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ゲーム FTL: Faster Than Light プレイのすすめ


視聴用BGM ループ再生推奨

FTL: Faster Than Light というゲームについて


リンクなど

公式サイト↓

Steamストアページ↓

Wikipediaのページ↓

本記事ではインディーゲーム『FTL: Faster Than Light』を紹介します。

有名なタイトルと思いますが、触ってみて面白さに感動したため記事を作成しました。補足すると、Steamのフレンドの所有率が意外と低かったのもあります。
リリース日が10年以上前の作品のため、セール時には安く買えることでしょう。
筆者は数年前に¥ 245( -76%)で買って、今年になってから初起動~プレイ時間約100時間となるまで遊んだ。寝かせすぎたと後悔した。


説明

ゲーム内容

「宇宙船シミュレーション型ローグライクゲーム」である本作は、栄光と苦い敗北に満ちた、予測不可能な銀河の冒険に、プレイヤーを誘います。

FTL: Faster Than Light ストアページより

舞台は宇宙で、プレイヤーは1隻の宇宙船の命運を握ります。
戦闘時にはクルー(乗組員のこと)と武器の操作やシステムの起動を行う、いわゆるRTSとルート選択のローグライク要素が合わさった一人用ゲームです。

自分の宇宙船の耐久値が0になるか、クルーが全員死ぬと敗北します。(ゲームオーバー)

各セクターの右端にある『出口』マスを目指して進む。
各マスでは戦闘やイベントが発生する。

ワンプレイの所要時間は慣れれば1時間未満で終わる程度かと思います。

余談ですが、本作品は難しいようです。(主観でも難しいと感じたが、実績の取得率を見て確信した)
Easyモードクリアの実績の取得率は22.6%、
Normalモードクリアの実績の取得率は8.6%でした。
Hardモードは筆者はまだクリアできていません。
※2023/08/22時点の情報

筆者はEasyモードで安定してクリアできるようになってから、
Normalモードに挑みました。

余談:筆者はゲーム『Noita』をクリアできていないので誰か攻略法を教えて下さい


前置きその一:拡張コンテンツなる存在

ゲーム内の説明

ゲーム開始時に拡張コンテンツのON/OFFを設定します。
宇宙船や兵器やシステムの種類が単純に増える(例:洗脳システム)のが特徴ですが、筆者は慣れるまではOFFでプレイすることをお勧めします。

前置きその二:ゲームシステム・操作方法の説明

長くなりますが、ゲームの各画面のスクリーンショットを添えて説明します。
最初に戦闘画面の説明をします。

  • 左下のメモリが電力で、必要に応じて各システムに電力を分配して供給し、システムを作動させる

  • 宇宙船内の各部屋にシステムが設置されており、攻撃を食らうと損傷して使用できなくなる(クルーを部屋に行かせて修理させることが可能)

  • 敵味方の宇宙船には基本的にシールドが張られている

  • 武器は時間経過で溜まるゲージがMAXになるごとに発射でき、狙う区画を選択して攻撃可能

  • 武器によってはボムを消費する(画像左上の9の数字のヤツが減る)

  • ドローン制御システムとドローン自体を持っていれば使える(画像左上の4の数字のヤツが減る)

  • エンジンが稼働していると画像中央上部の「FTLドライブ」のチャージが行われ、MAXになると戦闘中でも移動可能

  • クルーは選択後、行先の部屋を右クリックすると移動する

次にシステムの強化画面を説明します。
安全な宙域で非戦闘時であればいつでも開けます。

左下の「サブシステム」はリアクターからの電力供給が不要。
  • 画像最上部中央の歯車みたいなアイコンがこのゲームにおけるお金

  • 各システムとリアクターを強化可能

最期にショップ画面を説明します。
ショップのセクターに入ったときのみ開けます。(品揃えは場所によって変わる)

  • システムや武器(兵器)を購入可能、通貨はシステム強化時に使うやつと同じ

  • 画像の店にはなかったがクルーやドローン(防衛・修理など種類別)も購入可能

  • 燃料・ボム・ドローン※も購入可能 ※ドローン発射回数というか・・・ドローン制御システムのことではない

  • 修理も可能

補足としてマップ画面も載せます。ゲーム中に見る画面は大体これらがすべてです。

左下にある宇宙船っぽいのが自分の宇宙船の位置
破線で繋がれているエリアに移動可能


面白い点の紹介

戦闘が面白い

大前提として、このゲームはいつでも一時停止※できる仕様のため、じっくり考えることができます。
※しかも停止中にクルーの移動指示・システムの起動・武器の狙いを付けるなどのあらゆる操作が可能

上記の理由により反射神経やリアルタイムの判断力、操作精度は一切不要です。
比較的誰でも遊べるゲームであると筆者は考えます。

筆者が実際に遊んでみて判断力あるいは大局観が必要と感じた有名なゲームの例:Overcooked、Unrailed!、Pokémon UNITE

戦闘開始直後に一時停止した状態。
武器の狙いを付けてから戦闘開始してOK。

戦闘は敵の宇宙船と一対一で行います。
以下のいずれかの条件を満たせば戦闘が終了します。

  • 敵の宇宙船の耐久値を0にする

  • 敵の宇宙船のクルーを全員殺害する(敵の宇宙船が無人機でない場合)

  • 敵の降伏を受け入れる

  • 敵に逃げられる(報酬が一切貰えないため負けみたいなもん)

  • 逃げる

筆者は、兵器の種類と、勝利条件を満たす方法が豊富であることが魅力と考えます。
以下、戦法の例を紹介します。

  • シールドシステムに攻撃しシールドを破壊、直後に武器システムを攻撃し続けることで敵に武器を使わせることなくハメて倒す。

  • 酸素供給システムを攻撃し続けて敵クルーの窒息死を狙う

  • テレポーターで敵の宇宙船に自分のクルーを侵入させ、直接攻撃で敵クルーを倒す

  • 敵クルーに侵入されたときに、敵の居る区画に繋がるドアを全部開けて酸素を失くし、窒息死させる

  • 敵の操縦システムを攻撃し、敵宇宙船の回避率を0にする

  • 修理中の敵クルーごとシステムを攻撃する

挙げたもの以外にも色々できます。ワクワクしませんか?


ルート選択が面白い

できる限り多くのマスを踏んでイベントや戦闘を起こした方が美味しいものの、このゲームの基本として燃料の確保反乱軍の制圧から逃げることが必須です。
その辺を上手いことやるのが面白いです。

エリアの移動(ワープ)には燃料を使い、
戦闘時にボムやドローンを使用することが多々あるため、
ルート選択≒リソース管理 とも言えます。

反乱軍は左端から攻めてくる
自分が移動するごとに制圧エリアは広がるため、全マスを踏破することはほぼ不可能
反乱軍がほとんどのマスを制圧した状態。
こうなると全マスで強い敵との戦闘しか発生せず、報酬もほぼゼロ
こうなる前に出口にたどりつき、次のセクターに移動したい


買い物・システム強化が面白い

結局お金の管理です。
強化をするか、システムを追加するか等の判断を選択を行うのが面白いです。

必須級の強化やシステムはプレイしていくうちに解ると思います。

以下は個人的な感想です。
「この装備が欲しいのに出ない!」現象はほぼ発生せず、店を探し回れば欲しい装備は手に入ります。
特定の兵器を狙うのは厳しいですが、似た効果の兵器で代替することも容易いです。

ゲーム『風来のシレン5plus』の一部持ち込み不可ダンジョンにおいて、
対策アイテムを取得できなかったことが原因となって冒険に失敗して泣き寝入りした経験のある筆者としては、有難い部分に思えます。
(動かずの盾・・・)


イベントが面白い(知識ゲー・覚えゲーとしての側面アリ)

ランダムイベントが多く発生しますが、おいしいイベントはおいしく、ヤバイイベントも選択肢でミスしなければ軽傷で済むなど、基本的にイベントは行えば行うだけ得です。

奴隷商人を成敗して仲間GET!
ちなみにこのゲームのクルーは給料や食料といったコストが一切必要ないため、
可能な限り上限人数まで仲間を増やしていきたい。

選択肢の発生するイベントにおいては、所持システムや兵器やクルーによって選択肢が追加されることがあります。

解放された選択肢(文字が水色になっている3と4)の方が
基本的にお得だ


宇宙船の種類が豊富

拡張コンテンツ無効で16種類、
有効にすると上記に加えて16種類が選択可能ぽいです。

見た目以外に何が違うのか?画像で説明したほうが早いため見てください。
(ちょっとネタバレ注意)

  • 初期から解放されている宇宙船

初期武器が強いので遊びやすい
  • 別の宇宙船

初期クルーが1人で、ドローン制御システムが解放済み。
付け加えるとシステムの「センサー」がないため、
自分の宇宙船内ですら状況がクルーがいないと判別不能。

何もかも違うでしょう?
初期の武器や初期のシステムによって取るべき戦法も難易度も大きく変化します。いっぱい遊べてお得です。


チュートリアルが充実している

この記事の存在意義を失わせています。

雰囲気が良い

  • グラフィック

全体的に・・・クルーの見た目とか兵器の見た目とかが良いです。

  • 仕様

攻撃を受けるとシステムが損傷する→修理するまで使えない
上記が敵にも味方にも適用されているのが良いです。

敵の攻撃で各システムが損傷したので、戦闘中だろうとお構いなしで直させている光景
酸素供給システムも損傷しているので、早く直さないとクルーが全員死ぬ
こうならないように工夫するゲーム

他にも、宇宙空間特有の現象が上手い具合にゲームに落とし込まれていて良いと感じます。

例:燃えている部屋のドアを外につながるように開けて真空状態にすると火が消える、小惑星帯で戦闘すると敵にも味方にも小惑星が飛来して双方のシールドが破られる

  • BGM

冒頭のトレイラー動画で流れているものが作中BGMの一つです。
他にも多数の曲があり、すべて良いです。


総評

思っていたより記事の文字数が膨れ上がりました。
ただし面白い点はまだまだあります。

気に入っているイベントを紹介しようと思っていましたが、
皆さんが遊んだ時の感動を損なう可能性があるためやめます。

以下ちょっとしたアドバイス
遊んでみると敵のミサイルにムカつくと思います。
対策のヒントは・・・・・・ドローン

終わり

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