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水野美術館で版画に興奮

どうしても行きたいと思っていた美術展の最終日が迫っています。この日を逃すともう後がない
!という休日、長野市にある水野美術館へ足を運びました。

立派なお屋敷のような門構え

水野美術館は「♫きのこのこのこ げんきのこ」でおなじみのホクトの創業者、水野正幸氏のコレクションを中心に開館した美術館です。ホクトはきのこ王国長野の企業だったのか!なるほど納得。

正直、長野に来てからきのこを食べすぎて、スーパーで売られているきのこに見向きもしなくなっている自分に驚いています。大好きだったのに・・

門をくぐると美しい庭園が迎えてくれます。いや〜、立派だなぁ。

紅葉の新緑がキラキラ!

開催されているのは『THE 新版画〜版元・渡邊庄三郎の挑戦』という展覧会。

会場に入ると、まずは水野コレクションから横山大観の見事な屏風絵が。思わずため息が漏れるほどの素晴らしさ。さらに墨絵のコレクションが続き、これだけでも一見の価値ありです。

そして本題の『新版画』。明治時代の浮世絵商だった渡邊庄三郎という人が、当時の画家たちの絵画を浮世絵の技法で製作した版画の数々を見ることができます。

福岡で見て衝撃を受けた吉田博(福岡県久留米市出身)の版画も。吉田博も渡邊庄三郎との出会いがきっかけで版画を制作するようになったそうで「よくぞ出会ってくれました!」という気持ちに。

たっぷり1時間半かけて会場を巡り、大満足で美術館を後にしました。版画の世界、楽しかった!

帰る前に庭園を鑑賞。建物の中から見るのが一番美しいようです。池には立派な鯉がいてとにかく何もかもが立派!


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