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2022年出資馬振り返り

 まず、こんなものを読もうと開いてくださった方々がいるなら感謝を申し上げたい。普段交流させていただいている皆様にも感謝を。勝ちましたツイートをしたときにいいねをしてくださる方、コメントをしていただいている方に最大級の感謝を。みなさまとツイッターという脆弱な関係性でつながっているからこそ、お互いに強力なサポーターとして、馬のファンとして相互に盛り上がれる存在としていられるのかなと思います。皆様がいるからもっともっと一口馬主という趣味を楽しめている。1年前の全日本2歳優駿で皆様と川崎競馬場で分かち合った勝利の喜びは忘れないし、多くの方と握手や抱擁を交わしたことはこれ以上ない醍醐味と思う。
 
 このNoteは自分の出資馬の活躍をデータにして残しておき、これから先の出資戦略に役立てることが目的。一口馬主も3年目に突入し、2月で4年目を迎える。それくらいやってくると自分で「この牧場は避ける」「この厩舎は避ける」「この馬は避ける」という目安が出てくるもので、なるべくその正しいか正しくないかはわからないマイルールに沿って納得する出資をしたい。それに則っていれば走らなくても納得できるから。我慢と挑戦という2つのバランスを保ちたい。以下は書きたいことを書く。構成はめちゃくちゃ。

2021年は出走回数34回に対して勝利回数は6で勝率17.6%。掲示板回数は15回で44.1%。8着内回数は67.6%。
2022年は出走回数77回に対して勝利回数は6で勝率7.8%。掲示板回数は29回で37.7%。8着内回数は53回で68.8%。
勝利は5月の1勝Cウィンダミア、7月の1勝Cドグマ、11月の霜月Sドライスタウト、12月の未勝利テラステラ、12月の未勝利グランベルナデット、12月の1勝C万両賞テラステラ。11月19日まで2勝だったのに終わってみれば昨年に追いついて6勝。どんな追い込み方だ。みんな走ってくれてありがとう。
 8着内回数は増えているので、奨励金を持って帰る割合が増えているものの、勝率は半分になって掲示板回数も減っている。特にこの世代は勝ち上がり25%だった広尾の世代の頭数が多かったので、その影響を受けて勝率や掲示板率が下がっていることが大きい。勝利数については上記と同じこともあるし、ドライスタウトが走れるレースがない→園田事件→長期休養のために2戦1勝、しかも園田ではレースにならなかった…思い通りにレースに向かえなかったという理由も大きい。キャロットは2頭で13着、6着、2着の成績だし…やはり理想とは程遠いものだ。
 新馬勝ちできると思っていたテラステラ、グランベルナデット、キープスマイリングは3着、6着、2着で勝てず。そしてミスティックロアは入厩すらできず。描いていた青写真は実現ならず。しかしテラステラは1勝クラスの特別戦を勝利、グランベルナデットも強い競馬で未勝利を勝ってくれた。キープスマイリングも新馬2着だったし、しっかり選べているといってもいいのではないだろうか?少し自信がついたところではある。
2021年に比べて頭数・出走回数は増えたのに勝利数と掲示板内率は増えなかった。しかし獲得賞金は昨年比118.6%となる1億0494万円で、3年目で初の1億突破となった。昨年も2世代、今年も2世代でやっているので、古馬に6頭を送り出せる2023年は3世代になり、さらなる活躍を期待している。
最後に地方では13戦4勝で、合計すれば10勝となり一応2桁勝利になる。中央地方合わせて90戦10勝で勝率11.2%。出走回数はそれだけ楽しい時間があったという証拠。みんな頑張ってくれた。

2023年世代。21産駒はしっかりとそれまでの2年の経験を反映させて出資を決めた。
キャロットでの出資を始めてから、余計に広尾の値段に疑問しか感じなかったので
・広尾の馬は最も厳しい目で見て、控える
と決めた。
ステラエージェントはキャロットでGunRunner落ちたこともあって、キャンセル出資がかなった馬。にしても高いと思うけどね。キャロットのGunRunner、最優先に入れて落ちたパルクリチュードは新馬勝ちをしているが、その馬はなんと2600万円。その3倍の活躍をせねばなるまい。正直異常な値段だと思っている。4000口だからなんとか出資しただけで…値段はおかしい。デプロマトウショウも高いと思ったし、またトウショウ冠でもないのに~トウショウとか、トウショウ~とか名前つけられたらすごく嫌だなと思ってスルー。サンライズシェルは「出資しないわ~笑」とかイキってたのに結局出資。すみません。値付けには疑問だけど。サンドクイーンはblaze的期待大のブリックスアンドモルタルということで出資。エンパイアブルーは高いなと思ってスルー。ゼロカラノキセキはダート牝馬でスルー。ステラリードは高いから1口だけ。次の世代に9000万とかなるようならスルーになるだろう。ミスペンバリーは小さすぎてスルー。セイリングホームはハーツクライの後継種牡馬が総じて成功しているとはいいがたく、様子見のためにスルー。これで活躍したら仕方ないと思う。パーフェクトラヴは今から見るとサトノクラウンすごいので出資してもよかった。しかし募集当時は走ると思っていない種牡馬だったし、小さいのでスルーだった。これは見る目がなかったな。ラズベリータイムは「ダンカーク(笑)」なのでスルー。ピエノフィオレはもちろん気になるけど値段が頭広尾すぎてスルー。セリで価格わかってるのに強気すぎるでしょ(笑)悪癖も手術歴も隠してたし、すべての要素において広尾に信用がない。走ったら仕方ない。フォーエヴァーユアーズは追加募集で出資するならこの馬だった。けど気づいたら埋まってたしもういいかな、という感じでスルー。クエストフォーワンダーはセントアイヴスが1月5日にデビューするけどそれ次第じゃないかな。募集当時はひとつ上が信用なかったのと、ダート牝馬でスルー。ベネディーレはこれで価格上げてくるのか。という感じでスルー。あと田中克厩舎は不安。
「高いからスルー」という理由でイエルバブエナを無視しているので(DMMでシャンドゥレールとかも)、そのスルー理由はあんまりいいとは言えないものの、全部出資していたら金も足りないし切る理由として回収率を意識した「高いから」というのは理にかなっているのでは?と思ったりする。
 広尾を見る上では、
・桑田牧場の牝馬は避ける
・ダンカークは避ける
・田村師、池江師、田中師は避ける
・比較的/相対的に高い馬は避ける
というところか。生産牧場も記載しない、当歳のサイズは載せない、手術歴や悪癖を公開しない(のちに公開した)、取り違えは起きる、説明不足、動画の質と量が低い、メルマガの質が低い…などほかのクラブに比べてクラブ力が低すぎるので、入会している4クラブの中では最も厳しく判断していく。それで逃す大魚もいるだろうが、「自分では何もできない」という趣味だからこそストレスを感じないようにしたいからこその選択をしていく。
出資:ステラエージェント、サンドクイーン、サンライズシェル、ステラリード
 広尾を最も軽視しているけど、2000口で馬代が高すぎる馬もいればそれなりに安い馬も多く、口数も頭数も出走回数も多いことになっている。それはイコール一口馬主の楽しみにつながることだし、未勝利を乗り越えて古馬に進んでくれる馬がドグマ、ウィンダミア、アリシアンと3頭いるのがありがたい。後述するが、中央で1勝を上げたうえで残ってくれたことが何より素晴らしい。世代の勝ち上がり25%だけど、しっかり選べれば自分の出資馬の確率はもっと良くなったはずで、自分の見る目と出資を我慢する気持ちがあればもっと自分の成績は良くなっただろう。クラブは勝ち星を挙げるために努力しなければならないが、私たち出資者も同じように努力、我慢、見極めをしていかなければならない。お世話になってます。馬は本当に頑張ってくれてる。

 YGGはG1馬となってくれた、Jpn1勝ち馬ドライスタウトが大エースとして君臨したが、園田での事故によって長期離脱せざるを得ない状況に陥った。ほぼ11か月ぶりといってもいい、5月からの6か月休み明け。不安に感じたレースだったけどそんなものなかったかのように古馬との対決で圧勝。OPでそれほど斤量に恵まれたわけでもなかったが、展開も着差もすべて圧勝といっていいだろう。そして年明けはフェブラリーSの出走を目指してすばるSへ。またもや難しいレースになるけど、勝ってくれればフェブラリーSの出走が安全圏になりそうだから今回も勝利を願って応援するのみ。
 そのドライスタウトが勝ち上がり、他に中央で勝ち上がれる馬はいなかったもののロフティースマイルは地方転籍後に3戦2勝で中央に1勝クラス馬として戻ってきたし、ラッキーミーティアは中央に転籍して殴り込んできた。計3頭が中央で古馬として戦うことができる。人によって違うことはよくわかっているが、私はそれも勝ち上がりと捉えている。本来なら9月で姿を消してしまう馬がそれからも走り続けてくれる。それはうれしいことであり上のクラスで戦えるので勝ち上がりと「同等」という考え方。
 翻って2歳馬は勝ち上がれずだった。しかし地方に目を向けるとラッキーミーティアの弟、ラッキーストーリーが10戦して(2-2-3-3)という成績を残してくれて、さらに認定獲得/ウイナーズチャレンジを勝利して目標に掲げていたJBC2歳優駿に出走するなど、YGGの地方馬の歴史の中でも目を見張る活躍をしてくれた。かなり楽しませてくれたなぁと思う。
 バークエムは2戦0勝、マロンアルジャンは5戦0勝。走ってくれて偉い。YGGの昨年のお得意は「走って強くしてギリギリ勝ち上がらせる」これでいこう。
 YGGの21産駒はキングスミール、クラリティーアイズに出資済み。追加で悩んでいるのはアヴァマローネ、サウンドアドバイス、リボルトレイダーの3頭。アヴァマローネは米国血統牡馬は買えという自分の出資軸に従うと出資するべき。サウンドアドバイスは出資したい種牡馬のアメリカンペイトリオット。リボルトレイダーはラニ×ワイルドラッシュでいい血統。トモの筋肉も目を引いた。出資してもあと1頭だと思ってるからどうするか…悩みどころ。世界的名血といえるWarFrontは好きではない、かつ日本ではあまり活躍できた事例がないので、WarFront系であるOmahabeachとアメリカンペイトリオットを切れば日本で活躍しているTapit系のラニが一番ぴったりだとも思う。
 クリストフォリはとん挫でスルー。ルールザユニバースは父でスルー。ノボレインボーは父でスルー。シンラバンショウはダートを走る牝馬でスルー。ビーチパーティはダート牝馬でスルー。ズッチーナはダート牝馬でスルー。ヴィオレッタはサンダースノー様子見でスルー。この子やほかの産駒が走れば出資する種牡馬として考える。プレインズウーマンは出資を考えたけど現在はスルー中。まだ大きくなりそうだけど現状は小さい。ブーケドロゼブルーは上の結果を見てスルー。ビジュートウショウはダート走りそうだなと判断してスルー。ユーリカはダート牝馬でスルー。ブリリアントコールは父でスルー。そのラインナップで喜ばれることも多い通好みなYGGだけど、それだけ人を選ぶということ。
出資馬:キングスミール、クラリティーアイズ
 来年はドライスタウトが国内でどこまでやれるか試される1年になる。そして勝ち上がれるか、どの子に出資するかの考えに。ライト会員なくなったときにやめようかなと思ったけど結局続けているのはいいクラブだし、馬の募集価格も比較的安いから。ただこのまま500口が増えるようならもっと控えめになるかな。1000口が嫌なのはわかるけど続けてほしいところ。先行募集以外は500口だし、500口にしたいクラブと1000口で出資したい私の間に溝が広がり続けるかもしれないな。それも我慢と挑戦のバランス。

 バヌーシーは出資2年目。1年目の20産駒はグランベルナデットが6か月の休み明けで未勝利を強い勝ち方してくれた。残りはかわいいエンプレスペイとデビューできないプロスペラーレ、入厩できないミスティックロア、いい背中をしてるけど初物に弱くてレースでは発揮できないロベリア。エンプレスペイとミスティックロアは勝ち上がりに計算しているけど…さて。ここでやっと1世代目が走ってくれたわけだけど、やっぱりロマンにあふれているなぁとは思う。特にグランベルナデットはクラシックに乗れるんじゃないかと期待をさせてくれているし、その結果は2月の東京でわかることだろう。やっぱりなのか、案外なのかということは…。いずれにせよ、桜花賞よりオークスを目指してほしいがどちらも出られるに越したことはない。しかしそんな簡単に勝てないことはこの4年で学んでいる。高いなと思ってスルーしたシャンドゥレール、グランデスフィーダもしっかり勝って次のステージに進んでいるし、エースと思って出資したグランベルナデットも勝ち上がっている。高い馬が活躍するのはロマンにあふれてるし、コスパという意味でもそれに応えてくれるクラブというのは立派だと思う。毎年できるわけではないと思うので、それをいつ引くかが重要かと思うが、やっぱり高い馬はスルーしたい。
 募集馬に関しては、サマーハ、パンデリング、ウィープノーモア、キャリコは高いからスルー。この価格以上に活躍したら仕方ないね。ハーツクライは好きじゃないしメジロツボネも高いしだったけど…やっぱり「メジロ」の名前は特別。出資してしまった。これはロマンでもあるし、センチメンタルでもある。メジロではないが「メジロ血統」であるG1馬グローリーヴェイズ下でもあるし、当たり外れは別として出資せざるを得なかった。シンハディーパはスルー予定だったけど、母系を引き出すKM系にウォーエンブレムときたら爆発力はあるのでは、と考えて出資。シャンパンルームは自分のエース枠と考えて出資。でかくなりすぎなければいいけど…。カデナダムールは出資を考えていたけど小さすぎて。カンデラはこっちのレイデオロに注目していたので出資。コレクターアイテムはblaze的注目馬のブリックスアンドモルタルで出資。アルギュロスはハービンジャーが好きではないのと頓挫でスルー。ファイナルドリームは安さに惹かれたものの池江厩舎でスルー。タミーンは出資悩み。下河辺だしダイワメジャーだし、嫌う要素はない。パセンジャーシップも悩み中。ヴィラはニューイヤーズデイで出資。
 出資馬:メジロツボネ、カンデラ、コレクターアイテム、シンハディーパ、シャンパンルーム、ヴィラ
 正直出資しすぎた。我慢効かなかったんだわこれ。でも全部1口なのでリターンも少ないがリスクも少ないということで釣り合いを。グランベルナデットは唯一2口(それでも最多で2口)出資しているのはそれだけ期待をかけていたからだし、21世代にはそこまでびびっとくるような馬がいなかったのも事実。それは好みだし資金力だし、人によって異なるよね。お笑いと同じで。別にそれは個人独特なものであるし、100人いたら100人の資金配分があって、100人の出資リストがあって…好みだからね。それでも頭数は確保しているので出走さえしてくれれば楽しませてくれそうだな。更新も多いし動画も多いし、出走以外の部分でも楽しませてくれるのが最大の特徴。続いてほしいね。

 キャロットも現2歳世代からご縁をいただいて出資開始。ヘニーヒューズ産駒のクエイヴァーから出資が始まる。ありがたいことにキャンセル募集でQualityRoad産駒のキープスマイリング(バヌーシーのウィープノーモア21の上)を出資することができた。この世代で新規入会時に最優先を選んだGunRunner産駒グローバルビューティは新馬勝ち。2600万のお手頃価格。キープスマイリングも3000万のお手頃価格(血統にしては)。
 クエイヴァーはデビュー戦13着も次の未勝利戦を6着まで前進した。これはいいレースができるなと思っていたところにまさかの怪我…。脚を打撲してしまい、放牧して2か月あまり好転がない状態。夏の間にデビューできたものの、まだ2戦。もうちょっと走ってくれれば言うことはないが、3歳以降に期待だな。もう1頭の2歳馬キープスマイリングもなんとか2歳の間に新馬デビューをすることができた。1回使うことができて良かった。出資時は新馬勝ちできるような馬としてみて出資しているわけだから、この2着はちょっと痛い結果だった。でもデビューが予想以上に伸びたこと、大きすぎる馬だということ、気性が怪しすぎること…いろんな要素があっての2着。馬も、関係者も頑張ってくれた。武井師に横山武騎手…。次戦は勝てますように。
 21産駒は6頭に出資した。一口馬主になるにあたってやりたいと思っていたこと…募集ツアーに参加することができたというのは本当にうれしいことだった。馬に触れると思っていなかったので、募集馬たちに挨拶してニオイを嗅いでもらって触らせてもらって…という一連の流れを何度繰り返したことか。そしてそれは毎回楽しい体験で、来年もぜひ行きたいと思わせるものだった。これだけサラブレッドに触れることはなく得難い経験だった。その中で20頭近く応募して残った6頭。最優先はキズナのロスヴァイセ。一般でご縁があったのはロードカナロアのジョプリン、ニューイヤーズデイのチアズメッセージ、マインドユアビスケッツのバイラオーラ、ドゥラメンテのビートリックスキッド、ブリックスアンドモルタルのラプソディーア。ロスヴァイセは注目している母父シンボリクリスエスで父キズナの牝馬はこの母父でG1を2勝。つまりキズナでG1を制しているのは母父シンボリクリスエスの牝馬に限られる。エリザベス女王杯を制したアカイイト、安田記念を制したソングライン。どちらもキズナ×シンボリクリスエスの牝馬。注目するのは当然。もちろん活躍できる馬は一握りで、活躍馬と同じような配合だからと言って全弟、全妹が必ずしも活躍できないのと同じようにそれは期待値でしかない。それでも優先を使うには十分な理由と言えた。そのため最大の期待を込めて優先を使った。優先内の抽選だったので当たるかどうかはわからなかったけどよく当たってくれたなと。もう一頭悩んでたのはニューイヤーズデイ産駒のグリューヴァイン。こちらを一般に回す作戦を取った。2頭取れれば最高だったけどそれはでき過ぎというもの。結局上の評価をしたロスヴァイセは取れて、2番手評価したグリューヴァインは取れなかった。彼もかなりいい進み具合だから惜しいことだけど…それも我慢と挑戦の一つ。キャンセルで多い口数出てくれれば狙うけど。ジョプリンはカナロアに出資したいというのがあったし、生産がレイクヴィラ。メジロの後継なのでレイクヴィラには注目している。その理由もあった。チアズメッセージはニューイヤーズデイの牡馬ということでダートでやれそう。バイラオーラは安かったし、フレッシュサイアーランキングでも上位に立っているということで期待値は高いかなと。ビートリックスキッドはドゥラメンテをなんとか1頭確保したいということでマイハッピーフェイスと並んで申し込んだ1頭。残念ながらハッピーフェイスは落選しまったけどビートリックスキッドはなんとか引っかかってくれた。ドゥラメンテ牝馬は地雷扱いされていたし初年度はそうだと思っていたけど、NF社台を中心に2年目からは牝馬の成績が改善したという情報を掴んでいたし、母父がローマ字つまり外国産馬(前者はVictoryNote、後者はTizWonderful)が走るだろうなと見立てをしている。タイトルホルダーはMotivator、アリーヴォはHarlan's Holiday、バァーデンヴァイラーはフレンチデピュティ(French Deputy)、スターズオンアースはSmart Strike、ヴァレーデラルナはJump Start、リバティアイランドはAll American…という感じ。その見立てにあっている血統なのでなんとか活躍してほしいし、期待もしている。ラプソディーアはこちらもblaze的期待馬のブリックスアンドモルタルの産駒。B&M産駒はかなりの数応募していたけどひっかかったのはラプソディーアだけだったな。やっぱり抽選すげぇ。
 正直2プラス6頭で8頭になったわけだが、6頭分の請求にヒェッてなったし、維持費もすごいことになっているので走ってくれないと困るっていうのはある。小口しかやってなかったから、400口のコストには面食らった。無理しているわけではないけどそれなりに力を入れているところではあるので空振りしたら大ダメージ。NF系の中でもサンデーシルクより成績悪い部分も多いし、跳ねるかもしれないけど平均値は少し劣るかなと。その中であたりを引けるか引けないか…

 2022年の結果としてはドライスタウトが総大将として存在し、広尾の3本柱ドグマ、ウィンダミア、アリシアンが惜しかったり勝ったりしながら稼いでくれた。そのうちに下の世代から2頭出てきてくれて、広尾から未勝利→1勝C連勝で2歳OP入りしたテラステラ。バヌーシーから手術空け未勝利圧勝のグランベルナデット。キャロットからも出てきてほしいなぁ。クエイヴァーとキープスマイリングの2頭未勝利はキッツい。ヘニーヒューズと外国ダート血統の未勝利はつらいものがあるよ。まだ9か月あるから望みは捨てずに。
 ドライスタウトは14のOP、ウィンダミアは13、ドグマは12、アリシアンも12、テラステラも12から14でみんな短い…キタサンブラックとエピファネイアで12勝ってるのがむしろすごい。モーリスで12勝ってるのもすごい。距離延長しても勝ってすごい。ドライスタウトは16のフェブラリーが大目標。テラステラも16のNHKマイルが大目標。唯一中距離の20を勝ったグランベルナデットは24のオークスが大目標。それを目標にできるっていうだけで楽しくなる。出られるのは一握りも一握りだけど、目標にできる→出走できる→いい成績残せる→勝てるという段階で喜べるものがたくさんあるので、どこまで楽しめるか、楽しませてくれるかという期待がある。その期待も楽しめるし、結果も楽しめるし。出資する馬を選んでいるときから楽しいからな。待ちの時間は長いけどその時間も楽しいし、走ってくれたらもちろん楽しいし。勝ってくれたら一番楽しいし。楽しめる時間も長い、楽しめる時間も多い、この趣味に手を出してよかったなと思う。そのぶん金は出ていくけど…自分の懐に見合う手の広げかた、サイズ感にすることで無理せず楽しめる趣味でもある。レベル設定を間違えなければ平静と狂気の間に収まって健全な楽しみ方ができるだろう。それは我慢しなきゃいけないものだし、どれだけラインをふみこえていくのか挑戦する部分でもある。無理せず楽しみましょう。
 
 以上4クラブ。一口馬主を始める前に「これをやりたいな」と考えていた4クラブに入ることができたので、これ以上ほかのクラブに入ることはないと思う。正直インゼルには惹かれたけど懐が氷河期になるので我慢をした。それぞれ価格とか満足度に比例して資金を配分するべきだと思うし、調整していかなければならない。キャロットは一番期待値があるけど価格は高い。広尾はクラブの魅力がないけれど安い馬もいる。YGGは小粒だけど堅実に走ってくれる。バヌーシーは高いけどロマンがありクラブ力が最も高い。それぞれ魅力があってそれぞれ短所もある。馬と同じようにクラブの合う合わないもあるし、私のように広尾を下げる人もいれば広尾を第一に考えている人もいる。わかりあえないしわかりあう必要もない。誰かと競り合うわけではないし誰かの上に立つわけでもないからね。結局自己満足だし自分が満足すれば勝ち。走るのは馬だし。馬に感謝したいんだな。
以上。

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