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【ノベルゲーム】クラウンワークス虚実概論

クラウンワークス虚実概論は、全6章で現在4章までリリースされているノベルゲーム。
魔述で戦い、脳科学に従う。
ただし心理学で裏をかく。
トラウマだけが武器になる。

0章 レミニセンス

主人公・久世正宗はカウンセラーと対峙する。
彼が同級生を殺した。その真相を聞き出すため――
しかし、カウンセラーは何かがおかしい。

1章 記憶の物質化阻止によるPTSD予防と治療のあり方――あるいはスフィンクス

久世正宗は記憶を辿り、カウンセラーに語り始める。
およそ、正気の沙汰とは思えない真犯人。神のごときイデア。
その残酷と契約について。

2章 自我同一性の喪失が重篤化した乖離性障害のトリガー ――あるいはヤヌス

最強のイデアと対峙した夜を、乗り越えた久世正宗。
しかしそれは、正当でも正常でもない方法だった。
罪人となった彼の前に、警察官の魔述師が現れる。
その強さは、何も解らない戦いの世界で頼りになるものだ。
しかし、それは罪を犯した者には適用されない。

3章 恐怖条件付け成立後のセロトニン放出箇所の変化をもたらす機構――あるいはアークエンジェル

【御前】は無力を感じる。
祖母より幣魔述師を継承したのに、知識も実戦経験も無く、故に久世正宗は前線に出て傷つかなくてはならない。
本来は誰も巻き込まないつもりだった。
けれど街に天使が現れ、高みを目指す毒が人を侵すとき、そんな綺麗事は形骸化する。

4章 記憶の書き換えを可能とするエングラムセルの人為的発火 ――あるいはヒュドラ

久世正宗と【御前】に仲間が増えた。
彼らは、街の平穏を誓う夜の守り手、【夜警】。
北で大蛇が目を覚まし、街に複数のイデアの戦火が上がるとき、【夜警】は分断される。
山奥の旧家の奥に封印された、サイファーそっくりの人形。
畳を這いずり回る言葉を失った女性。奇妙な村。
あり得ないはずの徒党を組むイデア。

1つでも困難なパズルを、同時に解決するもの。
その名は【文字禍】。
世界から人知と魔述の基盤である、言葉を消滅させる魔述だ。

5章 仮題・依存症の諸相――あるいはキュクロプス

次回発表
イデアを殲滅せんとする【御前】は、ついに人馬祭の復活にこぎ着ける。
彼女のイデアの力を増し、この街に強力な場を築く、失われた祭。
しかし、人々は誤解していた。脅威は上空から来ることに、慣らされていた。
それは、巨大な単眼の形をした負の学習だ。
イデアと魔述師に加え、秘密結社bldkさえ戦いの渦を作り上げる。
敵の敵。味方の敵。誰に依存するのが勝利の近道なのだろう。

6章 ??????――あるいはナイトメア

未発表
世界は終わり、悪夢に飲まれる。

廃章 報酬系回路の電気刺激で行動制御は可能か――あるいは アマノサグメ

ネズミを電極で、ラジコンのように操る技術が、現実にある。

協力関係と敵対関係を同時に構築する久世 正宗とサイファーだったが、人外は突然その一線を越えた。
彼に埋め込まれたラジコンのアンテナ。意思を操作する至高のイデア。

一方、御手座 巴は、久世正宗を標的とし、虹を儀式する後輩に出会う。

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