「美味しんぼ」再読備忘録2024「技巧の極地」‐第五巻「青竹の香り」第3話‐
東西新聞社に人間国宝の唐山陶人が訪ねてくる。唐山陶人の喜寿の祝いの席へ士郎を招待しにきたのだ。唐山陶人は栗田さんも一緒にと誘う。
以前、第二巻第7話の「幻の魚」では、士郎が来ているとわかるなり、
これだった。今回は師匠の唐山陶人の祝いの場なので…
これくらいにとどめておいた雄山は偉い!…のか?。さて、お祝いの席は宴もたけなわで、招待客の一人がこんな事を言いだした。
料亭の主人らが誇りをかけて、腕をふるい合い、素晴らしい鯛料理が順々に披露され、唐山陶人のいたずらで首を突っ込んだ士郎が鯛の干物を出して、一矢報いる。その素人料理に感心する皆に雄山が一括する。
今回のこのお話、全く突っ込むところがないというかうまく突っ込めないエピソードである。なんというか読んで(・ ε ・)フーンで終わってしまうのである。
このような審美眼も教養も知識もないからというのも大きい要因である。凄い悩んだが、どうやっても面白く書きようがなく、たまにはそんな回もあるさということでお許しいただきたい。(つづく)