれ。(twitter埋め込みしてみたかった)

初めて聴いた時に何だかすごく懐かしさを感じたのだ。
ライブ後の打ち上げ放送でこの曲の話をした時に、プロデューサーの田淵さんが言っていたのは90年代くらいのJPOPのオーダーということで、自分のこういう第一印象も間違ってないのだなと思った。
何かに似ている感じをアーカイブで何度も聴いて考えを巡らせたが、個人的な感覚としては広瀬香美とか大黒摩季って感じ。
同世代でもZARDとか今井美樹とかとはちょっと違う感じ。

そして何よりダンスが凄く可愛い。傘を使ったダンスでちょっとミュージカルっぽいのと、センターボーカルの2人がカップル感を出していて、この2人がどういう関係性なのか色々と想像を掻き立てられる。
特にサビのキスの時の振り付け2人で傘で見えないように隠れるのは秘密の花園感があって良いんですよこれが!
歌詞も謎解きとかけてラブソング的な可愛さとは違ったミステリ的な単語が散りばめられているのもギャップがあっていい。密室、計画的犯行、凶器、犯行現場etc、ちゃんと恋愛要素としても考えられる言葉ではあるのは遊び心として好き。

センターボーカルの2人、ゆりにゃは元々歌が上手いというより表現力の鬼みたいに感じているので、こういうストーリー性ある曲を歌わせるといちいち表情が可愛いし途中のセリフパートはバチッと決めてくれる。
さっぴはメンバーの中でも歌が上手いなと思っていて、Cメロのソロパートで声を張るところはかなり聴いてて気持ちがいい。

推し二人が歌っている、自分が好きな90年代ポップな曲調、ダンスも可愛いし好きなミュージカル感もある、歌詞の遊び心も好き、セリフパートなどで声優的な強さも感じられる、推しが可愛い、自分にとってプラスしか感じられない最高の曲だった。
推しが歌ってるという贔屓目無しでも現状2020年聴いた曲の中だと一番好きな曲かもしれない。

色々書きたいけどまた二日目公演もあるけどこのくらいで。こういう今の感情、感想を書き留めておくのやはり楽しい。

そう言えば歌詞の中で「ホームズにだってばれやしないの」という単語が出てくるけど、恋愛に関してはホームズはバカなんだよなぁと思ってしまって色々と毒されていることを実感した。

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